コスモ松山石油とコスモエンジニアリング、MetaMoJiの施工管理アプリ「eYACHO」を導入
紙の書類をデジタル化し、会社間承認を効率化。年間600時間の労働時間削減を実現

株式会社MetaMoJi(本社:東京都港区、代表取締役社長:浮川 和宣)が提供する施工管理アプリ「eYACHO」が、コスモ松山石油株式会社(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:春井 啓克)およびコスモエンジニアリング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松林 和宏)に導入され、石油化学プラントにおけるペーパーレス化と業務効率化に貢献しています。
両社では、eYACHOの導入により、それまで紙で運用していた書類をデジタル化し、協力会社も含めた会社間の承認を効率化しました。その結果、コスモ松山石油では年間約100時間、コスモエンジニアリングでは年間約600時間の労働時間削減を実現しています。
<背景と課題>
コスモ松山石油は石油化学製品や石油製品の製造販売を手掛けており、同社の松山工場は常に大小約30件の工事が同時進行し、約20社の協力会社が工事に従事する大規模な生産施設です。また、コスモエンジニアリングは、同工場における保全工事の請負や施工管理を担っています。
両社と協力会社との間で日々やり取りされる膨大な量の紙書類運用が長年の課題となっており、特に工事の着工許可や実施内容を記録する「作業予定表」の運用に多大な時間を要していました。
●移動の負担
協力会社は紙の作業予定表を提出するため、広大なプラント内に点在する事務所へ自転車で移動しており、1日約1時間を費やしていました。
●受付・承認の負担
関係各所の押印が必要なため、書類の受付・承認に1日約30分を要し、枚数増加に伴う押印漏れなどのミスも発生していました。
●保管と検索の負担
作業予定表は工事終了後5年間の保管が規定されており、膨大な量の保管の手間と社内監査時の書類検索も大きな負担となっていました。
<eYACHOの選定と導入のポイント>
両社はこうした課題を解決するため、以下の理由からeYACHOの導入を決定しました。
・複数の会社間で電子承認が可能であること
・操作が簡単でデジタル帳票を簡単に作成できること
・柔軟にカスタマイズできること
・低コストであること
・汎用性が高く、活用できる幅が広いこと
・紙の書類の見た目をそのまま取り込めること
導入決定後、両社の各部署からメンバーを選出したワーキンググループを中心にトライアルを開始しました。しかし、当初は承認者間をつなぐ「バトンリレー」がうまく機能せず、承認の停滞や承認漏れなどが発生しましたが、この「逆風」を一変させたのが、MetaMoJiが開発を支援した「承認ステータス一覧表」の導入です。工事の進捗や承認状況を一覧化し、担当者や協力会社ごとに絞り込める帳票を導入したことで、問題が解消し、「逆風」は「追い風」へと変わり、半年後にはeYACHOが完全に定着しました。
<導入効果>
eYACHOの導入により、紙の作業予定表を中心とした書類運用は大きく効率化されました。eYACHOの活用状況と具体的な導入効果は以下の通りです。
●活用状況
・作業予定表だけでなく、品質管理記録、進捗管理表、重機の車両調整、現場パトロール記録、官庁申請許認可書類など、松山工場で使用する書類全体の10~20%がeYACHOに移行
・利用者数は、コスモ松山石油、コスモエンジニアリング、協力会社で計145名
・自分から積極的に帳票を作って運用に持っていける人材が複数名出てきており、eYACHOの利用をさらに促進
●労働時間の削減
・コスモ松山石油:1人あたり約25時間、主要4部署の合計で年間約100時間
・コスモエンジニアリング:1人あたり約50時間、対象12名の合計で年間約600時間
・協力会社:1人あたり約110時間、最も工事量の多い会社では年間約660時間
●コピー用紙の削減
・コスモ松山石油:年間約6,500枚
・コスモエンジニアリング:年間約12,000枚
・協力会社:最も工事量の多い会社で約2,500枚
●企業文化の醸成
eYACHOの活用は、業務効率化にとどまらず、DX推進に向けた企業文化の醸成にも寄与しています。コスモエンジニアリングで実施されている社内改善活動「ベストジョブ表彰」において、eYACHO活用の発表が社内表彰を2度にわたり受賞するなど、現場発の改善活動としても評価されています。
<今後の展望>
コスモ松山石油とコスモエンジニアリングでは、今後もさらなる業務効率化のため、松山工場での書類運用のほぼ全てをeYACHOへ移行することを目指しています。
MetaMoJiは今後も、施工管理アプリ「eYACHO」を通じて、両社のさらなる業務効率化を力強く支援してまいります。
※コスモ松山石油株式会社およびコスモエンジニアリング株式会社におけるeYACHOの導入事例は以下のサイトをご覧ください。
https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/user/cosmo-matsuyama.html
※インタビュー動画も公開しております。以下のリンクからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=NqU0SerABaU
■「eYACHO」について
MetaMoJiでは、デジタル野帳「eYACHO」を大林組と共同開発し、2015年8月より製品を提供してまいりました。野帳(レベルブック)とは、屋外での利用に適した耐久性の高いメモ帳のことで、建設現場では備忘録や測量結果の記録、簡単な打合せのメモなど様々なシーンで利用されています。「eYACHO」では、多くの導入を通じて得られた施工管理業務のノウハウや課題解決手法を取り込み、手書きや写真を利用した現場の記録のほか、図面や資料のペーパーレス化、リアルタイム共有機能を利用した遠隔地間でのコミュニケーション、日報・検査帳票を電子化して現場で作成できるようになるなど、従来の野帳の手軽さはそのままに、デジタルの特性を活かした管理機能を備えています。これらの取り組みと実績が支持され、ゼネコンユーザーシェアNo.1およびスマートデバイスユーザーシェアNo.1を獲得しており、建設業の現場における生産性向上に貢献しています。
https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/
■株式会社MetaMoJiについて
株式会社MetaMoJiは、先進的なICTをベースに、企業向け、教育機関向け、個人向けアプリケーションを開発・販売しています。企業向けには、現場作業に適したタブレット端末の機動性を活かしながら、遠隔地にいるメンバーがあたかも1つのテーブル上で同じ資料を閲覧・編集するような、リアルタイムな共同作業環境を提供しています。また、創業以来研究・開発を続けているAI技術を日々利用されるアプリケーションに組み込むなど、場所と時間を越えた協働を支え、働き方改革や職場の安全、高品質なものづくりに貢献する技術の開発に努めています。
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