社会は“自由”で“多様”なはずなのに、なんでこんなに息苦しい?『孤独と居場所の社会学 なんでもない“わたし”で生きるには』発売!(10/21発売)
SNSを通して私たちは「つながっている」。なのになぜこんなに不安で孤独なのか?「居場所」を切り口に生きづらさの構造を解き明かす。
株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『孤独と居場所の社会学 なんでもない“わたし”で生きるには』(阿比留 久美 著)を2022年10月21日に発売いたします。
- 現代の閉塞感に風穴をあけ「誰もが息のしやすい社会」を構想する希望の論考
コロナ禍以降、人との交流の機会が減少し「孤独」を感じている人が増えています。SNSが発達し、直接会わずとも、私たちは「つながっている」。しかし、人々はなぜこんなにも孤独を感じるのか。それは「居場所」が持てないことに起因します。本書では「承認欲求とアイデンティティ」「女性の生き方」「能力主義」「自己責任」など、さまざまな切り口から、現代人の抱える「生きづらさの構造」を解き明かします。
自分にとっての「居場所」を見つけるために。
【目次より】
- 居場所と承認 1章 なぜ居場所について考えるのか 2章 存在証明を求める社会
- 不安定化する生の基盤 3章 学校から社会への移行 4章 変わりゆく家族のかたち 5章 翻弄される女性の生き方
- 居場所ある生を生きるために 6章 ただの人として、声をあげる 7章 自立しないとダメですか? 8章 居場所ある生を生きるために
【著者略歴】
阿比留 久美(あびる くみ)
早稲田大学文学学術院文化構想学部准教授。専門は教育学(社会教育、青年期教育論)。子ども・若者が育ち、生きていくことのできる社会の在り方を、教育・福祉・文化を架橋しながら考えている。子ども・若者支援団体や当事者団体などの活動から、ありうべき未来を構想中。若者協同実践全国フォーラム(JYCフォーラム)理事。単著『子どものための居場所論』(かもがわ出版)、共著『「若者/支援」を読み解くブックガイド』(かもがわ出版)など。
【書籍概要】
書名:孤独と居場所の社会学 なんでもない“わたし”で生きるには
著者:阿比留 久美 著
出版年月日:2022/10/21
判型・ページ数: 四六判並・232ページ
定価:1870円(税込)
発行元:株式会社 大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp/
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