デル・テクノロジーズ、「Dell PowerStore Elite」でストレージのモダナイゼーションとパフォーマンスのルールを一新
ソフトウェアとハードウェアのイノベーションにより、画期的なパフォーマンスと、ITニーズの変化に合わせて進化できる柔軟なアーキテクチャーを実現
当資料は、2026年5月19日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

ニュースの概要
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「Dell PowerStore Elite」は、システム全体で無停止のアップグレードを可能にし、継続的なモダナイゼーションを実現するように設計
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ソフトウェア主導の改善によりパフォーマンスを最大3倍に向上させ、ネットワーク スループットも3倍に向上
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業界最高の新たな6:1のデータ削減保証により、より少ないコストでより多くのデータを保存可能
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単一の3Uシステムで最大5.8ペタバイト(PB)の実効容量を提供し、ワークロードの統合を加速
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AI主導の自動化により手作業を最大95%削減し、「Dell Cyber Detect」が99.99%の信頼度でランサムウェアを検出
2026年5月19日、米ネバダ州ラスベガス『Dell Technologies World 2026』発:
デル・テクノロジーズは、新クラスのモダン ストレージ プラットフォーム「Dell PowerStore Elite」を発表しました。「PowerStore Elite」は、ソフトウェア主導のイノベーションと完全に刷新されたハードウェア プラットフォームによって、画期的なパフォーマンスと効率性を実現します。また、ブロック、ファイル、VM(仮想マシン)、およびコンテナのワークロードをサポートし、既存のお客様が業務を中断することなく最新の「PowerStore」を導入できる異世代混在クラスタリングに対応しています。
背景
エンタープライズ ストレージに関する意思決定は、かつてないほど重要になっています。データは爆発的に増加し、AIワークロードは拡大、サイバー脅威は激化しています。また、フラッシュメモリーの需給動向がインフラ計画に新たなプレッシャーを与えています。ITチームは、複雑さやリスク、運用上のオーバーヘッドを増やすことなく、これらすべてを通じてモダナイゼーションを推進することが期待されています。
「PowerStore Elite」は、このような状況に備えて構築されています。AI主導のソフトウェア、次世代ハードウェア、および無停止でのモダナイゼーションを組み合わせたインテリジェントでオープンなストレージ プラットフォームであり、将来の要件の変化に合わせてストレージ インフラストラクチャーを常に最新の状態に保つことができます。
中核をなすソフトウェア主導のイノベーション
「PowerStore Elite」のソフトウェアの進化により、ワークロードの進化に合わせて適応するように構築された統合プラットフォーム上で、前世代のシステムと比較して最大3倍のパフォーマンス(*1)と3倍のスループット(*2)を実現します。
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パフォーマンスのトレードオフを解消:「PowerStore Elite」は、TLCまたはQLCメディアのいずれでもエンタープライズ クラスのパフォーマンスを提供するため、階層ではなく、容量とコストに基づいて選択できます。新たなAutonomous Data Pathインテリジェンスは、I/Oごとの機械学習を適用してQLCや将来のSSD向けに最適化し、ログ構造化されたメタデータにより、高容量ドライブの有効容量と耐久性を拡張します。
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効率性の向上とオーバーヘッドの低減:非構造化データ向けの非アライン型重複排除と圧縮オフロードの強化により、パフォーマンスやワークロードに影響を与えることなく、有効容量を増加させます。
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I/Oレベルのテレメトリー:すべての読み取りおよび書き込み操作を詳細に可視化し、根本原因の分析を迅速化するとともに、今後のインライン ランサムウェア検出機能の基盤を構築します。
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ソフトウェア主導のパフォーマンス向上:メタデータ アクセラレーションにより、すべての「PowerStore」のお客様において読み取りを最大70%高速化(*3)し、データ増加に伴って遅くなるファイル検索や日常業務の裏側で行われるルックアップ処理を高速化します。
標準ベースの設計による次世代ハードウェア
「PowerStore Elite」の刷新されたハードウェアは、インテル® CPUコアが最大50%増加したインテル® Xeon® スケーラブル プロセッサー(*4)、DDR5メモリー、PCIe Gen 5のサポート、および新しい200Gb RDMAノード相互接続により、内部の負荷分散とフェイルオーバーが向上しています。
