オーストラリアのISP、Kinetix Networksが、ディスアグリゲーション型ネットワークの構築でIP Infusionの「OcNOS®」を採用
- アップタイムとパフォーマンスの最大化を図る段階的なネットワークアップグレード戦略を推進 -
Kinetix Networksは、レイヤー2のネットワークパートナーへ直接接続するために、またオーストラリアの全国ブロードバンドネットワーク(National Broadband Network、NBN) の上流に接続するためのアンダーレイプラットフォームとして「OcNOS」を導入しました。この度の導入により、Kinetix Networksは、製品のコストと可用性により冗長性を確保し、潜在的なサービスの中断を軽減することができました。UfiSpaceのハードウェアと「OcNOS-SP-MPLS」は、Kinetix Networksの主要なメトロおよび各地域のセンターにわたり800Gbpsと300Gbpsの通信容量を提供しています。
Kinetix Networks 最高経営責任者(CEO) James Howell氏は、
「『OcNOS』は、ネットワーク機器の筐体全体を交換するのではなく、必要に応じて機器を調達するといった健全なアップグレード戦略の実現に寄与しています。ネットワークのディスアグリゲーションにより、ハードウェアベンダーを自由に選択できるようになりました。このことは、機器の入手しやすさとリードタイムにおいて重要な点でした」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「IP Infusionは、専門知見を活用しながら、ネットワークに対応した製品を市場展開しており、市場をリードする多くの企業やアプリケーションに向けてネットワークソリューションと製品を提供しています。世界中で拡大し続ける当社顧客を通じて、当社はオープンネットワークキング製品が一時的な技術トレンドではないことを証明しています。さまざまなメリットを提供するネットワークソリューションを求めているあらゆる組織にとって、オープンネットワークキング製品は有益なツールです」と述べています。
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS®」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像