2026上半期のみんなが語った本ランキング
本屋大賞受賞『イン・ザ・メガチャーチ』が1位!新着作品の1位は成瀬シリーズ最新作『成瀬は都を駆け抜ける』

note上に投稿された読書感想文をもとに集計した「みんなが語った本ランキング2026上半期」を発表しました。2026年上半期にもっとも多くの読者が感想を寄せたのは、朝井リョウさんの『イン・ザ・メガチャーチ』。2025年年間の新着作品ランキング1位に続き、2026年4月には本屋大賞を受賞しました。今回の新着作品ランキングでは、シリーズ累計250万部を超える成瀬シリーズの完結作『成瀬は都を駆け抜ける』が1位となりました。
ランクインした作品はいずれもnoteに作品ページがあり、読者はファンの感想を読みながら、そのまま書籍の購入へと進めます。以下、ランキングの詳細です。
みんなが語った本ランキング2026上半期 結果(総合)

本屋大賞2026を受賞した『イン・ザ・メガチャーチ』が総合1位を獲得。2位には3期連続でトップ3入りを果たした『成瀬は天下を取りにいく』、4位にはシリーズ完結作『成瀬は都を駆け抜ける』がランクインし、成瀬シリーズの圧倒的な人気が続いています。3位の『BUTTER』は世界累計200万部を突破、5位の『コンビニ人間』は芥川賞受賞後に世界累計300万部を超えており、いずれも海外翻訳を通じて国際的な評価を得ている作品です。
「読後に思わず感想を書きたくなった本」を可視化する本ランキングでは、話題の新刊から刊行数十年の名作まで、読者の心を動かし、語りたくさせる力を持つ作品が、ジャンルや時代を問わず上位に並ぶ結果となりました。上位にランクインした書籍に関して、noteに投稿された読書感想文の一部をご紹介します。
第1位:イン・ザ・メガチャーチ(朝井リョウ 著・日経BP 日本経済新聞出版)
SNS上で過熱する「界隈」を舞台に「推し活」の光と影を、仕掛ける側・のめり込む側・かつてのめり込んだ側の3つの視点から描いた長編です。本屋大賞2026を受賞し、朝井リョウさんの作家生活15周年記念作品としても、大きな話題を呼びました。
note上では、作品のテーマを自分自身の「推し活」や日常の没頭体験と重ね合わせ、「自分もまたメガチャーチの中にいるのではないか」と内省する感想が目立ちます。
『イン・ザ・メガチャーチ』もまた“物語”であるという話|たろちん
https://note.com/tarochin1985/n/n0f4d66608cce
【読書感想文】地下アイドルオタクに「イン・ザ・メガチャーチ」を語らせたらどうなるのか|かべのおく
https://note.com/kabenok017/n/n1969bc971e6e
でも正気に戻ったとて(ネタバレあり:朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』感想文)|MGH
https://note.com/mgh666/n/na40565586a0d
これからも“物語”を信じたくて|『イン・ザ・メガチャーチ』感想【本屋大賞】|秋海まりこ
https://note.com/isiqrl/n/nd4b9508fea93
▶作品ページ https://note.com/hashtag/イン・ザ・メガチャーチ
第2位:成瀬は天下を取りにいく(宮島未奈 著・新潮社)
滋賀県大津市を舞台に、「やりたい」に真っすぐな主人公・成瀬あかりを描いた青春小説。本屋大賞2024の受賞から2年が経つ今もなお新しい読者を獲得し続けています。本ランキングでは2024年、2025年に続き、3期連続でトップ3にランクインしました。成瀬のまっすぐさに、世代を超えて心を動かされたという声が多く寄せられています。
『成瀬は天下を取りに行く』①前編――説明されない行為と、現代的ヒロインの成立|杉山
https://note.com/meitantei68/n/nff92e9841703
【おっさんが「ときめいた」】成瀬は天下を取りにいく ―― 僕が彼女を『ドラゴンボール』のブルマだと気づくまで|かい
https://note.com/novel_dog7764/n/n811729899a33
「はいはい成瀬成瀬!」と思っていた私が、結局語ってしまった理由 宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』|青椒ロースー
https://note.com/qjrs_yabai2029/n/n693c0c3f22c6
作品ページ▶https://note.com/hashtag/成瀬は天下を取りにいく
第3位:BUTTER(柚木麻子 著・河出書房新社)
実在の事件に着想を得て「食べること」と「女であること」を軸に欲望と自立を描いた長編小説。2017年の刊行から9年を経てなお読者を魅了し、昨年の年間14位から3位に急浮上しました。読後に自分自身の生き方や価値基準を見つめ直したという読者が多く見られます。
読書感想文『BUTTER』|女ってなんなんだ|あおもり犬
https://note.com/gifted_camel586/n/nf5225b61e091
自分基準で生きる女たち―柚木麻子『BUTTER』感想|ぺろすけ
https://note.com/fine_iris374/n/n8da527378277
かっこ悪い私。〜「BUTTER」を読んで|はなまるこ
https://note.com/kissa_atogaki/n/n6b0429e45ae8
「女を腐しあう女たち-オルタナティブなフェミニズムとしての『BUTTER』(柚木麻子)|炭酸珈琲
https://note.com/jammvx/n/ne51b70953f53
作品ページ▶https://note.com/hashtag/butter
みんなが語った本 新着作品ランキング2026上半期 結果
新作を対象にしたランキングです。

