【Globalway】AIが自律的に業務システムを構築するソフトウェアプラットフォーム 会社を設立
― ITやプログラミングの知識がなくても、業務システムを開発できる「QwikBuild」を展開 ―
株式会社グローバルウェイ(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長 CEO:各務 正人、東証グロース:3936、以下「当社」)は、本日、インドの Snow Mountain AI Private Limited(本社:インド・ベンガルール、以下「Snow Mountain社」)との間で、合弁会社「QwikBuild株式会社(仮称)」(以下「合弁会社」)の設立に関する合弁契約、およびSnow Mountain社への出資に関する株式引受契約を締結しましたので、お知らせいたします。

合弁会社は、Snow Mountain社が開発した AIエージェントが自律構築する開発基盤「QwikBuild」について、日本に本社を置く企業およびその海外拠点を対象とした独占的なライセンスを取得し、日本市場での販売・導入支援・保守を担う予定です。
「QwikBuild」は、業務部門の担当者が AI エージェントとの対話で要件を固めると、複数の専門 AI エージェントとプラットフォームが、設計、開発、テスト、セキュリティ確認、本番稼働、そしてリリース後の変更管理までを自律的に進める開発基盤です。ITやプログラミングの専門知識を持たない業務部門の担当者でも、本番で使える業務システムを構築できます。
これにより、システムの開発や改修をシステム開発会社や社内IT部門に依存する度合いを減らし、業務部門の担当者が、業務の変化に合わせて必要なシステムを迅速に構築・改善できる環境の実現を目指します。
1.本提携の概要
・資本提携:当社はSnow Mountain社にUSD 500,000を出資します。
・合弁会社の設立:当社70%、Snow Mountain社30%の出資により、合弁会社「QwikBuild株式会社(仮称)」を設立します(段階的な出資完了後の比率)。
・独占ライセンス:合弁会社が、「QwikBuild」の日本における独占的なライセンスを取得する予定です。
2.QwikBuildとは
「QwikBuild」は、AI にコードを書かせる「ツール」ではなく、AI が開発プロセス全体を進める「実行基盤」です。業務部門の担当者が実現したい業務を AI エージェントに伝え、対話を通じて要件を固めると、7つの専門 AI エージェントが協調し、本番稼働するアプリケーションの提供までを自律的に実行します。
<主な特長>
① 専門的なプログラミング知識がなくても、業務部門が主体となって開発を進められる
プログラミングやシステム設計の知識は不要です。業務を最もよく知る担当者自身が、必要なシステムを自ら形にできます。
②担当者はAIと対話して要件を固めるだけ。あとは7つの専門 AI エージェントが本番稼働まで自律実行
業務部門の担当者は、要件定義を担う AI エージェントと対話を重ねながら、実現したい業務の要件を固めます。要件が確定したら、あとはボタンを押すだけです。タスク分解、データベース設計、API 構築、画面構築、デバッグ、セキュリティ確認を担う AI エージェントが連携して開発を進め、テストから本番環境への展開まではプラットフォームが自動で実行します。担当者は、出来上がったシステムを確認するだけです。
③ リリース後の変更管理にも対応
仕様変更や機能追加にもAIエージェントが対応し、業務の変化に合わせてシステムを継続的に改善できます。
④ ソースコードを自社で保有でき、保守体制も自社で選択できる
「QwikBuild」で構築したシステムのソースコードは、お客様が保有できます。特定のツールに依存することなく、構築後のシステムの保守・改修を社内で行うことも、保守のみをシステム開発会社に委託することもできます。将来の保守・運用体制を、自社の判断で柔軟に選択できます。
⑤ 複数のLLMの長所を活かすマルチLLM構成
AnthropicのClaude、OpenAIのGPT、GoogleのGeminiなど複数の大規模言語モデル(LLM)から、工程ごとに最適なモデルを使い分けます。特定のAIへの依存を抑えながら、各モデルの強みを開発に活かします。
⑥ 企業利用に対応したセキュリティ機能とAWS上での稼働
AES-256による暗号化、TLS 1.3、SSO/SAML、権限管理(RBAC)、監査ログ、デプロイ前のセキュリティスキャンなどを標準で備えています。Amazon Web Services(AWS)上で稼働し、2027年には日本リージョンへの移行を予定しています。
3.エンジニア向けAIコーディングツールとの違い
近年、OpenAIの「Codex」やAnthropicの「Claude Code」など、AIによるコーディング支援ツールが急速に広がっています。これらは開発者の生産性向上に寄与する一方、要件定義や設計、品質・セキュリティの確認、本番環境への展開などは、利用者側で管理するケースが一般的です。AIと対話しながらコードを生成する開発手法では、業務システムとして利用する際に、設計の一貫性や保守性、セキュリティなどを別途考慮する必要があります。
「QwikBuild」は、設計・品質・セキュリティ・本番環境への展開までを、専門AIエージェントとプラットフォームに組み込んだ「エージェンティック・コーディング」の開発基盤です。当社とSnow Mountain社は、エンジニアの補助にとどまらず、業務部門が自らシステムをつくる時代の実現に向けて、「エージェンティック・コーディング」による新たなシステム開発の普及を進めてまいります。

4.対応領域:スクラッチ開発から SAP、Salesforce、ServiceNowまで
「QwikBuild」は、新しい業務システムのスクラッチ開発に加え、SAP、Salesforce、ServiceNowといった複雑なパッケージ・アプリケーションの開発や連携にも対応します。SAP、Salesforce、Oracle、Snowflake、Microsoft 365、Slack、HubSpot、ServiceNowなど60以上の外部サービスとの連携コネクタを備え、承認フローや条件分岐、監査証跡にも標準で対応しています。
5.導入効果(※)

