【界 秋保】紺碧の空間から美しい景観をのぞむ宿「界 秋保」、2024年4月25日に開業
2023年10月12日より予約開始
「界 秋保」について
宮城県・秋保温泉は仙台の奥座敷とも呼ばれる温泉地で、奥州三名湯の一つに数えられます。その歴史は長く、約1500年前の古墳時代に始まり、歴代の天皇や、伊達政宗をはじめとする藩主が身体を癒した温泉といわれています(*1)。界 秋保は秋保温泉の中でも奥まった静かな立地で、名取川のすぐそばに佇む、豊かな自然に囲まれた温泉旅館です。春から夏にかけては美しい緑、秋には紅葉、冬には雪景色など、季節ごとに際立つ美しさを感じられます。全室渓流ビューの客室や、名取川に面し渓流の音や風を間近で感じる足湯を備えたテラスを設ける予定です。設計は小大建築設計事務所に依頼しました。日常の喧噪から離れ、時間を忘れてゆっくりと過ごすひとときを提案します。
*1:秋保温泉旅館組合HPより
「界 秋保」の特徴
1 客室:紺碧の空間で渓流を切り取る「紺碧(こんぺき)の間」
「界」では、地域の文化に触れるご当地部屋を用意しています。界 秋保のご当地部屋は「紺碧の間」です。秋保温泉の景勝地である、名取川の峡谷「磊々峡(らいらいきょう)」が、かつて「紺碧の深淵」と表現されたことから着想を得ています(*2)。まるで紺碧色のフレームで切り取られたかのように、外に広がる四季の景色や渓流を楽しめます。
また客室のデスクには、光を受けて美しく緑に輝く「仙台ガラス」のアートを配します。ゲストを出迎える部屋番号の札には、江戸時代から続く伝統工芸品の「白石和紙」を用い、寝室の障子にはこけしの柄が隠れているなど、宮城のご当地の要素を取り入れた設えにも触れるひとときを過ごせます。
*2:太白区まちづくり推進協議会HPより
ご当地部屋「紺碧の間」 仙台ガラスのアート こけし柄障子
設計を担当する建築家
小大建築設計事務所 小嶋 伸也氏・小嶋 綾香氏のコメント
「平安時代から陸奥の歌枕の一つとして知られた名取川に浸⾷された美しい渓⾕を、全客室から臨むことができる界 秋保。 私たちはそんな美しい⾵景に呼応した色彩、光、白石和紙などのマテリアルを、仙台ガラスをはじめとしたご当地の民芸品の美しさと共に取り込みました。界 秋保に滞在する方が大自然と共に安らぎを感じるひとときを過ごしていただけたら幸いです。」
2 温泉:自然に囲まれた開放的な大浴場
外には岩組みの露天風呂があり、木立に囲まれて渓流の音を感じながら湯浴みを楽しめます。内風呂は、敷地内の2本の源泉を引いた自家源泉かけ流しの「あつ湯」、心身ともにリラックスできる「ぬる湯」の2つの浴槽があります。泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」で、身体がよく温まり湯冷めしにくい温泉です。また、メタホウ酸の殺菌作用と、カルシウムのさらりとした肌の感触が気持ちいい美肌の湯であることも特徴です。
3 食事:大名の食事をイメージした会席料理
夕食は、プライベート感が保てる半個室のある食事処で、ご当地の食文化を生かした会席料理を提供します。
界 秋保の夕食は、牛テールと仙台味噌をリエットにした先付けから始まります。宮城県の名産である仙台麩にリエットをつけて味わう一品です。戦国武将、伊達政宗が戦いの場で着用していたといわれる、水玉模様の陣羽織の柄を器に取り入れました。先付けや、酢の物・八寸・お造りを一緒に盛り合わせた「宝楽盛り」は、大名の食事をイメージした脚つきのお膳にのせて提供します。そして特別会席の小鍋は「牛の山海俵鍋」。宮城県は豊かな自然に囲まれた立地で、海の幸はもちろん、山の幸も豊富な地です。宮城県が米どころでもあるところから着想を得て、牛肉に雲丹を巻いて俵の形をイメージしました。一緒に牛タン、せりなど、宮城らしい食材を味わい尽くせる一品です。
施設概要
施設名称:界 秋保
所在地 :宮城県仙台市太白区秋保町湯元平倉1番地
電話 :050-3134-8092(界予約センター)
客室数 :49室
客室内訳:和室(定員2名)9室、和室(定員3名)30室、
和室(定員4名)8室、特別室1室、愛犬ルーム1室
付帯設備:ロビー、トラベルライブラリー、テラス、ショップ、食事処
大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各2)、湯上がり処
料金 :1泊31,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)
アクセス:JR仙台駅より車で約30分、仙台空港より車で約45分
URL :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiakiu/
開業日 :2024年4月25日
計画概要
建築面積 :4,040平米
改修面積 :7,561平米
敷地面積 :26,040平米(計画地すべての合計)
設計・監理:株式会社小大建築設計事務所
施工 :佐藤工業株式会社
界とは
「界」は星野リゾートが全国22施設に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽(ごとうちがく)」、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。2024年4月には、宮城県・秋保温泉に「界 秋保」、秋には岐阜県・奥飛騨温泉郷に「界 奥飛騨」を新規開業します。
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像