日本文化の季節折々の“食”を、五感で体感出来る“自遊庵”新テーマ世界では約2,000種も！　

　「じゃがいも」　5月10日（水）～5月23日（火）酒造りの全行程を食す　「日本酒」　5月24日（水）～6月13日（火）

2016年3月に三越日本橋本店にオープンしました、日本の食文化を五感で体感出来るゾーン「自遊庵」（じゆうあん）では、2017年５月中旬から下旬まで「じゃがいも」、5月下旬から６月中旬までは「日本酒」をテーマにしたメニューを提供いたします。

 

 

■ 新テーマ「じゃがいも」と「日本酒」について

自遊庵は、「新しい味覚と出会う 創造の場」をコンセプトに、お客さまがご自由に、季節の食を通して、楽しみ、遊んでいただく体感の場を提供します。

ゴールデンウィークもあける5月6日頃からは二十四節気（※）では「立夏」となり、この日から立秋の前日までが夏になります。野山に新緑に彩られ、夏の気配が感じられる頃です。６月上旬は、「芒種 (ぼうしゅ)」の時期です。稲の穂先のように芒のある穀物の種まきをする頃という意味になります。
今回の自遊庵は、北海道ではじゃがいもの植付けが始まるタイミングである立夏に「じゃがいも」、全国的にお米の田植えが始まるタイミングに「日本酒」をテーマにし、それぞれの作物の恵みを愉しんでいただきます。

じゃがいもは、江戸時代にオランダ船によって長崎に伝えられたことが始まりと言われています。じゃがいもの名産地・北海道では、明治時代より本格的な栽培が始まり、これはアメリカやイギリスから入ってきたと言われています。
今では日本全国で親しまれているじゃがいもですが、世界的にその品種は約2,000種にのぼるのに対し、日本はまだ約20種となっており、食べ方も画一的です。今回の自遊庵では、じゃがいもの可能性を広げるべく、多様な品種をさまざまな調理法で、メインからスウィーツまで提供します。じゃがいもの驚きの食べ方や美味しさをお愉しみください。

日本酒は、新酒からひやおろしまで、通年を通して楽しめますが、その利用シーンは日常生活から行事まで、飲み物から調味料までと、日本人の生活と切っても切れないものとなっています。今回は余すことなくお愉しみいただくことをポイントに、酒米・酒粕・どぶろく・生酒・清酒など、日本酒造りの行程に関わる全てのものを食材として盛り込んだメニューをご用意しました。
※ 二十四節気：冬至、春分、夏至、秋分を基準に、一年を二十四で分けた暦の一種。年中行事や農作業の指標として親しまれてきた。
■ 自遊庵 ５月1０日（水）～５月2３日（火）テーマ 「じゃがいも」 メニューのご紹介
※金額表記は全て税込みとなります
＜自遊庵 嗜み処（イートイン）＞

お食事メニュー

じゃがいもの世界を愉しむ和御膳 一人前1,728円（フルセット）
※パン・汁もののみセットもご用意しています（一人前1,566円）
今回の御膳には、男爵やシャドークイーンなど、多品種のじゃがいもをさまざまな調理法で仕上げており、味や食感、使い方まで、じゃがいもの新しい魅力と可能性をお愉しみいただけるプレートに仕上げました。
メインとなる「もちもち肉じゃがだんご～味噌トマトソース～」は、ドイツの家庭料理「クヌーデル」を和風にアレンジし、ジューシーな肉じゃが風の餡とだしジュレを包みました。もちもちとした食感が愉しい一品です。また、「じゃがいもとひじきのプチロール」は、パン生地にひじきを練り込み、角切りのじゃがいもを包んだパンです。セミハード生地の食感が和食材とマッチします。

手まり寿司～焼じゃがいもお塩添え～ 一人前1,890円（フルセット）
※汁もののみセットもご用意しています（一人前1,674円）
今回の手まり寿司は、寿司ネタにじゃがいものマリネを使用しました。すりおろして焼き上げたカリカリのじゃがいもと塩を混ぜた特製塩でお召しあがりください。

じゃがいもの世界を愉しむ和御膳・手まり寿司～焼じゃがいもお塩添え～ 共通セット
箸休め①：「柚子胡椒とクリームチーズのポテトサラダ」 ■ケンコーマヨネーズ製「ケンコープレミアム®ポテト」を使用。
柚子胡椒とクリームチーズを合わせた新しい味覚の和風ポテトサラダです。
箸休め②：「じゃがいものきんぴら」
ごぼうとにんじんが定番のきんぴらを、じゃがいもで作った一品。幅のある細切りで仕上げることによってじゃがいもの食感をいかしたきんぴらへと仕上げました。
サラダ：「じゃがいもの素麺風サラダ」
じゃがいもを麺状にカットして、素麺に見立てた一品です。大葉、おくら、茗荷、生姜と一緒にお召しあがりいただくと、しゃきしゃきとしたじゃがいもの食感をお愉しみいただけます。
汁もの：「じゃがいものすりながし 柚子風味」
じゃがいもと玉ねぎを使用した和製ポタージュの「すり流し」です。昆布だしと柚子の風味をきかせただしの二層にしています。
デザート：「おじゃがモンブラン」
紫色のじゃがいも「シャドークイーン」に白餡と生クリームを合わせたベジタブルスウィーツです。シンプルなじゃがいもの味がいきています。

