【武蔵野大学】データサイエンス学部とユカリア、AI・医療データ戦略連携を始動 教育・共同研究に関する連携協定を締結
「医療AI」研究と「ユカリアデータレイク」を基盤に、 次世代医療AI人材を育成し、医療イノベーションを加速
武蔵野大学(法人:東京都江東区、学長:小西 聖子)は、株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三沢 英生、以下「ユカリア」)と医療データを活用した教育および共同研究に関する連携協定を締結しました。
本協定に基づき、本学データサイエンス学部は、ユカリアが保有する電子カルテ由来の医療データ基盤「ユカリアデータレイク」に基づく教育・研究用データセットの提供を受けます。両者は本連携を通じて、実社会の医療データを活用した実践的な学びと研究機会を創出し、医療・ヘルスケア領域の課題解決に貢献する次世代データサイエンティストの育成を目指します。

【連携の背景】
日本のヘルスケア産業は、社会保障費の増加、医療従事者の慢性的な人手不足、地域医療の格差など、さまざまな構造的課題に直面しています。これらの課題に対応するためには、医療現場で日々蓄積されるデータを科学的に分析し、エビデンスに基づく意思決定や業務改善につなげる、データドリブンな変革が不可欠です。一方で、次世代の医療を支えるデータサイエンティストには、単にデータを分析する力だけでなく、現場に潜む課題を発見し、解決策を社会に実装していく力が求められます。しかし大学教育の現場では、実社会で蓄積された質の高い医療データに触れながら学ぶ機会は、依然として限られているのが実情です。
本学データサイエンス学部は「From Local Insights towards Global Impact」および「イシュー志向・解決型データサイエンス」をコンセプトに、現場の課題を起点とした実践的な教育・研究を推進しています。一方、ユカリアは、病院経営支援、医療・介護DX、医療データ活用などを通じて、医療現場の変革に取り組んできました。データサイエンス学部が掲げる教育とユカリアの目指す方向性は、現場のリアルな課題から出発し、社会全体の変革へとつなげるという点で深く合致しており、こうした共通の志のもと、本連携協定の締結に至りました。
本連携では、ユカリアが蓄積してきた医療データを教育・研究に活用することで、医療現場の課題に向き合い、データを通じて解決策を導き出せる人材の育成に貢献します。
【連携の主な内容】
本協定に基づき、データサイエンス学部は、ユカリアが保有する電子カルテ由来の医療データ基盤「ユカリアデータレイク」に基づく教育・研究用データセットの提供を受けます。提供データは、同学部の必修科目「未来創造プロジェクト」、卒業研究、大学院データサイエンス研究科ならびに武蔵野大学アジアAI研究所における研究活動での活用を想定しています。
学生は、最長10年に及ぶ患者の症状・経過に関するデータや、看護記録などの非構造化テキストデータを含む医療データを分析対象とすることで、教科書上の整ったデータだけでは学びにくい、医療現場ならではの複雑性や課題に向き合います。これにより、医療・ヘルスケア領域における実践的なデータ分析力、課題発見力、社会実装を見据えた構想力の育成を図ります。また、両者は次世代データサイエンティストの育成だけでなく、将来的には共同研究の実施も検討しています。
■株式会社ユカリア
ユカリアは、ビジョン「ヘルスケアの産業化」・ミッション「変革を通じて医療・介護のあるべき姿を実現する」のもと、医療・介護の現場の皆さまと共に、5つの変革テーマ「①医経分離②病院運営の最適化③患者起点のVBHCの追求④地域包括モデル⑤現場に適したDX化」を推進するため、経営支援・運営支援、デジタルテクノロジーを中心とするソリューションの提供を行っています。
所在地: 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング19階
事業内容: 医療経営総合支援事業、シニア関連事業、高度管理医療機器事業
ホームページ: https://eucalia.jp/
■データサイエンス学部について
2019年に開設された日本の私立大学初のデータサイエンス学部です。「From Local Insights towards Global Impact」をコンセプトに、1年次から始まる「未来創造プロジェクト」を通じて、企業・官公庁との共同研究に取り組む実践型カリキュラムを展開しています。令和5年度には、私立大学として初めて文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)プラス」に選定されました。
■武蔵野大学アジアAI研究所について
人工知能技術(Artificial Intelligent Technologies:AIT)の研究拠点として、研究成果を通じて世界のイノベーション創出に貢献することを目的に設立されました。 本研究所は、産業界、企業、行政、大学など、アジアをはじめ世界中の多様な機関が連携・協働するためのプラットフォームを提供しています。こうした連携を通じて、人工知能技術の発展と社会実装を推進し、グローバル社会の発展に寄与することを目指しています。
【武蔵野大学について】

1924年に仏教精神を根幹とした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し13学部21学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数14,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科を開設。2024年には創立100周年を迎え、世界初のウェルビーイング学部を開設した。2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。
武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/
【関連リンク】
■武蔵野データサイエンス:https://web.ds.musashino-u.ac.jp/
■データサイエンス学部データサイエンス学科:
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/
■通信教育部国際データサイエンス学部データサイエンス学科:
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/international_data_science/data_science/
■武蔵野大学アジアAI研究所:https://aaii.ds.musashino-u.ac.jp/home
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