約3割が子供を持つことを希望しない。子供がいることはキャリアにとって「マイナス」が多数派。キャリアのために妊娠の機会を先延ばしにした経験「ある」が約2割/『女の転職type』アンケート【第55回】
株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』にて、女性755名を対象に「キャリアと子供」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-55/
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■調査結果抜粋
★将来的な結婚や子供の意向「結婚して、子供がほしい」が4割で最多も、子供を望まない人も3割
★子供がいることでキャリア面のプラスは「子供がいる人の立場が理解できる」「視野が広がる」「お金を稼ぐモチベーションが上がる」が上位
★子供がいることでのキャリア面のマイナスは「勤怠の乱れで迷惑をかける」「体力的につらい」「新しい仕事に挑戦しづらい」が上位
★総合的に見て、子供がいることはキャリアにとって「マイナス」と捉える方が多数派
★キャリアのために妊娠の機会を先延ばしにしたことが「ある」人は約2割
★卵子凍結の意向がある人は約15%
【Q.1 将来、子供はほしい?】
※子供がいる人を除く
『女の転職type』会員に将来、子供がほしいと思うかどうかを聞いたところ、「結婚して、子供がほしい」が最も多く42.8%でした。「わからない」を除くと、「結婚はしたいが、子供はほしいと思わない」「結婚も、子供も、望まない」が次いで多くなっており、約3割の人が子供を望んでいないことがわかります。
【Q.2 子供がいることでキャリアのプラスになることは、どんなことだと思う?】
※複数回答あり
子供がいることでキャリアのプラスになることは、どんなことだと思うかを尋ねると、子供がいない人もいる人も、1位「子供がいる人の立場が理解できる」、2位「視野が広がる」、3位「お金を稼ぐモチベーションが上がる」でした。
一方「タスク管理がうまくなる」は、子供がいない人は16.0%なのに対し、いる人は33.2%と約2倍となっており、子供を持ってこそ実感するプラス面と言えそうです。
【Q.3 子供がいることでキャリアのマイナスになることは、どんなことだと思う?】
※複数回答あり
逆に、子供がいることでキャリアのマイナスになることは、どんなことだと思うかを尋ねると、子供がいない人もいる人も、1位「勤怠の乱れで迷惑をかける」、2位「体力的につらい」、3位「新しい仕事に挑戦しづらい」となりました。
「給料が減る」「転職しづらい」は、子供がいない人といる人で10%以上のギャップがあります。その他のコメントとしては「残業、接待、出張はしにくい」「女は子育てという古い考えの上司の下では働きづらい」などがありました。
【Q.4 総合的に見て、子供がいることは、キャリアにとってどう影響すると思う?】
総合的に見て、子供がいることは、キャリアにとってどう影響すると思うかを尋ねたところ、子供がいない人もいる人も「どちらかといえばマイナスに働く」が最も多く約3割となりました。
プラスに働くと答えたプラス派の割合は、子供がいない人31.6%に対し、いる人は36.7%とその差は5.1%でした。一方、マイナスに働くと答えたマイナス派の割合は、子供がいない人42.0%に対し、いる人は50.2%とその差は8.2%とやや広がりました。
【Q.5 キャリアのために、妊娠の機会を先延ばしにしたことある?】
キャリアのために、妊娠の機会を先延ばしにしたことがあるかどうかの質問に対しては、「ある」18.3%、「ない」81.7%で「ない」が大多数でした。
年代別に見てみると、30代の「ある」が他の年代に比べて高くなっています。
【Q.6 卵子凍結、したいと思う?】
※子供がいる人を除く
卵子凍結をしたいと思うかどうかを尋ねると、「わからない」が1位で48.0%、次いで「したくない(できない)」が35.9%でした。「近いうちにしたい」「将来的にはしたい」と、今後意向がある人は15.7%で、「すでにしてる」はわずか0.4%でした。
【Q.7 今はまだしていない理由は?】
※Q.6で「近いうちにしたい」「将来的にはしたい」と答えた人のみ
※複数回答あり
Q.6で「近いうちにしたい」「将来的にはしたい」と答えた人に、今はまだしていない理由を尋ねると、1位「卵子凍結についてまだ十分に調べられていない」67.5%、2位「金銭的な負担が大きい」64.9%と6割以上の人が回答しています。次いで「自分の結婚、妊娠のビジョンがまだ描けていない」が51.9%で3位となりました。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-55/
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査データの引用・転載の際は、「出典:女の転職type」と明記の上、該当ページURLをリンクしてご掲載ください。
■調査内容:第55回「キャリアと子供」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2022年6月30日~7月11日
・有効回答数:755名
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
本件は第55回目のアンケートとなっており、働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :662名(2021年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供
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