入場料のある本屋「文喫 栄」オープンから約2か月で入場者数2万人を突破!
デザートプラン、クラフトビールの提供をスタート 地元企業とのコラボにも注目
※1…入場無料の本屋エリアを除いた、有料の滞在エリアへの入場者数
■1日あたり300人前後が来店する日も。オープン以降、盛況が継続!
「文喫 栄」は、文喫3店舗目として、名古屋の新ランドマークタワーとなる新生「中日ビル」の2階に2024年4月23日(火)にオープンしました。「文喫」最大級の規模となるテニスコート4面分に相当する約370坪のフロアに、喫茶店文化が根付いた名古屋ならではの「本屋と大喫茶ホール」というコンセプトを掲げ、入場無料の本屋エリアと、テイストの異なる4つの空間に分かれた有料の滞在エリアを展開しています。「文喫」の特徴である入場料では、初となる時間料金制※2も導入しました。
※2… 90分825円、以降30分ごとに275円。1日最大2,475円(いずれも税込価格)
オープン以降、盛況が続いており、5月の大型連休後も、1日あたり300人前後が有料エリアに来店しています。オープンから約2か月で2万人以上という入場客数は、1号店である「文喫 六本木」の開業時を上回るペースです。
また、平均滞在時間は、オープン直後から30分程度伸びており、回数券※3を利用するリピーターも増加しています。
※3… 入場チケットを6枚綴りにした回数券。90分利用・終日利用の2種類あり、いずれも5回分の価格で購入できる。
■デザート付きの新プランがスタート、喫茶メニューも拡充
①90分1,100円からのお得なデザートプランがスタート
2024年6月より、大喫茶ホールへの入場料とデザートがセットになったデザートプラン※4が始まりました。価格は90分1,100円(税込)からで、シフォンケーキ、フレンチ小倉トースト、月替わりコラボメニューから好きなデザートを選べます。
7月の月替わりメニューは、名古屋市の和菓子屋「YATAGARASU」の抹茶テリーヌです。また、コラボレーションを記念して、「YATAGARASU」の抹茶アイス・黒糖アイスも提供しています(単品・トッピングどちらも注文可)。アイスは、ドリンクメニューにトッピングし、フロートにアレンジしてもお楽しみいただけます。
デザートは、単品でのご注文も可能ですが、デザートプランなら500円前後お得にご利用いただけます。
※4… 14~17時の利用を対象とした時間帯限定プラン。レセプション(受付)で料金を先払いし、喫茶注文カウンターで使えるデザート引換券を受け取る。
②アルコールメニューの導入
「文喫 栄」では6月より、クラフトビールの提供も新たに始めました。コク深く香ばしいアンバーエールから、甘くさわやかなフルーツビールまで、5種類からお選びいただけます。
■文喫 栄の“名古屋らしさ”が味わえる6つの特徴
「文喫 栄」のオープン時に多くの方に注目いただいたのが、店内に散りばめられた「名古屋らしさ」です。
(1)大喫茶ホール入口でひときわ目をひくステンドグラス
鉄板焼きナポリタンをはじめとする名古屋名物や、古き良き喫茶店を思わせるプリン・ア・ラ・モードなどが描かれたステンドグラスは、「文喫 栄」だけのオリジナルデザイン。美しいだけでなく、食欲をそそる色味まで表現できるよう何度も調整を重ね、なんと50種類以上、299枚ものガラスを使って制作されています(制作:株式会社中日ステンドアート(愛知県岡崎市))
(2)コバルトブルーの大きな柱は「常滑焼」
大喫茶ホール内「喫茶セントラルサニー」の真ん中にある大きな柱には、日本六古窯の一つである常滑焼のタイルが使われています。濃淡さまざまなコバルトブルー系のタイルを組み合わせたユニークなデザインが目をひきます(タイル制作:株式会社水野製陶園(愛知県常滑市))。
その上に架かっている「yes and no」のネオンサインは、「文喫」全店舗に共通するもの。二者択一の「yes or no」ではなく、多様な意見や考えの共存をあらわした「yes and no」は、読書の豊かさを届ける本屋ならではのメッセージとなっています。
(3)床にも壁にもエビフライ!?
内装デザインの構想段階では予定になく、「文喫 栄」の空間を作り込んでいく過程で“遊び心”として加わったのが、エビフライのオブジェクト。よくよく見ると「エビフライ」ではないものも……?
(4)知る人ぞ知る、隠し味の「赤味噌」
目で楽しむものだけでなく、舌で味わうものにも「名古屋らしさ」を織り交ぜています。鉄板焼きナポリタンや小倉トーストなど、ひと目で名古屋グルメと分かるものもありますが、注目は看板メニューの「彩り野菜のキーマカレー」。実は、ルゥの上にかかった特製ソースに赤味噌を使用しています。
(5)“名古屋”本コーナー
文喫の有料エリアは、本棚に差す本を一つひとつブックディレクターが日々選書している点も特徴です。なかでも特に「文喫 栄」らしいのが、“名古屋本”のコーナー。
食文化、方言、郷土史、観光情報、愛知県ゆかりの作家・著名人の本など、近くにお住まいの方も、観光で名古屋を訪れた方も楽しめる、名古屋のさまざまな魅力を本棚で表現しています。
戦国三英傑を生んだ愛知県ならではの戦国武将にまつわる本も豊富に揃っています。
(6)地元企業やクリエイターとのコラボレーション
「文喫 栄」はさまざまな企業・団体・クリエイターとコラボレーションし、地元・名古屋のおいしいもの、たのしいことを新たな切り口で発信しています。
企画展では、TOKAI RADIOとの共催による「ラジ学 ラジオDJにまなぶ しゃべりの学校」(2024年4月23日(火)~5月9日(木))や、名古屋を拠点に活動する2人組ユニット・黒ねこ意匠の複製原画展「My Favorites」(2024年6月6日(木)~30日(日))を開催。
喫茶では、開業時より「TERAKADO COFFEE」(岡崎市)がPOPUPスタンド「COFFE -コッフェ-」に出店しているほか、期間限定で、フルーツサンドの「ダイワスーパー」(岡崎市)、人気ドーナツ店「knot」(豊田市)などとのコラボメニューも提供しました。
■入場料のある本屋「文喫」とは
「文喫」は、ブックディレクターが選書した約3万冊の本と、新たな興味の扉をひらく企画展やイベント、こだわりの喫茶を楽しめる、“文化を喫する、入場料のある本屋”です。2018年12月に、1店舗目となる「文喫 六本木」を東京・六本木にオープンし、「入場料制を導入した滞在型の本屋」というこれまでにないビジネルモデルで注目を集めました。
「文喫」は、書店経営難がいわれて久しい昨今において、未来に残る“新しい本屋”のあり方を模索し、挑戦を続けています。
■店舗基本情報
施設名 :文喫 栄
オープン日:2024年4月23日(火)
住所 :愛知県名古屋市中区栄4丁目1番1号 中日ビル2F
営業時間 :7:30~21:00(L.O. 20:00)
※物販は10:00~20:00
※営業時間が変更になる場合がございます。
席数 :162席(有料エリア内、152席)
休業日 :1月1日、6月第4営業日 ※中日ビル休館日に準ずる。
ウェブサイト:https://sakae.bunkitsu.jp/
<料金プラン>
■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 プラットフォーム創造事業本部 文喫事業チーム 担当:棚橋
E-mail: bunkitsu_sakae@nippan.co.jp
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