「PowerStore Elite」は、新しい3つのモデル(Dell PowerStore 1500、5500、9500)で提供され、単一の3Uシャーシに最大40台のドライブと最大5.8PBの実効容量を搭載します(*5)。薄型E3 NVMeフラッシュを採用することで、前世代と比較して最大3倍の密度を実現しています(*6)。このフラッシュは独自規格ではなく業界標準であるため、幅広い供給体制、競争力のある価格設定、ベンダー ロックインからの解放といったメリットを享受できます。これは、現在の制約された供給環境において大きな利点となります。また、64Gb FC(128Gb対応済)および200/400Gb Ethernet対応接続により、アプライアンスあたり最大40個のネットワーク ポートを搭載できるため、大規模なワークロード統合に必要な柔軟性を提供します。
業界最高の6:1データ削減保証
デル・テクノロジーズのデータ削減保証は、長年にわたり競争上の優位性を保ってきました。「PowerStore Elite」は、データ パスの効率化とハードウェア支援による圧縮の進歩により、従来の5:1から、業界最高の新たな6:1保証へと基準を引き上げました(*7)。これにより、供給が制約された環境においても、予測可能で長期的なストレージ経済性によってコストを相殺できるよう支援します。
一からのやり直しが不要な継続的なモダナイゼーション
「PowerStore Elite」は、既存の環境に統合できるため、運用方法を再考する必要はありません。新システムは、以前の「PowerStore」デプロイメントとクラスター化が可能で、データやワークロードはダウンタイムなしで移動でき、容量やパフォーマンスを最も価値のある場所に段階的に追加できます。
「Lifecycle Extension(LCE)」は、モダナイゼーションを継続的なメリットに変えることで、このモデルを強化します。既存のお客様はよりコスト効率よく「PowerStore Elite」に移行でき、新規導入のお客様は常に最新の状態を維持するための予測可能な道筋が得られます。導入を含むデータ インプレース アップグレード、専任のテクニカル アドバイザー、および「3台購入で1台無料」の容量拡張を、24時間365日の「Dell ProSupport」または「ProSupport Plus」のサポートとともに受けることができます。
AIを活用したシンプルさ
「PowerStore Elite」は、個々のアレイから設置済みアレイ全体の運用に至るまで、最も重要な場所でAIを活用します。内蔵されたインテリジェンスにより、手作業を最大95%削減(*8)し、ワークロードのバランス調整、パフォーマンスのチューニング、および効率の向上をリアルタイムで継続的に行います。
システムとしては、「Dell AIOps」機能が予測に基づくインサイトと自動化によってそのインテリジェンスを環境全体に拡張し、管理者は手動のレポート作成、パフォーマンスの傾向分析、および容量計画をオフロードできます。AIOpsを活用することで、従来のアプローチよりも最大10倍速く問題を解決できます(*9)。「Dell Cyber Detect」は、AIによるランサムウェア検出機能を「Dell PowerStore」に直接組み込む新たな統合ソリューションです。数千のランサムウェアの多様な形態でトレーニングされ、バイト レベルでデータを99.99%の精度で検査することで(*10)、最後に確認されたクリーンなコピーを特定し、組織が迅速に復旧できるようにします。
お客様のニーズに合わせて進化するように構築
「PowerStore」は単なる処理性能の高さにとどまらず、エンタープライズ ワークロードの進化に合わせて適応するように構築されており、プライベート クラウド、コンテナ、および最新のアプリケーション環境にその機能を拡張します。
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プライベート クラウドの基盤:「PowerStore」は、プライベート クラウド向けの実績のある基盤であり、Broadcom、Microsoft、Nutanix、Red Hatなどのベンダーが提供する幅広いクラウド スタック ソフトウェアをサポートしているため、既存のスタックを再設計することなく実行できます。「Dell Private Cloud」を通じて、コンピュートとストレージを個別に拡張できるオープンで統合型アーキテクチャー上で、「PowerStore」を導入でき、ハイパー コンバージド インフラストラクチャー(HCI)と比較して最大65%のコスト削減を実現します(*11)。
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最新のアプリケーションのサポート:「PowerStore」は、4台のアプライアンス クラスターにわたってブロック、ファイル、VM、およびコンテナ ワークロードをサポートする、統合されたスケールアップおよびスケールアウト アーキテクチャーを提供します。コアを動的に割り当てることで、ワークロードの変動に応じてCPUリソースを即座に調整でき、NASサーバーのモビリティーにより、統合と負荷分散を簡素化します。
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シームレスなクラウド モビリティー:イーサネットとファイバーチャネルにわたる完全なレプリケーションの柔軟性により、あらゆる目標復旧時間(RTO)と目標復旧時点(RPO)に対応できるため、オンプレミス インフラとマルチクラウド環境間の流動的なデータ移動を可能にします。
コメント:
