ジェイアイ傷害火災保険株式会社2018年度 海外旅行保険事故データ(2018年4月~2019年3月)
ジェイアイ傷害火災保険株式会社(本社:東京都中央区晴海1-8-10晴海アイランド トリトンスクエアオフィスタワーX 16階、代表取締役社長:新保 稔)は、2018年度の海外旅行保険契約者の事故発生状況についてまとめました。
この調査は、事故データを開示することで海外旅行保険の認知を高め、お客様が安全に安心して海外旅行を楽しんでいただくための取組の一環として毎年実施しているものであり、1996年の調査開始以来、今年で24回目となります。
この調査は、事故データを開示することで海外旅行保険の認知を高め、お客様が安全に安心して海外旅行を楽しんでいただくための取組の一環として毎年実施しているものであり、1996年の調査開始以来、今年で24回目となります。
1. 事故発生率:
2018年度の事故発生率は、3.70%(27人に1人)となりました。
2. 補償項目別事故状況:
ケガや病気の治療費用や医療搬送費用を補償する「治療・救援費用」が約半数を占め、手荷物の盗難・破損を補償する「携行品損害」、偶然な事故での出費を補償する「旅行事故緊急費用」が続いています。
対前年比では、旅行事故緊急費用と旅行キャンセル・中断の割合が増加し、その他の項目の割合が減少しました。
また、ヨーロッパやアフリカでは「携行品損害」、北米、アジア、オセアニアでは「治療・救援費用」の割合が多く、ヨーロッパと中南米では、「旅行事故緊急費用」が目立つなど、地域により事故の状況が大きく異なります。
3. 高額医療費用事故:
「治療・救援費用」の保険金支払いが300万円以上の高額医療費用事故は世界各地で発生していますが、特に欧米で多くなっています。治療・救援費用の保険金支払最高額は、3,052万円となりました。
4. シニア層(65歳以上)の事故割合:
全体の件数に対し、シニア層(65歳以上)の事故が占める割合は約4割ですが、高額医療費用事故発生率は昨年度と同様に65歳未満のおよそ4倍でした。原因として最も多かったのが脳疾患であり、その他では、転倒によるケガ、心疾患、肺疾患、胃腸系の疾患などがありました。
海外旅行保険に加入せずにクレジットカード付帯の保険のみや無保険で渡航される人もいますが、海外では保険などで医療機関に対して支払い保証ができないと十分な治療を受けられない場合もあり、日本と環境が大きく異なる国・地域もあります。
海外では、日本と比較し医療費自体が非常に高額な場合も多く、医療通訳費や帰国のための医療搬送費等、日本では生じない費用が必要となる場合もあるため、当社では高額な医療費への備えに向けて保険金額が無制限など十分な補償額のあるプランをお勧めしております。
また、海外で多数の重症事故が発生している事態を踏まえ、当社では、事故に遭った際の事故対応や保険金支払いだけでなく、お客様が安全に安心して海外旅行を楽しんでいただくための取組みを強化しています。その一つとして、海外旅行における事故を予防するため、様々なリスクへの対策を記載した情報ツール「みんな安心BOOK」の提供を実施しています。
http://kaigai-service.com/book (パソコンやスマホから閲覧できます)※治療・救援費用(傷害治療費用・疾病治療費用・救援者費用を含む)・日本語ガイド等費用で当社が300万円以上支払った事故(一部2017年度発生の事故を含む)
1.事故発生率:3.70%(27人に1人)
2018年度は「27人に1人」が何らかの事故・病気等に遭われ海外旅行保険を利用しています。
注)事故発生率=当社の保険金支払件数÷当社保険加入者数
2.補償項目別 事故発生割合(全体:保険金支払件数ベース)
病気やケガの治療費用や医療搬送費用等を補償する「治療・救援費用」が最も高く、手荷物の盗難・破損を補償する「携行品損害」、偶然な事故での出費を補償する「旅行事故緊急費用」が続いています。
対前年比では、台風の影響により旅行事故緊急費用の割合が高くなった分、治療・救援費用、携行品、および旅行キャンセル・中断の割合が低下しました。
携行品損害はヨーロッパ、アフリカ、治療・救援費用は北米、アジア、オセアニアで割合が高く、例年通りの傾向です。しかし、前年度と比べ、旅行事故緊急費用においては、グアム・サイパンが圧倒的に高い割合となりました。
4.治療・救援費用の保険金額「無制限」選択割合
全体:44.0%
当社の海外旅行保険加入者のうち、約4割のお客様が「治療・救援費用」の保険金額「無制限」のプランを選択しています。
インターネット契約や企業包括契約を除き、旅行代理店等で海外旅行保険に加入したお客様に限ると、昨年度より1.6ポイント増え、約8割のお客様が「無制限」のプランを選択しています。
全体の件数に対し、シニア層(65歳以上)の事故が占める割合は約4割ですが、高額医療費用事故発生率は昨年度と同様に65歳未満のおよそ4倍でした。原因として最も多かったのが脳疾患であり、その他では、転倒によるケガ、心疾患、肺疾患、胃腸系の疾患などがありました。
