NTT DATAとIP Infusion、ネットワークディスアグリゲーションの推進で提携

- グローバルなシステムインテグレーターのNTT DATAと、White Box向けソフトウェアを提供するIP Infusionがオープンネットワーキングソリューションで市場を変革 -

ACCESS

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、デジタルビジネスおよびITサービスの世界的リーダーである NTT DATA(https://www.nttdata.com/global/en/)との戦略的パートナーシップを締結したことを発表いたします。NTT DATAとIP Infusionは、オープンネットワークソリューションを用いた市場開拓において協業し、ネットワーク事業者に強化されたディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)、拡張性、選択肢を提供していきます。

NTT DATA(NTTグループ傘下) は、東京に本社を置くITおよびビジネスサービスの世界的イノベーターとして、コンサルティング、業界向けソリューション、ビジネスプロセスサービス、ITの近代化、マネージドサービスを提供しています。 NTT DATAは、White Box(ホワイトボックス)型ハードウェアの幅広いポートフォリオにおいて、IP Infusionのセルサイトルーター、ルーテッドオプティカルネットワーキング、アグリゲーションルーター、データセンターソフトウェア製品を提供する予定であり、これらにはバンドルソリューションが含まれます。


広範にわたるWhite Boxの市場展開の強化を目指す本提携は、Telecom Infra Project (TIP)の主導により実現し、Disaggregated Cell Site Gateway(DCSG)やセルサイトルーター、およびルーテッドオプティカルネットワーキングプロジェクト向け「Cassini」等のTIPソリューションが含まれます。NTTデータとIP Infusionはいずれも、オープンでディスアグリゲーションされた標準ベースの技術ソリューションの開発と導入を推進することでグローバルな接続性を前進させるTIPのメンバーです。


NTT DATA Europe & LATAM テレコムセクター担当パートナー Teodoro López Palacios氏は、

「当社は、お客さまとパートナーのグローバルなエコシステム全体を通じてネットワークディスアグリゲーションを促進することに全力で取り組んでいます。IP Infusionは、オープンネットワーキングにおいて実績のあるリーダーであり、総所有コストを削減しつつサービスを拡充する、受賞歴を誇るフィールドテスト済みのソリューションを提供しています。当社は、より多くのユーザーにイノベーションの推進、アクセスの向上、そして優れたネットワークの成果をお届けできることを楽しみにしています」と述べています。


TIPエグゼクティブディレクター Kristian Toivo氏は、

「システムインテグレーターの役割はTIPコミュニティにとって重要であり、IP InfusionとNTT DATAの提携は、多様なユースケースにディスアグリゲーションされたソリューションをもたらすための大きな前進です。NTT DATAとIP Infusion は長年にわたりオープンネットワークソリューションでの深い専門知識を実証し、TIPコミュニティに貢献してきました。両社の協業によって、より強力で柔軟なサプライチェーンが構築され、高品質な接続性に対応できるようになります」と述べています。


IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、

「NTT DATAと提携してオープンネットワークの市場浸透をさらに推進していくことを楽しみにしています。ビジネスITソリューションで信頼されているグローバルイノベーターのNTT DATAは、ネットワークディスアグリゲーションの力強い可能性を明確に理解しており、そのような企業と協業できることを嬉しく思います。また、オープンネットワークを拡大し、コネクテッドな未来に向けて道を切り拓くというTIPの目標を前進させられることを誇りに思います」と述べています。


NTT DATAとの今回のパートナーシップに加えて、IP Infusionは製品とサービスで高い評価を獲得し続けています。今春、テクノロジー業界のインサイトをグローバルに提供する独立系調査会社のGigaOmが発表した2023年「レーダーレポート」のネットワークオペレーティングシステム(NOS)全3部門において、IP Infusionは3年連続で「リーダー」と「アウトパフォーマー」に選出されました。IP Infusionのソフトウェアプラットフォームは、GigaOmのアナリストが評価した20社を超えるNOSベンダーの中で最も包括的なプラットフォームとして、CiscoやJuniper Networksをはじめとする既存プロバイダーを圧倒していることが認められました。


さらに、TIPは2022年にIP InfusionのDisaggregated Cell Site Gateway (DCSG)ソリューションを「TIP検証済みソリューション・ゴールドバッジ」に認定しました。IP Infusionのソフトウェアは、TIPのOpen Optical Packet Transport Project(OOPT)グループがDCSG向けに設定した厳格な要件を満たしていると認定されました。引き続きIP Infusion はオープンネットワーキング市場の拡大にむけてコミュニティに貢献していきます。


■IP Infusionについて

IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS®」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。

https://www.ipinfusion.com/

 

■株式会社ACCESSについて

ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。

https://www.access-company.com/



※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。

※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。

※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

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会社概要

株式会社 ACCESS

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URL
https://www.access-company.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都 千代田区神田練塀町3番地 大東ビル
電話番号
03-6853-9088
代表者名
大石 清恭
上場
東証プライム
資本金
170億7200万円
設立
1984年02月