TBMとSotas、GXケミカル領域の社会実装と市場創出に向けた基本合意を締結

~CCU・再⽣材などの新素材が「選ばれ、使われ、広がる」仕組みを構築し、⽇本の化学・素材産業の成長に貢献~

TBM

株式会社TBM(本社:東京都千代⽥区、代表取締役CEO:⼭﨑敦義、以下「TBM」)とSotas株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:吉元裕樹、以下「Sotas」)は、CCU(CO₂の回収・再利用)や再生材、バイオ由来素材など、GXケミカル領域における新たな素材の社会実装と市場創出を共同で推進するため、基本合意書を締結しました。

                                      
本提携では、TBMが有するGX領域の素材・製品開発、用途開拓・事業化の知見と、Sotasが化学・素材産業向けの事業を通じて培ってきたデータ基盤およびサプライチェーンに関する知見を掛け合わせ、共同マーケティング、製品情報の整備、用途探索・調達に向けた接点づくりなどを推進します。具体的には、TBMが床材などの建材分野で展開するCCU製品や、自動車部品向けの高機能再生材「CirculeX」などを協業対象とし、製品の認知拡大から用途探索、調達に向けた接点づくりに取り組みます。両社は本提携を通じて、日本成長戦略の「主要な製品・技術等」に位置付けられたGXケミカル領域の市場創出と社会実装を後押ししていきます。

■ 提携の背景

近年、GX投資の拡大や経済安全保障を背景としたサプライチェーンの再構築に加え、市場ニーズを起点に高付加価値な製品・素材を生み出す「マーケットイン型」への転換が求められています。2026年7月21日に閣議決定された「日本成長戦略」で、「GXケミカル」が戦略17分野における「主要な製品・技術」として位置付けられ、CCUや再生材について明記されました。同戦略の官民投資ロードマップでは、GX機能性化学品への成長投資やGX基礎化学品の供給基盤の構築支援、更にはCCU等のGXケミカル生産技術を確立するためのスタートアップを含めた研究開発支援などを進め、2040年に国内外で3.2兆円のGXケミカル市場を獲得し、グローバルシェア4割を目指す姿が示されています*。

⼀⽅、優れた技術や素材が生まれても、それだけで社会実装や事業成長につながるとは限りません。特にCCU・再⽣材・バイオ由来の化学品・素材などの新たな市場では、顧客ニーズや要求性能・品質、評価条件などを把握し、用途開発、評価、採用・調達につながる接点をつくることが、市場創出に向けた重要な課題となっています。

TBMは、CO₂を原料として製造した炭酸カルシウムを高比率で配合するCCU床材を商用化し、東京都主催の「SusHi Tech Tokyo 2026」のステージ床材に採用されるなど、建材分野での社会実装を進めています。また、使用済みの容器包装プラスチックを原料とし、独自の配合・混練技術を活用した高機能再生材「CirculeX」を開発し、自動車部品をはじめとする幅広い用途への展開を進めるなど、新たな素材を市場へ届けるための知見を培ってきました。
一方Sotasは、国内最大級の化学産業企業・材料情報の検索システム「Sotasデータベース」を提供しています。2026年5月時点で、6,600社以上の企業情報と32,000グレード以上の材料データ、計約3万7千件以上の情報を掲載し、化学・素材産業における材料や企業の検索・比較を支援しています。

*1内閣官房:『日本成長戦略』、戦略17分野における『主要な製品・技術等』の官民投資ロードマップ『GXケミカル』(P251~253)

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/pdf/rm2026.pdf

本提携では、TBMのCCU製品や高機能再生材「CirculeX」などを具体的な協業対象として、Sotasのデータ基盤やサプライチェーンに関する知見を活用し、製品情報の整備や用途探索、採用・調達に向けた接点づくりなどを進めます。両社は、それぞれが持つ素材開発・事業化の知見と、データ・サプライチェーン基盤を掛け合わせることで、GXケミカル領域における製品の認知拡大から用途探索、材料・製品評価、採用・調達までを支援し、新たな素材が継続的に市場へ広がる仕組みの構築を目指します。

 

■ 主な提携内容

・GXケミカル領域の共同マーケティングと需要創出

Sotasは、化学・素材分野の企業情報や顧客接点、データ基盤を活用し、見込み顧客の探索、用途別の製品紹介コンテンツの企画・制作・発信、共同説明会等の企画・集客、商談機会の創出を推進します。

・Sotasのプラットフォームを活⽤した製品情報の整備と採用・調達支援

TBMの床材等のCCU製品と⾼機能再⽣材「CirculeX」について、Sotasデータベースおよび化学品マーケットプレイス「Sotas ChemMart」への掲載と、採⽤検討に必要な情報の整備を進めます。

Sotasは、TBMに対し、製品情報の登録・整理、⽤途・性能等に基づく検索・⽐較のためのデータ整備、掲載情報の更新⽀援を提供します。TBMは、Sotasに対し、製品仕様、性能試験の条件・結果、環境情報の算定条件、加⼯・施⼯上の留意点、供給可能な形態や取引条件等を提供し、掲載内容の確認・更新を担います。また、実際の営業・技術対応を通じて得られた課題やニーズを製品情報や取引機能の改善に反映し、より円滑な採用・調達につながる環境を整備します。

■ 協業対象となるTBMの主な製品  

・CCU製品

回収したCO₂を原料として製造したCCU炭酸カルシウムを活用し、床材等のCCU技術を活用した建材を展開しています。2026年には東京都主催「SusHi Tech Tokyo 2026」のステージ床材に採用されたほか、複数企業で採用・施工が決定するなど、オフィスや商業施設・店舗をはじめとする実際の建築・内装空間への導入が進んでいます。今後はこれらの実績を起点に、住宅・リフォーム市場を含む幅広い建築用途への展開を進めます。

・高機能再生材「CirculeX」

「CirculeX」は、使用済みの容器包装プラスチックを原料とし、TBMが素材開発で培った独自の配合・混練技術を活用して開発したPCR再生材です。PCR材で課題となりやすい物性低下や臭気に対応し、自動車部品、オフィス家具、家電製品、物流資材など、幅広い製品用途への展開を進めています。

■ 本提携が⽬指す姿

両社は本提携を通じて、GXケミカル領域の技術・素材と顧客・市場をつなぎ、新たな素材が「つくられる」だけでなく、「選ばれ、使われ、広がる」市場環境の構築を目指します。今後は、素材スタートアップを含む多様な事業者との連携も視野に入れ、日本の化学・素材産業が持つ技術や素材の強みを新たな需要へつなげ、GXケミカル領域における社会実装と市場創出を後押ししていきます。

■ 株式会社TBM

代表者  :山﨑 敦義

所在地  :東京都千代田区有楽町 1-2-2 15F

設立   :2011年8月

資本金  :1億円(資本準備金含み、36億2056万円 / 2025年12月末時点)

事業内容 :CO₂を再利用したカーボンリサイクル、高機能再生材をはじめとする新素材開発、製品開発及びプラスチックの資源循環事業等

URL   :https://tb-m.com/

■ Sotas株式会社

代表者  :吉元 裕樹

所在地  :東京都中央区八丁堀2-14-1 八重洲通ビル7階

設立   :2022年3月

URL   :https://sotas.co.jp/

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会社概要

株式会社TBM

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URL
http://www.tb-m.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル15F
電話番号
03-6268-8915
代表者名
山﨑敦義
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2011年08月