注)2018年度内に治療・救援費用(傷害治療費用・疾病治療費用・救援者費用を含む)・日本語ガイド等費用で当社が300万円以上支払った事故(一部2017年度発生の事故を含む)
2018年度の事故発生率は、3.70%(27人に1人)となりました。
2. 補償項目別事故状況:
ケガや病気の治療費用や医療搬送費用を補償する「治療・救援費用」が約半数を占め、手荷物の盗難・破損を補償する「携行品損害」、偶然な事故での出費を補償する「旅行事故緊急費用」が続いています。
対前年比では、旅行事故緊急費用と旅行キャンセル・中断の割合が増加し、その他の項目の割合が減少しました。
また、ヨーロッパやアフリカでは「携行品損害」、北米、アジア、オセアニアでは「治療・救援費用」の割合が多く、ヨーロッパと中南米では、「旅行事故緊急費用」が目立つなど、地域により事故の状況が大きく異なります。
3. 高額医療費用事故:
「治療・救援費用」の保険金支払いが300万円以上の高額医療費用事故は世界各地で発生していますが、特に欧米で多くなっています。治療・救援費用の保険金支払最高額は、3,052万円となりました。
4. シニア層(65歳以上)の事故割合:
全体の件数に対し、シニア層(65歳以上)の事故が占める割合は約4割ですが、高額医療費用事故発生率は昨年度と同様に65歳未満のおよそ4倍でした。原因として最も多かったのが脳疾患であり、その他では、転倒によるケガ、心疾患、肺疾患、胃腸系の疾患などがありました。
海外旅行保険に加入せずにクレジットカード付帯の保険のみや無保険で渡航される人もいますが、海外では保険などで医療機関に対して支払い保証ができないと十分な治療を受けられない場合もあり、日本と環境が大きく異なる国・地域もあります。
海外では、日本と比較し医療費自体が非常に高額な場合も多く、医療通訳費や帰国のための医療搬送費等、日本では生じない費用が必要となる場合もあるため、当社では高額な医療費への備えに向けて保険金額が無制限など十分な補償額のあるプランをお勧めしております。
また、海外で多数の重症事故が発生している事態を踏まえ、当社では、事故に遭った際の事故対応や保険金支払いだけでなく、お客様が安全に安心して海外旅行を楽しんでいただくための取組みを強化しています。その一つとして、海外旅行における事故を予防するため、様々なリスクへの対策を記載した情報ツール「みんな安心BOOK」の提供を実施しています。
http://kaigai-service.com/book (パソコンやスマホから閲覧できます)※治療・救援費用(傷害治療費用・疾病治療費用・救援者費用を含む)・日本語ガイド等費用で当社が300万円以上支払った事故(一部2017年度発生の事故を含む)
1.事故発生率:3.70%(27人に1人)
2018年度は「27人に1人」が何らかの事故・病気等に遭われ海外旅行保険を利用しています。
【参考】 2017年度:3.42%(29人に1人)
注)事故発生率=当社の保険金支払件数÷当社保険加入者数
2.補償項目別 事故発生割合(全体:保険金支払件数ベース)
病気やケガの治療費用や医療搬送費用等を補償する「治療・救援費用」が最も高く、手荷物の盗難・破損を補償する「携行品損害」、偶然な事故での出費を補償する「旅行事故緊急費用」が続いています。
対前年比では、台風の影響により旅行事故緊急費用の割合が高くなった分、治療・救援費用、携行品、および旅行キャンセル・中断の割合が低下しました。
3.補償項目別 事故発生割合(地域別:保険金支払件数ベース)
携行品損害はヨーロッパ、アフリカ、治療・救援費用は北米、アジア、オセアニアで割合が高く、例年通りの傾向です。しかし、前年度と比べ、旅行事故緊急費用においては、グアム・サイパンが圧倒的に高い割合となりました。
4.治療・救援費用の保険金額「無制限」選択割合
全体:44.0%
当社の海外旅行保険加入者のうち、約4割のお客様が「治療・救援費用」の保険金額「無制限」のプランを選択しています。
インターネット契約等を除いた場合:76.2%
インターネット契約や企業包括契約を除き、旅行代理店等で海外旅行保険に加入したお客様に限ると、昨年度より1.6ポイント増え、約8割のお客様が「無制限」のプランを選択しています。
5.高額医療費用事故 TOP5 (治療・救援費用等保険金支払 ※注)
6.高額医療費用事故(治療・救援費用等保険金支払300万円以上 ※注)シニア(65歳以上)割合
全体の件数に対し、シニア層(65歳以上)の事故が占める割合は約4割ですが、高額医療費用事故発生率は昨年度と同様に65歳未満のおよそ4倍でした。原因として最も多かったのが脳疾患であり、その他では、転倒によるケガ、心疾患、肺疾患、胃腸系の疾患などがありました。
7.高額医療費用事故(治療・救援費用等保険金支払300万円以上 ※注)国・地域別一覧(一例)
注)2018年度内に治療・救援費用(傷害治療費用・疾病治療費用・救援者費用を含む)・日本語ガイド等費用で当社が300万円以上支払った事故(一部2017年度発生の事故を含む)
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