オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)との非在来型資源およびCCUS(二酸化炭素の回収・利用及び貯留)等の共同研究の推進に関する合意
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、2018年11月16日、オーストラリア連邦北部準州ダーウィンにおいて、オーストラリア連邦科学産業研究機構(Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation:以下、CSIRO)との間で石油・天然ガス分野における協力覚書(Memorandum of Understanding:以下、MOU)を締結しました。
CSIROは、オーストラリア連邦産業・イノベーション・科学省傘下の同連邦最大の総合研究機関で、産業分野への応用や公共利益に繋げることを目的として国家的課題の研究開発を実施しています。今般JOGMECは、CSIROとの間で、石油・天然ガス分野における非在来型資源およびCCUS(二酸化炭素の回収・利用及び貯留)等を対象とした共同研究を推進することに合意しました。
オーストラリア連邦は我が国にとって重要なLNG供給国の一つであり、JOGMECは、我が国企業を通じて、イクシスLNGプロジェクトおよびウィートストーンLNGプロジェクトを支援しています。
また同連邦では、コールベッドメタンやシェールガス等の非在来型資源の開発を進めており、かかる事業の経済性を向上させるための効果的・効率的な技術開発が必要とされています。
さらに、同連邦では、国内に豊富に埋蔵される褐炭を水素エネルギーに転換する世界初の事業の検討が日本との間で進められており、褐炭からの水素製造過程で排出される二酸化炭素を低減するため、CCUSを本格的に導入する技術開発が求められています。
JOGMECは、本MOUの下で非在来型資源およびCCUS等の石油・天然ガス分野の先進的な共同研究を推進し、日豪関係の一層の強化を図るとともに、我が国のエネルギーセキュリティの向上に貢献してまいります。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_03_000012.html?mid=pr_181116
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