<海外での活用事例(Snow Mountain社)>
・製造業:SAPと連携した売掛金・回収管理システム。複数のツールに分散していた管理を統合し、開発速度10倍、コスト10分の1を実現。
・医療:患者管理・予約・検査・処方を統合した多拠点診療プラットフォームを3時間で構築し、15日でローンチ。
・電子部品商社:SAPと連携し、梱包票・インボイス・船積書類を自動生成。1日50件を超える輸出業務を処理。
・エネルギー:3つのシステムのデータを統合し、週3〜5時間を要していた与信リスクレポートを15分以内で自動生成。
(※) Snow Mountain社によるこれまでの構築実績・試算に基づく数値です。効果は、構築する業務システムの内容や規模により異なります。
6.本提携の意義:グローバルウェイ自身の事業変革
Snow Mountain社は、インド工科大学(IIT)や欧米のトップスクール出身者、AI領域の博士号保有者など、約20名のAIエンジニアで構成され、「QwikBuild」を開発してきました。
当社は、日本を含むグローバルのエンタープライズ企業での利用に向けて、Snow Mountain 社とともに製品の強化に取り組んできました。
本提携を通じて、これまで人が担ってきたシステム開発の知見とAIエージェントを組み合わせ、開発プロセスそのものを変革する新たな事業モデルへの転換を進めます。当社がこれまでSalesforce、HubSpotなどのエンタープライズ・アプリケーションの導入・開発で培ってきた知見を活かし、ライセンス収入を中心とする継続的な収益モデルを構築します。あわせて、当社自身の開発業務にも「QwikBuild」を活用し、グループ全体のAIネイティブ化を進めてまいります。
7. 代表者コメント
株式会社グローバルウェイ 代表取締役会長兼社長CEO 各務 正人
「日本企業のシステム開発は、長い期間と多くの人手を要し、業務の変化に追いつけないという課題を長年抱えてきました。「QwikBuild」は、まさにシステム開発における革命であり、これまでのシステム開発のあり方を根底から変えることができると考えています。Anthropic、OpenAI、Googleといった世界を代表する生成AI企業が提供する各AIモデルの長所を活かしながら 、Snow Mountain社が独自に開発したAIエージェントがシステム開発を担うことで、システム開発会社に全面的に依頼することなく 、ITの知識がなくても、業務システムを開発できる時代が到来しました。インドの優れたエンジニアが生み出した技術と、当社が日本のエンタープライズ企業とともに築いてきた知見を掛け合わせて「QwikBuild」を日本企業にお届けし、一社でも多くの企業にご利用いただくことで、日本企業の競争力の向上に大きく寄与できると考えています。」
Snow Mountain AI Private Limited Founder&CEO Pradeep Ayyagari
「Globalwayとは、「QwikBuild」を日本を含むエンタープライズ市場の要求に応えるサービスへと発展させるため、ともに取り組んできました。Globalwayが持つ日本企業の業務やシステム開発に関する知見は、「QwikBuild」の進化において重要な役割を果たしています。今回の合弁会社設立を通じて、「QwikBuild」を日本企業に届け、業務部門が主体となってシステムをつくる新しい時代を、ともに切り拓いていきたいと考えています 。」
8. 合弁会社および出資の概要

9. 今後の展開
当社は「QwikBuild」の日本市場での展開を通じて、AIを単に開発者の生産性向上に活用するだけでなく、業務を最も理解する現場の担当者が主体となってシステムを構築・改善できる環境の実現を目指します。これまで培ってきたエンタープライズシステムの導入・開発知見とAIエージェント技術を組み合わせ、企業の業務変革とAI活用を支援してまいります。
10. 導入のご相談
新規業務システムの構築、既存システムの改修・連携、AIを活用した開発プロセスの見直しなどをご検討の企業を対象に、導入相談を受け付けています。「QwikBuild」の活用方法や導入について、お気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先:株式会社グローバルウェイ QwikBuild導入支援担当 E-mail:qwikbuild-sales@globalway.co.jp
※ 本リリースに記載の会社名・製品名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
※ 本リリースに記載された将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づく当社の判断によるもので、実際の結果は様々な要因により異なる可能性があります。
【グローバルウェイについて】
株式会社グローバルウェイは、SalesforceやMuleSoftなどの各種クラウドソリューションおよびAIを活用したシステム開発・導入支援を通じて、お客様の業務・事業変革を支援しています。さらに、転職・就職のための口コミ情報プラットフォーム「キャリコネ」などのメディア事業の運営、ハイクラス向け人材紹介、スキルシェアサービス「タイムチケット」など多彩な事業を展開しています。
「“人”と“技術”を新しい時代のために」という経営理念のもと、“人”と“技術”の両面から、新しい働き方と企業の成長を支援しています。
企業名:株式会社グローバルウェイ
所在地:東京都港区新橋6丁目19番13号 エンスイテ御成門5階
設立:2004年10月
代表者:代表取締役会長兼社長CEO 各務正人
上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:3936)
Webサイト:https://www.globalway.co.jp/
【Snow Mountain AI Private Limitedについて】
企業名:Snow Mountain AI Private Limited
所在地:インド・カルナータカ州ベンガルール
代表者: Founder & CEO Pradeep Ayyagari
設立:2023年7月
事業内容:AIエージェントが自律構築する開発基盤「QwikBuild」の開発
Webサイト: https://snowmountain.ai/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社グローバルウェイ コーポレートサービス本部 広報担当
E-mail:as-note@globalway.co.jp
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発アプリケーション・セキュリティ
- ダウンロード
- プレスリリース素材
このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます
