アクセンチュアとAWS、責任あるAIの本格導入を支援 企業向けに確実かつ安全なAIの評価、テスト、構築、管理サービスを共同開発

アクセンチュア株式会社

アクセンチュア(NYSE: ACN)は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)との戦略的協業体制を強化したことを発表します。 Accenture Responsible Artificial Intelligence (AI) Platform powered by AWS (AWSを活用したアクセンチュアの責任あるAIプラットフォーム)を迅速かつ安全に導入し、企業全体への展開を支援します。

AIの急速な普及によって、経営者は偏見やハルシネーションなどのリスク、AIに関する規制変更への対応といった課題に直面しています。アクセンチュアの調査によると、企業全体で責任あるAIを完全に運用している企業はわずか2%に過ぎません。


アクセンチュアの執行役員で、AIセンター長である保科 学世は次のように述べています。「今、生成AIをはじめとする各種AIを業務で本格的に活用し、抜本的な全社変革を実現すべき段階に来ています。一方で、ハルシネーションやデータが内包するバイアスなど、AIの活用には一定のリスクを伴います。AIの持つリスクを正確に理解し、AIが持つ潜在的リスクに対処することで初めて、中・長期的な成功につながるAI活用が可能になります。包括的なAI戦略を立て、全社レベルでのAIガバナンスの仕組みを構築することが求められています」



アクセンチュアのチーフ レスポンシブルAI オフィサーであるアルナブ・チャクラボルティ(Arnab Chakraborty)は次のように述べています。「AWSとの協業では、顧客企業が責任あるAIを組織全体に埋め込み、理想を実現することを目指しています。アクセンチュアは初めて、AIガバナンスのセットアップ、AIリスク評価、生成AIのテスト、継続的なコンプライアンスサポート、規制管理、AWSワークロードのセキュリティなど、責任あるAIに関する包括的で一貫したサービスを提供します」


AWSを活用したアクセンチュアの責任あるAIプラットフォームは、責任あるAIの主要な要素を統合することで、モニタリング、テスト、修正という継続的な仕組みを作り、顧客企業が組織全体でコンプライアンスを遵守できるよう支援します。このプラットフォームはAWSワークロードに最適化され、責任あるAIのアセット、オープンソースツール、業界標準を統一して表示するため、企業は業務工程に責任あるAIをシームレスに組み込むことができます。また、同プラットフォームは直感的に順序立てて操作できるよう設計されており、経営層は自社におけるAI活用の準備状況(レディネス)や成熟度レベルを評価できるほか、複数の業界のベンチマークデータを参照してリスク スクリーニングを実施出来ます。


本プラットフォームを活用することで、顧客企業はAIリスクを特定、検知し、適切なリスク軽減アプローチを開発することができるため、急速に変化する規制への対応が可能になります。生成AIの試験導入や技術の進歩が加速し続ける中、このような柔軟性は特に重要です。


AWSの生成AI担当副社長であるヴァシ・フィロミン氏(Vasi Philomin)は次のように述べています。「アクセンチュアとの協業体制を強化し、AWS上でのアクセンチュアの責任あるAIプラットフォームを実現したことで、顧客企業は迅速かつ安心してAIを業務に取り入れ、企業全体で活用できます。また顧客企業は、我々の責任あるAIソリューションのポートフォリオを利用しやすくなり、急速に変化する規制環境下でのコンプライアンス対応に必要となる包括的な評価や継続的な監視・テストを実行できます。私たちはアクセンチュアとともに、より多くの顧客企業に対して安全に生成AIを使って革新を生み出す機会を提供していきます」


AWSを活用したアクセンチュアの責任あるAIプラットフォームは、1,000件以上におよぶ生成AIに関する顧客企業案件、120カ国約75万人のアクセンチュア社員を対象とした責任あるAIプログラム、 AWSとの責任あるAIに関する協業から得た知見を集約しています。これは、アクセンチュアの実証済みのベストプラクティスや独自の責任あるAIフレームワーク、Amazon BedrockやAmazon SageMakerを始めとするAWSの先進的なAIサービスのポートフォリオ、さらにAWS Control Tower、Amazon DataZone、AWSの可観測性ツールなどのソリューションを組み合わせています。


AWSを活用したアクセンチュアの責任あるAIプラットフォームは、最も包括的な、業界初の責任あるAIフレームワークのひとつで、顧客企業がポリシー、原則、基準を確立し、実践する際に有用な5つのオファリングから構成されています。


AIのガバナンスと原則

AIのリスク評価

責任あるAIの体系的なテストとリスク軽減

モニタリングとコンプライアンスのサポート

人材、サステナビリティ、プライバシーとセキュリティを含む企業への影響


今回の発表は、アクセンチュア AWSビジネスグループ(リンク: https://www.accenture.com/jp-ja/services/cloud/aws-business-group)を通じて、AI分野におけるAWSとの取り組みをさらに推進するものです。すでに両社はAnthropicと協力して、AIを責任ある形で展開することに取り組んでいます。また、2023年11月にはAmazon Qを活用して、ソフトウェア開発やアプリケーション環境のモダナイゼーションのさらなる迅速化を支援する計画を発表しました。さらに、両社は2023年6月、AWS上で大規模言語モデルや生成AIを活用してビジネス変革の迅速化を目指す戦略的協業を発表しました。これには、責任あるAIのブループリントも含まれます。


アクセンチュアについて

アクセンチュアは、世界有数のプロフェッショナル サービス企業です。アクセンチュアは、世界をリードする企業や、行政機関をはじめとするさまざまな組織の中核にデジタル技術を実装することで、組織運営を最適化し、収益を拡大させ、また市民サービスの向上にも貢献するなど、お客様に対して目に見える成果を圧倒的な規模とスピードで創出しています。 アクセンチュアでは、優れた才能でイノベーションを主導する約750,000人もの社員が120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。 また、テクノロジーが変革の成否を分ける時代において、世界中のエコシステム・パートナーとの緊密な連携を図りつつ、クラウド、データ、AIおよび業界ごとの比類のなき知見、専門知識や、グローバル規模のデリバリー能力を最適に組み合わせながらお客様の変革を支えています。アクセンチュアは、ストラテジー&コンサルティング、テクノロジー、オペレーションズ、インダストリーX、ソングの領域をまたぐ、幅広いサービス、ソリューションやアセットを活用して成果につなげています。アクセンチュアでは、成功を分かち合う文化や、360度でお客様の価値創造を図ることで、長期にわたる信頼関係を構築しています。またアクセンチュアは、お客様、社員、株主、パートナー企業、社会へ提供している360度での価値創造を、自らの成功の指標としています。

アクセンチュアの詳細は www.accenture.com/us-en を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp-ja をご覧ください。


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会社概要

アクセンチュア株式会社

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
電話番号
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代表者名
江川昌史
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資本金
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設立
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