パナソニック電工 汐留ミュージアム 「今和次郎 採集講義」展
パナソニック電工 汐留ミュージアム
今和次郎 採集講義展
2012 年1月14日(土)-2012年3月25日(日)
パナソニック電工株式会社の企業ミュージアム、パナソニック電工 汐留ミュージアムは「今和次郎 採集講義」展を2012年1月14日(土)から2012年3月25日(日)まで開催いたします。
※2012年1月1日付けで「パナソニック電工 汐留ミュージアム」の名称を「パナソニック 汐留ミュージアム」に変更いたします。
■ 開催趣旨
「時代のスケッチ。人のコレクション」をキャッチコピーに、早稲田大学建築学科の教授であった今和次郎(こん・わじろう、1888-1973)の初の本格的回顧展「今和次郎 採集講義展」で、「パナソニック電工 汐留ミュージアム」の2012年は幕を開けます。
青森県弘前市に生まれた今和次郎は、昭和初期の急速に大都市化していく東京の街の様子や人々の生活の変化 を採集(観察し、記録する)・分析した「考現学(こうげんがく)」の創始者として知られています。また、民俗学者の柳田國男らがつくった 民家研究の会「白(はく)茅会(ぼうかい)」の活動に参加したことをきっかけに始めた民家研究の分野でも重要な足跡を残しました。
一方、関東大震災直後、急ごしらえのバラック建築をペンキで装飾した「バラック装飾社」の活動や、米の共同貯蔵倉「郷倉」の標準設計など、積雪地方の暮らしを快適にするための試みに携わった建築家・デザイナーでもありました。さらに戦後になると、日常生活を考察する「生活学」や「服装研究」といった新しい学問領域も開拓していきます。こうした幅広い領域にわたる活動の根底には、都市と地方を行き交いながらさまざまな暮らしの営みを“ひろい心でよくみる”ことを通して、これからの暮らしのかたちを、今を生きる人々とともに創造しようと模索し続けた今和次郎の生き方がありました。東京美術学校図按科(現・東京藝術大学)出身の今和次郎は、卓越したドローイングを通して、教壇からの講義で、あるいは農村で、人々に学問を説き続けたのです。
本展は工学院大学図書館の今和次郎コレクションに所蔵される膨大かつ多彩な資料の中から、スケッチ、写真、建築・デザイン図面等を展示する他、本展のために制作された模型や再現映像を通して今和次郎のユニークな活動を紹介する初の本格的な回顧展です。なお、この展覧会は今和次郎研究に功績のある研究者の学術協力を得ながら、今和次郎の出身地である青森県立美術館と当館が共同で企画開催する展覧会です。(青森県立美術館で2011年10月29日~12月11日まで開催中。)
■ 企画展概要
・名 称: 今和次郎 採集講義展
・会 場: パナソニック電工 汐留ミュージアム
※2012年1月1日付けで「パナソニック 汐留ミュージアム」に名称変更します。
東京都港区東新橋1-5-1パナソニック電工東京本社ビル4F
JR・東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅より徒歩3~5分、
都営大江戸線「汐留」駅より徒歩1分
・会 期: 2012年1月14日(土)~2012年3月25日(日)
・主 催: パナソニック電工 汐留ミュージアム、読売新聞社、美術館連絡協議会
・特別協力: 工学院大学図書館
・協 賛: ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン
・後 援: 社団法人日本建築学会、社団法人日本建築家協会、
社団法人全日本建築士会、日本生活学会、港区教育委員会
・協 力: 青森県立美術館
・休 館 日: 毎週月曜日
・開館時間: 午前10時より午後5時まで(ご入館は午後4時30分まで)
・入 館 料: 一般:500円 大学・高校生:300円 中・小学生:200円
65歳以上の方で年齢のわかるもの提示:400円
20名以上の団体:各100円引(65歳以上は除く)
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで:無料
・担当学芸員: 大村理恵子
■一般からのお問い合わせ 電話:ハローダイヤル 03-5777-8600
