Automotive Grade Linux、SDV向けオープンソース​ リファレンスプラットフォーム​「SoDeV​」の提供を開始、新たに5社が加盟

A​GL​ SoDeV​の初期バージョンをリリース、EMQ、Lineo Solutions、MediaTek、VA Linux Systems Japan、Very Good Ventures が加盟

The Linux Foundation Japan

本プレスリリースは Automotive Grade Linux Releases Open Source SoDeV Reference Platform for Software-Defined Vehicles and Welcomes Five New Members の参考訳です

A​GL​ SoDeV​リファレンスプラットフォームをリリース、新メンバー EMQ、Lineo Solutions、MediaTek、VA Linux Systems Japan、Very Good Ventures を歓迎
  • AGLのオープンソースSoDeVリファレンスプラットフォームの初期バージョン​がAGL Unified Code Baseの最新リリース​「Ultimate Unagi​」を通じて利用可能になり、ハードウェアの制約から切り離されたソフトウェアファーストの開発が可能になりました。

  • EMQ、Lineo Solutions、MediaTek、VA Linux Systems Japan、Very Good Venturesが新たにAutomotive Grade Linux​ (AGL​) に加盟しました。これは、オープンソースによるSDV開発に向けた、業界横断的な機運の高まりをさらに後押しするものです。

  • AGLの会員数の増加は、自動車業界がソフトウェア中心の車両アーキテクチャへと急速に移行していることを反映しており、その変革の中心にはオープンソースによるコラボレーションがあります。

  • 9月30日・10月1日 ベルリンで開催される次回​ AGL All Member Meeting​ の講演者募集​ (Call for Proposals​​) を開始しました。締め切りは7月12日です。

2026年5月14日 東京発 — AGL All Member Meeting — SDV (ソフトウェア定義車両) 向けオープンソース​ プラットフォームを開発する​業界横断型の協業プロジェクトAutomotive Grade Linux​ (AGL​) は、東京で開催中の​ All Member Meeting​ (年に2回のAGLメンバーミーティング) において、オープンソースのSoDeVリファレンスプラットフォームの初期バージョンの提供開始と、AGLソフトウェアプラットフォームの最新リリース、および5社の新規メンバー EMQ、Lineo Solutions、MediaTek、VA Linux Systems Japan、Very Good Venturesの加盟を発表しました。

AGL SoDeVは、S​DVを構築するためのオープンソース リファレンスプラットフォームです。AGL Unified Code Base (UCB) とLinuxコンテナ、VirtIO、Xenハイパーバイザ、Zephyr RTOS、その他のLinux Foundationプロジェクトを単一の統合パッケージにまとめ、車載用SoC​ (システムオンチップ​) や仮想マシン、クラウド上で動作します。SoDeVを利用することで、自動車メーカーやサプライヤーは、ハードウェアの完成を待たずにソフトウェア開発を進めることが可能になり、SDVの市場投入までの期間を短縮できます。

自動車業界がSDVへの移行を加速させる中、共有のオープンソース ソフトウェア基盤に対する需要はかつてないほど高まっています。AGLは、自動車メーカー、Tier 1サプライヤー、テクノロジー企業からなる広がり続ける企業の連携体制を結集し、共通のソフトウェアスタックを共同開発・維持しています。これにより、開発の断片化を抑制し、市場投入までの期間を短縮させ、車両全体における迅速なイノベーションを可能にします。 EMQ、 Lineo Solutions、 MediaTek、 VA Linux Systems Japan、 Very Good VenturesがAGLコミュニティに加わることは、実運用可能なSDV技術を実現するために必要とされる専門領域の広がりを示しており、シリコンやコネクティビティレイヤーから、オープンソース車載ソフトウェアの大規模な実用化を支えるソフトウェア開発ツールやサービスに至るまで、多岐にわたります。

Automotive Grade LinuxのエグゼクティブディレクターであるDan Cauchyは、次のように述べています。
「AGLコミュニティに新たなメンバーを迎えることができ、大変嬉しく思います。メンバー企業はそれぞれ独自の貴重な専門知識をもたらしてくれます。SoDeVリファレンスプラットフォームを取り巻くエコシステムは成長を続けており、オープンソースのコラボレーションが可能にするイノベーションの広がりを反映しています。自動車業界はSDVへの根本的な転換期を迎えており、AGLがその中心にいることを誇りに思います。」

SoDeVリファレンスプラットフォーム、最新のAGLソフトウェアリリース「Ultimate Unagi」で提供開始

AGL SoDeVリファレンスプラットフォームの初期バージョンが、最新のAGL UCBソフトウェアリリース「Ultimate Unagi」で利用可能​になりました。これにより、開発者はRenesas Sparrow Hawkリファレンスボードおよびクラウドベースのプロセッサ環境上で、SDVシステムの構築・テストを行うことができます。

2025年12月に発表されたAGL SoDeV リファレンスプラットフォームは、AGL Unified Code Base(UCB)と、Linux Foundationがホストする複数のオープンソースプロジェクトを組み合わせたもので、ECUの統合、仮想化によるハードウェアの抽象化、​SDV向けのクラウド統合をサポートします。

