製造業R&D向けAIエージェント「Aconnect」の技術探索エージェント新機能 評価の属人化/曖昧さを客観的比較へ転換する「根拠文献参照機能」をリリース

「経験や勘」頼みの意思決定を排し、論文・特許に基づく納得感と説明性を実現

ストックマーク

 国産生成AI基盤の独自開発およびビジネス向け生成AIサービスを提供するストックマーク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:林達、以下当社)は、製造業 R&D向けAIエージェント「Aconnect」の技術探索エージェントにおいて、新たに「解決策比較機能への根拠文献参照機能」を搭載したことをお知らせいたします。

 本機能により、既存製品の改善や事業部からの課題解決依頼に追われ、迅速かつ客観的な意思決定が求められる現場の研究開発者でも、実業務の判断を止めることなく、論文や特許などの根拠に基づく納得感のある意思決定が可能になります。

背景:R&D現場での「解決策の評価基準」の属人化・曖昧化

 製造業の研究開発(R&D)現場、特に既存製品の改善や事業部からの技術相談に応じる部署では、顧客要求や工場要望、不具合対応、コスト改善といった短期的な課題に対し、迅速かつ精度の高い解決策を講じることが求められます。

 本来、こうした課題解決のアプローチを最適化するためには、複数の解決策の技術的な実現性や有効性を、客観的な情報に基づいて比較・評価することが不可欠です。

 しかし、多忙を極める現場の研究開発者や、その評価・承認を行うマネージャー層からは、以下のような切実な課題が挙がっていました。

・「経験や勘」への依存と暗黙知化

 技術的な実現性や有効性の評価が、経験豊富な一部のベテラン技術者の知見に依存しやすく、同じ解決策でも評価者によって判断が分かれたり、評価軸そのものが暗黙知になりがち

・意思決定の根拠の曖昧化

 社内に比較表や評価シートは存在していても、実際の評価は「実現性が高そう」「有望そう」「過去の経験上よい」といった定性的な判断に留まりやすく、客観的な裏付けが不足する

・評価のたびの“根拠調査のやり直し”による負担

 解決策を比較するたびに、関連する論文・特許・技術ニュースを個別に探し直す必要があり、評価の準備そのものに膨大な時間を取られ、本来の議論に十分な時間を割けない

・上位レビューでの手戻りと意思決定の遅延

 評価者やマネージャー、経営層への報告段階では必ず「なぜこの解決策なのか」「他案との差の根拠は何か」が問われます。この根拠が曖昧なために追加調査や再検討が発生し、意思決定が遅れる要因となる

 こうした「評価基準の曖昧さ」や「情報収集と意思決定の分断」は、組織としての判断品質のばらつきを生むだけでなく、開発のスピードを著しく阻害する要因となっていました。

新機能「解決策比較機能への根拠文献参照機能」の概要

 「Aconnect」の技術探索エージェントは、膨大な論文やニュースから課題解決のアイデアを提示し、ロジックツリー形式で網羅性を確認できるツールです 。今回追加した新機能「解決策比較機能への根拠文献参照機能」は、「経験や勘」に頼りがちだった解決策の比較・評価プロセスを、客観的な文献ベースへと変革し、上司や経営層への説明責任をスムーズに果たせる環境の構築を支援します。

本機能の特徴

■ 解決策の比較・評価を「確かな根拠」に基づいて実行

 評価において、論文・特許・ニュースなどの参考文献を根拠として直接参照・紐付けできます。

「経験や勘」だけに頼らない客観的な情報に基づく比較・評価を実現し、意思決定の妥当性と説明性を高めます。

■ 「誰が判断したか」に依存しない客観性と一貫性の向上

 評価軸ごとに具体的な根拠文献を確認できるため、評価者ごとの判断のばらつきを抑制します。

「案件や評価者ごとに基準が変わる」状態を防ぎ、組織として統一された判断基準を運用しやすくなります。

■ 「なぜこの解決策を選んだのか」を即座に説明可能に

 選定した解決策だけでなく、その判断を支えた根拠(文献)までシステム上に残せます。上司・経営層・他部門への説明責任を果たしやすくなり、意思決定プロセス全体の透明性が向上します。