今和次郎 採集講義展
2012 年1月14日(土)-2012年3月25日(日)
パナソニック電工株式会社の企業ミュージアム、パナソニック電工 汐留ミュージアムは「今和次郎 採集講義」展を2012年1月14日(土)から2012年3月25日(日)まで開催いたします。
※2012年1月1日付けで「パナソニック電工 汐留ミュージアム」の名称を「パナソニック 汐留ミュージアム」に変更いたします。
■ 開催趣旨
「時代のスケッチ。人のコレクション」をキャッチコピーに、早稲田大学建築学科の教授であった今和次郎(こん・わじろう、1888-1973)の初の本格的回顧展「今和次郎 採集講義展」で、「パナソニック電工 汐留ミュージアム」の2012年は幕を開けます。
青森県弘前市に生まれた今和次郎は、昭和初期の急速に大都市化していく東京の街の様子や人々の生活の変化 を採集(観察し、記録する)・分析した「考現学(こうげんがく)」の創始者として知られています。また、民俗学者の柳田國男らがつくった 民家研究の会「白(はく)茅会(ぼうかい)」の活動に参加したことをきっかけに始めた民家研究の分野でも重要な足跡を残しました。
一方、関東大震災直後、急ごしらえのバラック建築をペンキで装飾した「バラック装飾社」の活動や、米の共同貯蔵倉「郷倉」の標準設計など、積雪地方の暮らしを快適にするための試みに携わった建築家・デザイナーでもありました。さらに戦後になると、日常生活を考察する「生活学」や「服装研究」といった新しい学問領域も開拓していきます。こうした幅広い領域にわたる活動の根底には、都市と地方を行き交いながらさまざまな暮らしの営みを“ひろい心でよくみる”ことを通して、これからの暮らしのかたちを、今を生きる人々とともに創造しようと模索し続けた今和次郎の生き方がありました。東京美術学校図按科(現・東京藝術大学)出身の今和次郎は、卓越したドローイングを通して、教壇からの講義で、あるいは農村で、人々に学問を説き続けたのです。
本展は工学院大学図書館の今和次郎コレクションに所蔵される膨大かつ多彩な資料の中から、スケッチ、写真、建築・デザイン図面等を展示する他、本展のために制作された模型や再現映像を通して今和次郎のユニークな活動を紹介する初の本格的な回顧展です。なお、この展覧会は今和次郎研究に功績のある研究者の学術協力を得ながら、今和次郎の出身地である青森県立美術館と当館が共同で企画開催する展覧会です。(青森県立美術館で2011年10月29日~12月11日まで開催中。)
■ 企画展概要
・名 称: 今和次郎 採集講義展
・会 場: パナソニック電工 汐留ミュージアム
※2012年1月1日付けで「パナソニック 汐留ミュージアム」に名称変更します。
東京都港区東新橋1-5-1パナソニック電工東京本社ビル4F
JR・東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅より徒歩3~5分、
都営大江戸線「汐留」駅より徒歩1分
・会 期: 2012年1月14日(土)~2012年3月25日(日)
・主 催: パナソニック電工 汐留ミュージアム、読売新聞社、美術館連絡協議会
・特別協力: 工学院大学図書館
・協 賛: ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン
・後 援: 社団法人日本建築学会、社団法人日本建築家協会、
社団法人全日本建築士会、日本生活学会、港区教育委員会
・協 力: 青森県立美術館
・休 館 日: 毎週月曜日
・開館時間: 午前10時より午後5時まで(ご入館は午後4時30分まで)
・入 館 料: 一般:500円 大学・高校生:300円 中・小学生:200円
65歳以上の方で年齢のわかるもの提示:400円
20名以上の団体:各100円引(65歳以上は除く)
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで:無料
・担当学芸員: 大村理恵子
■一般からのお問い合わせ 電話:ハローダイヤル 03-5777-8600
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