成瀬シリーズの完結作『成瀬は都を駆け抜ける』が新着1位に。2位には湊かなえさんの最新長編『暁星』、3位には『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が話題となった三宅香帆さんの新著『考察する若者たち』がランクインしました。4位は絶対に終電を逃さない女さんが虚弱体質のリアルをつづったサバイバルエッセイ『虚弱に生きる』、5位は嶋津輝さんの大正から昭和初期の下町を舞台にした連作短編集で第174回直木賞も受賞した『カフェーの帰り道』です。
第6位以下には、オードリー若林正恭さんの初小説で直木賞候補作となった『青天』、文章術の『ほんとうのことを書く練習』、又吉直樹さん6年ぶりの長編小説『生きとるわ』、第174回芥川賞受賞作『叫び』などが続きます。
第1位:成瀬は都を駆け抜ける(宮島未奈 著・新潮社)
成瀬シリーズの完結作。高校を卒業し京都大学に進んだ成瀬あかりが、新たな環境で奮闘する姿を描きます。2025年12月1日の発売直後からシリーズの成長を見届けてきたファンを中心に盛り上がり、母・美貴子の「そういう子なので」という一言に、成瀬の自由さを支えてきた家族の愛を読み取る感想も目立ちました。
そういう子なので~肯定と愛の物語|かなこ
https://note.com/nicobooks/n/nfc96136d8f98
<読書>成瀬は都を駆け抜ける|山河恩子(onshi)
https://note.com/onshi3855/n/nd886b5ad25ef
京都を極め、つながる広がる成瀬あかり|Yuki(ゆうき)
https://note.com/yk317ss/n/ne8aef3960af9
▶作品ページ:https://note.com/hashtag/成瀬は都を駆け抜ける
第2位:暁星(湊かなえ 著・集英社)
宗教二世の視点から人間の信仰と愛を描いた長編小説で、本屋大賞2026にもノミネートされた話題作。「ただ、星を守りたかっただけ」という帯のコピーに惹かれて手に取り、一気読みしたという感想が多く見られました。苦しさの先に待つ結末に、深い余韻が残る一冊です。
読書感想文「暁星」湊かなえ|宗教二世による政治家の刺殺事件|ちなこ/猫と映画好き
https://note.com/chinaco_cinema/n/n2f2a55ad8f71
光と闇の境界で|暁星|白鳥とコウモリ|読書感想文|紫吹はる
https://note.com/86_shibuki/n/n295baa346309
切なくて苦しい、極上の明星を胸に―『暁星』 湊かなえ|紺野夜/小説と美味しいもの
https://note.com/umum_hachi/n/n355c0d2776fa
▶作品ページ:https://note.com/hashtag/暁星
第3位:考察する若者たち(三宅香帆 著・集英社新書)
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』がベストセラーとなった文芸評論家・三宅香帆さんの新著。「考察動画」が流行する背景に、正解を求め、報われたいと願う若者たちの心理を読み解きます。「自分の好きなものに意味がある」と語りかける場面に心を動かされたと共感する声が広がっています。
読了本感想㉝『考察する若者たち』/三宅香帆|ユウイ
https://note.com/clean_crocus624/n/n7f2ce558468f
【読書】『考察する若者たち』を読んで震える30代。|なっち
https://note.com/nnnnnnn_nnn/n/na422ed0a234f
三宅香帆さん著『考察する若者たち』を読んだら心が軽くなった話🪽|八井沢繭
https://note.com/yaizawa_mayu528/n/n39dc6687aec6
▶作品ページ:https://note.com/hashtag/考察する若者たち
<ランキング概要>
集計対象:note公式お題「#読書感想文」または「#読書記録」と作品名のハッシュタグをつけて投稿された記事
集計方法:作品ごとに、期間内に感想を投稿した人数を集計し、多い順にランキング化
集計期間:2025年12月1日〜2026年5月31日
部門の詳細
・総合ランキング:刊行年を問わず、すべての書籍を対象
・新着作品ランキング:集計開始の1か月前(2025年11月1日)以降に刊行された書籍を対象
読んだ本を語りたくなる理由
noteでは閲覧数に連動した広告収入がないため、より多くの人の目に触れることを優先した記事ではなく、「この作品を語りたい」という純粋な動機による読書感想文が数多く投稿されています。他の読者の感想を読むことで、自分とは異なる解釈に出会えたり、同じ作品を愛する仲間を見つけたりでき、読書体験はより豊かになります。
こうした読者の熱量に注目し、noteは日本初の複合書籍チャート「Billboard JAPAN Book Charts」にSNS指標としてデータを提供しています。販売部数だけではとらえきれない作品の盛り上がりを可視化する取り組みを通じ、本と読者をつなぐ役割を担ってまいります。
また、本ランキングでご紹介した作品には、ファンの感想と作品への入口が集まるnoteの「AIコンテクストネットワーク」の作品ページがあります。

作品ページでは、読者がさまざまな感想を読んで次の一冊と出会え、その声が書籍の購入にもつながります。読者の声が作品の力になる循環を生み出す仕組みです。
参考:noteを使った書籍の話題づくりについて
noteでは、すでに多くの出版社が公式アカウントを開設。著者インタビューや試し読みの公開、読書キャンペーン、献本をきっかけとした感想投稿の呼びかけなど、多彩な取り組みが広がっています。読者が感想を書きやすいよう書影の画像データを配布するケースもあり、作品の話題づくりにお役立ていただけます。
note
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設立日:2011年12月8日 代表取締役CEO:加藤貞顕 コーポレートサイト:https://note.jp
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