■ 技術文献を“読む”から“意思決定に活かす”へ転換

 論文や特許を単なる情報収集のステップ(点の作業)で終わらせず、比較・評価の材料として直接活用します。文献調査と意思決定が分断されず、シームレスな一連のプロセスとしてつながります。

本機能による変化:比較/評価の標準化で意思決定を高度/高速化

 これまで研究開発者個人の知見や主観に依存していた解決策の評価プロセスを、AIが客観的な文献と紐付ける組織的かつ透明性の高い仕組みへと転換します。これにより、現場やマネージャー層に以下のような具体的変化と恩恵をもたらします。

■ 感覚の議論から「根拠ベースの議論」へ

 「良さそうだから」という感覚的なレビューから「文献ではこう示されている」という客観的な議論へ変わります。評価者全員が同じ根拠文献を参照しながら議論できるため、レビュー時間の短縮にもつながります。

■ 評価プロセスの再現性向上と標準化

 評価結果だけでなく判断根拠も残るため、類似案件でも同じ観点で比較・評価を実施しやすくなります。個人依存だった評価が標準化され、若手・ベテランを問わず一定品質の評価が可能になります。

■ レビュー・承認プロセスの効率化(手戻りリスク低減)

 根拠資料を探す時間や追加調査を大幅に削減。上司やマネージャーが最も知りたい「その判断の根拠」が明確なため、合意形成が圧倒的にスムーズになり、開発の初動を高速化します。

■ 意思決定プロセスそのものが「組織の資産」に

 「どの文献を根拠に、なぜその解決策を選んだのか」という思考プロセスが蓄積されるため、類似課題への横展開や、若手教育・技術継承にもそのまま活用できるようになります。

Aconnectについて

 製造業R&D向けAIエージェント「Aconnect」は、あなたの業務を理解したAIが、あなたの代わりに情報を探し、気づきを届け、リスクとチャンスを逃さず検知します。

 ビジネスニュース・論文・特許・社内文書など、幅広い情報源から必要な情報をまとめ、開発現場のより早く・確かな判断を支えます。

・Aconnect:https://aconnect.stockmark.co.jp

ストックマークのソリューションについて

 AI活用は競争力維持のために不可欠な要素となっています。しかし、多くの企業が「データが整備されていない」「現場への定着が進まない」「具体的な成果に繋がらない」といった課題に直面しています。

 当社は、独自の自然言語処理技術などを用いて、テキストだけでなく図面や仕様書、過去の判断ロジックといった複雑な知恵をAIが活用できる形へと構造化します。これにより、単なる効率化の枠を超え、人が本来注力すべき「価値創造」や「専門性の研磨」に没頭できるよう、業務プロセスそのものを再設計する「AI BPR(Business Process Re-engineering)」を推進します。

 AIが「停滞感を生む単純作業」を自律的に担い、人は「高付加価値業務」へとシフトし、「シゴトを心から楽しめる」状態を創り出すことで、日本企業の競争力を底上げしてまいります。

・ストックマークソリューション:https://stockmark.co.jp/solution/ 

ストックマーク株式会社について

 ストックマーク株式会社は「価値創造の仕組みを再発明する」をミッションに掲げ、最先端の生成AI技術を活用し、多くの企業の企業変革を支援しています。

 製造業向けAIエージェント「Aconnect」及び、あらゆるデータを構造化し企業の資産に変える「SAT」を運営しています。さらに、企業特化生成AIの開発や、独自システムの構築も支援しています。

会社名 :ストックマーク株式会社

所在地 :東京都港区南青山一丁目12番3号  LIFORK MINAMI AOYAMA S209

設立  :2016年11月15日

代表者 :代表取締役CEO 林 達

事業内容:最先端の生成AI技術を活用した、

     企業のナレッジマネジメント・生成AIの業務適用を支援するサービスの開発・運営

URL  :https://stockmark.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ストックマーク株式会社

39フォロワー

RSS
URL
https://stockmark.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山 1 丁目12-3 LIFORK MINAMI AOYAMA S209
電話番号
-
代表者名
林 達
上場
未上場
資本金
3億円
設立
2016年11月