甘味メニュー

おじゃがモンブラン（男爵） 一人前605円 ※お持ち帰り用商品もご用意しています。
男爵いもを使用した白いモンブランのベジタブルスウィーツです。
おじゃがモンブラン（シャドークイーン） 一人前648円 ※お持ち帰り用商品もご用意しています。
シャドークイーンを使用した紫色のモンブランのベジタブルスウィーツです。（各日15点限定）
じゃがいものケーキ～山椒の香り～ 一人前486円
カルトフェルトルテという、ドイツで古くから伝わるじゃがいものケーキです。じゃがいも本来の美味しさが愉しめるシンプルなお菓子で、甘味を味わっていただけるケーキに仕上げました。








物販コーナー

＜南青山/HATAKE CAFE＞新じゃがいものニョッキ大豆ミートソース
1パック972円 ※5月10日(水)～5月16日(火)
＜北海道/カムイチェプデリ＞新じゃがと辛子明太子のパイ包み
1パック 648円 ※5月10日(水)～5月23日(火)
＜北海道/カムイチェプデリ＞新じゃがづけサーモン和 1パック1,080円 ※5月10日(水)～5月23日(火)
＜うみもり はなもり＞たことサーモンのポテトサラダ丼 1折 756円 ※5月10日(水)～5月23日(火)

■ 自遊庵 5月24日（水）～6月13日（火）テーマ 「日本酒」 メニューのご紹介
※金額表記は全て税込みとなります
＜自遊庵 嗜み処（イートイン）＞

お食事メニュー

やわらか豚の美酒煮膳 一人前2,052円（フルセット）
※ご飯・汁もののみセットもご用意しています（一人前1,728円）
今回は、生酒ができるまでの「酒物語」をワンプレートに表現した御膳です。全体的に「白」を基調とすることで、お酒の透明感や濁酒、米を表現しています。
メインの「やわらか豚の美酒煮 どぶろくソースがけ」は、清酒と酒粕を使用して豚の塊肉をじっくりと煮込み、どぶろくを使ったソースで仕上げました。また、「日本酒で炊いたあさりご飯」は、山田錦の酒米を混ぜた珍しい炊き込みご飯で、清酒とだしの旨味にバターを加えて洋風に仕上げています。お好みで日本酒で仕立てたお出汁をかけて、お茶漬けとしてもお愉しみいただけます。

手まり寿司～酒粕ソース添え～ 一人前1,836円（フルセット）
※汁もののみのセットもご用意しています（一人前1,512円）
今回の手まり寿司のソースには酒粕を使用しており、風味豊かな酒粕の香りが手まり寿司とマッチします。

やわらか豚の美酒煮膳・手まり寿司～酒粕ソース添え～ 共通セット
箸休め：「とまとのカクテルサラダ」
ミニトマトをかぼすをきかせたシロップで漬けたマリネです。シロップは、カクテルのようにそのままお飲みいただけます。
サラダ：「春野菜の豆腐の芥子味噌添え」
筍やアスパラガスなどの春野菜と水切り豆腐を使用したサラダ仕立ての一品。芥子や米麹、醤油を基に作られた古の調味料である「あけがらし」のソースを添えてお召しあがりいただきます。
汁もの：「美酒煮のうまみ香るスープ」
メイン料理である「やわらか豚の美酒煮 どぶろくソースがけ」で使用したスープをそのまま出汁として使い、生酒を加えて風味を豊かにさせました。コクのある深い味わいと生酒の豊かな風味をお愉しみいただけます。
デザート：「檸檬ゼリー」
檸檬の香りが爽やかなゼリーです。お好みで、最後に生酒をかけ、より豊かな風味をお愉しみください。

甘味メニュー

酒粕のレアチーズケーキ 一人前702円
酒粕を生地に使用したレアチーズケーキです。ブルーベリージャムに清酒を混ぜたソースと清酒でコンポートしたマスカットと一緒にお召しあがりください。
八海山入りパウンドケーキ 一人前486円 ※お持ち帰り用商品もご用意しています。
酒粕を生地に練りこんだパウンドケーキ。八海山で漬けたドライみかんと黒甘納豆を合わせました。


物販コーナー

＜うみもり はなもり＞まろやか酒粕酢飯の冷やし中華風海鮮弁当
1折 1,080円 ※5月24日(水)～6月6日(火)
＜新潟/醸す＞鮭の焼き漬け    1切 756円 ※5月24日(水)～6月6日(火)
＜埼玉/紅葉屋本店＞五家宝（酒）   12本入 562円 ※5月24日(水)～5月30日(火)
＜広島/バッケンモーツアルト＞広島レモンケーキ（日本酒風味）
1個 486円 ※5月31日(水)～6月6日(火)