AGLメンバー企業の共同作業を通じて開発されたAGL UCBは、SDV向けの実運用可能なオープンソースプラットフォームを提供します。最新リリースUltimate Unagiには、以下の機能も含まれています。

  • Yocto Project Scarthgap LTSリリース5.0.16への更新により、安定性およびビルド再現性を向上

  • Flutter EmbedderおよびWorkspace Automationツール群を更新し、​パフォーマンスの向上、レンダリング修正、新たなUI機能、言語サポート、ツールチェーン​のパフォーマンスを改善

  • より広範なシグナル対応に向けたVehicle Signal Specification​ (VSS​) の​アップグレード

  • gRPCを活用したDistributed Display Frameworkの更新

Ultimate Unagiは今後2年間サポートされ、Yocto ProjectによるScarthgapの各リリースから約3週間後にアップデートが提供される予定です。

AGL All Member Meeting Europe 講演者募集を開始

Automotive Grade Linuxは、2026年9月30日・10月1日 ベルリンで 欧州 All Member Meeting (AMM) を開催します。年2回開催されるAGL AMMには、自動車メーカー、サプライヤー、オープンソース コントリビューターが集まり、テクニカルセッションやワーキンググループ ミーティング、コミュニティ コラボレーションが行われます。イベントは、AGLの技術ロードマップの推進と導入に関する知見の共有を行い、SDV技術の未来を形作るための重要なフォーラムとなります。

講演者募集​ (Call for Proposals​) が始まりました。SDVソフトウェア、オープンソースの車載プラットフォーム、車載システムや関連技術に携わっている方は、プロポーザルを提出し成果をAGLコミュニティと共有しましょう。

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原文をご参照ください

よくある質問 (FAQ)

AGL SoDeVとは何ですか?
AGL SoDeVは、Automotive Grade Linuxが開発したSDV向けのオープンソース リファレンスプラットフォームです。AGL Unified Code Base (UCB) とLinuxコンテナ、VirtIO、Xenハイパーバイザ、Zephyr RTOS、その他のLinux Foundationプロジェクトを単一の統合パッケージにまとめ、ソフトウェア開発をハードウェアの制約から切り離します。

AGL SoDeVリファレンスプラットフォームを主導しているのは誰ですか?
AGL SoDeVは、AGL Software Defined Vehicle (SDV) エキスパートグループが主導しており、パナソニック オートモーティブシステムズ、本田技研工業、トヨタ自動車、マツダ、アイシン、ルネサス エレクトロニクスが主要な貢献をしています。

AGL SoDeVはいつリリースされましたか?
AGLは2025年12月にSoDeVを発表し、2026年5月14日に「Ultimate Unagi」というコードネームのAGL Unified Code Baseリリースを通じて、開発者向けの初期バージョンを提供開始しました。

AGL SoDeVはどのようなハードウェアで動作しますか?
SoDeVの初期リリースは、Renesas Sparrow Hawk リファレンスボード、クラウドベースのプロセッサ環境、および仮想マシン上で動作します。2026年を通じて、より広範な車載用SoC (システムオンチップ) への対応を拡大していく予定です。

Automotive Grade Linuxの最新メンバーは?
2026年5月現在、AGLの最新メンバーは、EMQ、Lineo Solutions、MediaTek、VA Linux Systems Japan、Very Good Venturesです。

AGL Unified Code Baseとは何ですか?
AGL Unified Code Base (UCB) は、インフォテインメント、インストルメントクラスター、テレマティクスを含む車載アプリケーション向けに、Automotive Grade Linux (AGL) が開発するオープンソースのLinuxベースソフトウェアプラットフォームです。SoDeVリファレンスプラットフォームは、UCBを基盤として構築されています。

Automotive Grade Linuxへの参加方法

Automotive Grade Linuxコミュニティへの参加方法やメンバーシップの詳細は automotivelinux.org をご覧ください。オープンソースによるSDVの未来に貢献することに関心をお持ちの企業・団体は、AGLのテクニカル ワーキンググループ / 委員会、コミュニティイベントへの参加のほか、9月30日・10月1日にベルリンで開催されるAGL All Member Meetingへの出席を通じても関与いただけます。

Automotive Grade Linux (AGL) について

Automotive Grade Linux (AGL) は SDV (ソフトウェア定義車両) 向けの主要なオープンソースプラットフォームであり、自動車メーカーが新機能、アップデート、ユーザーエクスペリエンスをOTA (over-the-air) で提供できるようにするとともに、ソフトウェア中心の車両アーキテクチャへの移行を加速させています。AGLはLinux Foundationのコラボレーティブプロジェクトであり、自動車メーカー、サプライヤー、テクノロジー企業を結集し、インフォテインメント、インストルメントクラスタ、テレマティクス、その他の車載システム向けの単一の共有ソフトウェアスタックを構築しています。業界全体の断片化を減らし、コラボレーションを促進することで、AGL は開発と市場投入までの時間を短縮し、コネクテッドカーおよびSDVのエコシステムの中核でイノベーションを推進しています。

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