「與太者と海水浴」を活弁トーキー版でテレビ初放送!「高峰秀子生誕100年記念特集」3月から9作品を特集放送!CS衛星劇場
CS衛星劇場では、「高峰秀子生誕100年記念特集」と題して、3月、4月に高峰秀子の出演映画を特集放送します。
ゴールデングローブ賞受賞の代表作「二十四の瞳」や国産初のカラー長編映画「カルメン故郷に帰る」に加え、HD初放送となる「子供の眼」などもラインアップ。中でも注目は、高峰秀子が男の子役で出演したサイレント映画「與太者と海水浴」。今回、新たに収録した佐々木亜希子さんによる活弁と、永田雅代さんのピアノ演奏を加えた<活弁トーキー版>で放送いたします。
放送に寄せて、弁士の佐々木亜希子さんに見どころを伺いましたので、ぜひご覧ください!
與太者と海水浴<活弁トーキー版>
[放送日] 3月6日(水)午前8:15~他 ※テレビ初放送
1933年
[監督]野村浩将 [原作]柳井隆雄 [脚色]柳井隆雄
[出演]磯野秋雄、井上雪子、光川京子、阿部正三郎、高峰秀子
與太者トリオ(三井、阿部、磯野)が主演する人気シリーズ第7作。高峰秀子が男の子として若様役を演じている。
弁士の佐々木亜希子さんと、永田雅代さんのピアノ演奏による活弁トーキー版で放送します!
カルメン故郷に帰る デジタル修復版
[放送日] 3月1日(金)午前10:10~他
1951年/2012年
[監督・脚本]木下惠介
[出演]高峰秀子、佐野周二、井川邦子、佐田啓二、小林トシ子、笠智衆
木下惠介監督による日本映画初のカラー長編作品。高峰秀子、小林トシ子主演。二人のストリップガールの6日間の人生を微笑みと哀愁と風刺で描く。
カルメン故郷に帰る(モノクロ版)
[放送日] 3月7日(木)午前8:15~他
1951年
[監督・脚本]木下惠介
[出演]高峰秀子、小林トシ子、佐田啓二、佐野周二、笠智衆
木下惠介監督による日本映画初のカラー長編作品「カルメン故郷に帰る」の全てのカットを、再度モノクロ映画用に撮影した貴重な作品。
カルメン純情す
[放送日] 3月1日(金)午前11:45~他
1952年
[監督・脚本]木下惠介
[出演]高峰秀子、若原雅夫、淡島千景、小林トシ子、三好栄子、東山千栄子
『カルメン故郷に帰る』の続編。芸術家に一目惚れしてしまったカルメンのウブで不器用な恋愛模様を描く。高峰秀子扮するカルメンが醸し出すコミカルで愛らしい魅力が、前作以上に炸裂する。
子供の眼
[放送日] 3月1日(金)深夜3:15~他
1956年
[監督]川頭義郎 [原作]佐多稲子 [脚本]松山善三
[出演]高峰秀子、高峰三枝子、大木実、芥川比呂志、丹阿弥谷律子、笠智衆
木下組の俊英・川頭義郎監督が“ダブル高峰”共演で、佐多稲子の小説を映画化した秀作。米ゴールデングローブ賞外国語映画賞などを受賞した。高峰は兄の子を面倒を見る喜世子を演じている。
「雲の墓標」より 空ゆかば
[放送日] 3月3日(日)午前11:00~他
1957年
[監督]堀内真直 [原作]阿川弘之 [脚色]堀内真直、高橋治
[出演]田村高廣、田浦正巳、渡辺文雄、笠智衆、岸惠子、高峰秀子
阿川弘之の『雲の墓標』の映画化で、空に若い命を散らせた特攻隊員の青春を描く。高峰は特攻隊員の姉を演じている。
二十四の瞳 デジタル修復版
[放送日] 3月7日(木)午後6:25~他
1954年/2007年
[監督]木下惠介 [原作]壷井栄 [脚色]木下惠介
[出演]高峰秀子、田村高廣、小林トシ子、夏川静江、月丘夢路、清川虹子、浦辺粂子、井川邦子、浪花千栄子、笠智衆
木下惠介監督の代表作であり、反戦の思いを込めた日本映画史上に残る不朽の名作。全編小豆島ロケを敢行。高峰秀子が20代から50代までに扮して熱演、子役も実際の兄弟姉妹を起用して自然な成長を描いた。
我が家は樂し
[放送日] 4月2日(火)午前8:30~他
1951年
[監督]中村登 [原案]田中澄江 [脚本]田中澄江、柳井隆雄
[出演]山田五十鈴、高峰秀子、笠智衆、佐田啓二、桜むつ子、青山杉作
6人家族の心の交流を描いたホームドラマ。植村孝作は妻・なみ子と4人の娘を持ち、貧しいながらも明るい生活を送っていた。そんなある日、孝作は会社から勤続25年の金一封をもらうが…。高峰は長女を演じる。
女の水鏡
[放送日] 4月3日(水)午前10:30~他
1951年
[監督]原研吉 [原作]舟橋聖一 [脚本]斎藤良輔、鈴木兵吾
[出演]佐野周二、高峰秀子、佐分利信、津島惠子、東山千栄子、柳永二郎
父と恋人への愛情の岐路に立つ美貌の処女、苗子を描く大ロマン。
高峰秀子が、父の身を裁く担当検事を愛してしまう社長令嬢苗子を好演した作品。
「與太者と海水浴<活弁トーキー版>」の放送に寄せて、
佐々木亜希子さん(弁士)からコメントをいただきました!
「昭和8年、少しずつきな臭くなっていくこの時代に、くすっと笑える庶民の人情喜劇は人々の日常をきっと和やかなものにしたのでしょう。
『海底王キートン』から着想を得たと思われるギャグシーンも数々。松竹蒲田らしい作品で、とても楽しく活弁をつけさせていただきました。
與太者トリオはじめ、登場人物たちがイキイキと躍動しています。良家のお坊ちゃま役の高峰秀子さんも可愛らしくピッタリ。
永田雅代さんの演奏も物語を盛り上げています。お楽しみください!」
活弁収録風景
★「高峰秀子生誕100年記念特集」放送番組詳細はこちら
https://www.eigeki.com/special/takaminehideko
★「高峰秀子生誕100年記念特集」予告動画はこちら
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