デル・テクノロジーズのインフラストラクチャー ソリューションズ グループ(ISG)担当プレジデントであるアーサー ルイス(Arthur Lewis)は、次のように述べています。「プライベートクラウドの性能は、それを支えるストレージによって決まります。約2万社のお客様が、事業運営の基盤として『PowerStore』を信頼しています。『PowerStore Elite』は、ワークロードの進化に合わせて拡張するように設計されたコンテナベースのアーキテクチャーを採用し、パフォーマンスと密度が世代を超えて飛躍的に向上しています。これこそが、将来を見据えたインフラストラクチャーのあるべき姿です。『PowerStore Elite』は次世代ストレージにとどまらず、新たなゴールドスタンダードとなります」。
Omdiaのプラクティス ディレクターであるスコット・シンクレア(Scott Sinclair)氏は、次のように述べています。「ストレージ市場は今、AIの成長、ランサムウェアの脅威、フラッシュメモリーの供給逼迫(ひっぱく)という3つの要因によって急速に再構築されつつあります。こうした環境下において、企業はインフラストラクチャーに関する意思決定を、ひとつの選択肢に縛られたまま下す余裕を持ちません。『PowerStore Elite』の標準ベースのE3 NVMeは、6:1 のデータ削減保証および世代を越えたクラスタリング機能との組み合わせにより、コスト、容量、導入タイミングのすべてにおいて、お客様に真の柔軟性をもたらします。これこそが、今日の購入者が求めている『選択の自由』に他なりません」。
WWTのグローバル ソリューションズ アーキテクトのケビン ワイズマン(Kevin Weissman)氏は、次のよう述べています。「お客様は今、数年先の成長をも制限しない、将来を見据えたインフラストラクチャーを求めています。『PowerStore Elite』は、卓越したパフォーマンス、インテリジェントなソフトウェア、そして6:1のデータ削減保証によって、未来を支える堅牢な基盤を提供します。要件が変化し続ける時代においても、お客様のビジネスを確実に守り続ける存在です」。
提供時期について
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「Dell PowerStore Elite」は、2026年7月に全世界で提供開始予定です。
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「PowerStore」向けの「Dell Cyber Detect」は、2026年第3四半期に提供開始予定です。
*1. 「PowerStore 1500」と「1200T」モデルを比較した暫定的な社内分析に基づく。ピーク時のIOPS(読み取り/書き込み比率70:30)、8KBのブロックサイズでFC上で実行されています。実際の結果は異なる場合があります。
*2. 「PowerStore 9500」と「9200T」モデルを比較した暫定的な社内分析に基づく。1MBブロック サイズで70/30の読み取り/書き込みワークロードを使用。実際の結果は異なる場合があります。
*3. 8KBブロックサイズ・100%読み取りワークロードを使用し、「PowerStoreOS 4.3」を実行する「PowerStore 500T」システムと、「PowerStoreOS 5.0」を実行する同システムを比較したデル・テクノロジーズ社内テストに基づく。実際の結果は異なる場合があります。
*4. 「PowerStore 3200T」と「PowerStore 5500」モデル間のCPU合計コア数仕様の比較に基づく。
*5. 「PowerStore 9500」ベース シャーシの最大構成に基づく。実効容量は平均6:1のデータ削減を想定。実際の結果は異なる場合があります。
*6. 完全に実装されたベース シャーシの比較に基づく。6:1のデータ削減率(DRR)を想定した「PowerStore 9500」と5:1のDRRを想定した「PowerStore 9200T」を比較しています。実際の結果は異なる場合があります。
*7. プライマリ ストレージのデータ削減保証とデル・テクノロジーズのストレージ データ削減プログラムを比較したデル・テクノロジーズの分析に基づく(2026年5月)。「PowerStore」第3世代については、「PowerStoreOS 5.0」で初期インストールされた新しいアレイに適用されます。詳細については、「オールフラッシュ データ削減率保証利用規約」を参照してください。実際のデータ削減率は異なります。
*8. 従来のアレイ管理と比較した「PowerStore Manager」のインテリジェント自動化機能に関するデル・テクノロジーズ社内分析に基づく。実際の結果は異なる場合があります。
*9. 「Dell AIOps」ユーザー調査(デル・テクノロジーズ、2026年1月)。実際の結果は異なる場合があります。
*10. Index Engines社に委託されたOmdia/ESGレポート「Index Engines’ Cyber Detect Validated 99.99% Effective in Detecting Ransomware Corruption」に基づく(2024年6月)。実際の結果は異なる場合があります。
*11. コスト削減:5ノードのHCIクラスター(ストレージ92TB、容量163TB)と、BYOSを備えた「Dell Private Cloud」の3年間のコストを比較したデル・テクノロジーズ社内テストに基づく。結果は、データ圧縮、DDR比率、VMware RAID 5イレジャー コーディング、および1.5倍の圧縮を想定しています。実際の結果は異なる場合があります。2026年3月。
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■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、AI時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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