「日経アジアアワード/NIKKEI ASIA AWARD」 第1回受賞者にShiok Meats

日本経済新聞社

日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:長谷部剛)は「日経アジアアワード/NIKKEI ASIA AWARD」の第1回受賞者を、シンガポールの食品テック企業、シオック・ミーツ(Shiok Meats、サンディア・シュリラムCEO)に決定しました。シオック・ミーツは2018年創業で、エビやカニなど甲殻類の培養肉開発を手掛けています。同社に対し、副賞500万円と記念品を贈呈します。創業者を2022年5月に開催予定の国際交流会議「アジアの未来」の講師としてお招きします。
食糧と環境の課題をビジネスで解決
イノベーティブな活動の担い手として、アジアの多様な視点から選び抜かれたのが今回の受賞者、シオック・ミーツです。アジアの人々になじみある甲殻類の培養肉を作る技術や商品を通じて、食糧問題の解決だけでなく、地球環境への負荷軽減を目指している点が高い評価を集めました。

写真左はサンディヤ・シュリラム最高経営責任者、右はリン・カーイー最高技術責任者写真左はサンディヤ・シュリラム最高経営責任者、右はリン・カーイー最高技術責任者

シオック・ミーツは、幹細胞を研究する二人の女性がシンガポール科学技術研究庁(ASTAR)で同僚として出会い、立ち上げた食品テック企業です。エビやカニ、ロブスターの培養肉の開発にいち早く成功し、現在は商業生産に向けて取り組んでいます。

日経アジアアワードとは
日経アジアアワードは、アジアや世界の変革を促して自由で豊かな経済社会の実現を後押しするために日本経済新聞社が2021年5月に創設した表彰事業です。1996年から毎年表彰してきた「日経アジア賞」を衣替えし、「アジア発のイノベーション」の担い手を、多様な価値観をふまえた「アジアの視点」で選び、個人または団体を表彰します。毎年1回、ビジネス、調査・研究、技術開発、社会・芸術活動などの分野を対象に、国内外の推薦(他薦のみ)から選びます。副賞は500万円です。

「アジア発のイノベーション」とは、アジア(※1)の出身者・居住者(※2)が主導しアジアでスタートした活動で、新規性・革新性があり、地域の活性化や生活の向上など自由で豊かな社会づくりにつながるものを対象とします。
※1 日経アジアアワードでは、以下の地域を「アジア」とします。
・東アジア(朝鮮半島、中国など)
・東南アジア(ASEAN加盟国など)
・南西アジア(インド亜大陸の国々)
・太平洋諸国・地域
※2 日本人の個人と日本人のみで構成される団体は除きます。

アドバイザリーボードについて
日経アジアアワードでは、日本を含むアジアの有識者約10人からなる「アドバイザリーボード」を設けています。地域の多様な視点を審査に反映するため、アドバイザリーボードのメンバーの約半数は、民主主義や自由主義、市場経済といった価値観を共有するアジア諸国・地域から任命しています。

アドバイザリーボードの顔ぶれ
・アドバイザリーボード委員長=御手洗冨士夫キヤノン会長兼社長最高経営責任者(CEO)
・メンバー=ブラーマ・チェラニー・インド政策研究センター教授▽鄭雲燦(チョン・ウンチャン)・韓国元首相▽林佳世子・東京外国語大学長▽木谷哲夫・京都大学イノベーション・マネジメント・サイエンス特定教授▽北岡伸一・国際協力機構(JICA)理事長▽飯島彰己・三井物産顧問▽中尾武彦・みずほリサーチ&テクノロジーズ理事長▽クリスティナ・ソー・ナンヤン・ビジネス・スクール(シンガポール)学長▽ソムギャット・タンキットワニッチ・タイ開発研究所所長
(アルファベット順)

受賞者の選出について
公式ウェブサイトから毎年1回の募集期間中、推薦を公募します(他薦のみ)。
・第2回日経アジアアワードの候補者推薦は2022年2月から受け付け開始を予定しています。
・受賞者は毎年12月に発表予定です。

NIKKEI ASIA AWARD
https://www.nikkeiasiaaward.org/
 

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-3-7
電話番号
-
代表者名
長谷部剛
上場
未上場
資本金
25億円
設立
1876年12月