熊本県が「Platio」を採用!職員自作のアプリで報告業務の工数半減へ帰庁後の事務作業を完全撤廃&報告件数倍増で“組織の風通し”も改善
熊本県庁の「復命書アプリ」テンプレートは全国自治体向けに提供
アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、熊本県農林水産部森林局(所在地:熊本県熊本市、以下 熊本県森林局)がノーコード※のモバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」を導入し、職員がノーコードで作成したアプリにより報告業務の工数半減を実現したことを発表します。
また、熊本県森林局林業振興課の職員が作成し、報告業務のDXに貢献した「復命書アプリ」を、Platioのテンプレートとして全国の自治体向けに提供開始したこともあわせて発表します。全国の自治体で行われている紙による報告業務というアナログな運用を解消し、行政DXを加速してまいります。
■熊本県森林局が「Platio」を導入した背景
熊本県は、昨今のデジタル技術の急速な発展に伴い、地域課題の解決や県独自の強みを活かした地域活力の創造に向け、様々な業務のデジタル化を推進しています。
熊本県森林局林業振興課では、出張や会議の報告を行う「復命書(簡易な業務報告書)」を、紙で管理していたため、アナログな運用ならではの様々な課題を抱えていました。復命書作成の際には、出先で記録・撮影したメモや写真を帰庁後にWordへ転記する必要があり、さらに復命書の印刷から回覧準備まで、一連の報告業務に1件あたり20分以上の工数を要していました。また、この煩雑なフローがハードルとなり、現場の「小さな気付き」が組織内で報告(共有)されにくいことも課題になっていました。
そこで、業務のデジタル化による効率化と、活発な“報告”を誘発する迅速な情報共有体制の構築に向けてソフトウェアの比較検討を実施。その結果、DX推進において大きな効果が期待できるとともに、独自のオフライン機能により電波の届かない林業現場でも利用可能なモバイルアプリを作成できることが決め手になり、Platioを採用しました。

【Platio採用のポイント】
・林業の現場は通信が不安定な山間部が多いが、オフライン環境でも利用可能な仕様
・ノーコードなので、現場業務を熟知した職員自ら簡単にアプリ作成が可能
・アプリの設定が“見える化”されていて引き継ぎが容易なため異動の多い行政組織に適応
・入力項目を選択式にすることで記録の手間を大幅軽減し、報告内容の均一化も実現
・現場でのメモや写真添付をその場で行うことができるため、帰庁後の後処理が不要に
■「Platio」を導入した効果
熊本県森林局では、「復命書アプリ」をわずか1日で作成し、運用を開始しました。これにより、職員は現場や移動中にスマートフォンからアプリ上で復命書作成に必要な「入力・写真添付・共有」までを完結。その結果、帰庁後の事務作業を撤廃することに成功しました。
また、1件あたりの報告時間は、従来の20分以上からわずか5分に短縮されるとともに、年間トータルでは報告業務に関わる工数を50%削減。一連のフローが効率化されたことで、報告件数は倍増し、これまで埋もれていた現場の小さな気付きも組織全体で積極的に共有されるようになりました。
さらに、局内では他業務でもPlatioを活用したDX推進の動きが活発化し、熊本県の特産品である“しいたけ”の「品質表示調査アプリ」も職員が作成し、運用を開始しています。調査業務を紙による運用からデジタル化したことで、転記や帳票作成の工数を約90%削減しました。
現場発のアイデアで成果を上げたこれらの取り組みは、熊本県における行政DXの好事例として、組織内でも高く評価されました。
<事例掲載URL:Platio> https://plat.io/ja/case/kumamoto
■ユーザーのコメント
復命書アプリを活用したことで、現場の情報共有の量とスピードが大きく変わりました。以前は「報告するほどではない」と省かれていた情報も、今はアプリから手軽に報告されるようになりました。これまで見えていなかった現場の小さな動きも組織全体で共有できるようになり、コミュニケーションの活性化にもつながっています。一方で、行政組織のデジタル浸透は簡単ではなく、「紙で残したほうが安心」といった声があるのも現実です。だからこそ、できない理由を挙げるのではなく、まずはできることから始め、小さな実績を積み重ねていくことが大切だと感じています。Platioは、現場の職員でも使いやすく、業務に合ったアプリを自分たちで形にしやすい点が大きな魅力です。復命書は多くの自治体に共通する業務なので、私たちの事例が少しでも参考になればうれしいです。

熊本県農林水産部森林局
林業振興課 主幹:鳥居 真臣 氏
林業振興課 参事:杉本 加奈子 氏
※記載の所属・役職は取材当時のものです
■Platio「復命書アプリ」テンプレート提供について


アステリアでは、自治体に共通する「復命書などの報告業務のアナログ課題」を解決するため、本事例の知見を反映したテンプレートを提供します。これによりPlatio上で「復命書アプリ」をわずか10秒程度で作成することが可能となります。「復命書アプリ」は、ノーコードで入力項目の追加や修正が可能なため、現場の業務に合わせたスムーズな運用を実現します。このテンプレートの提供により自治体をはじめとする行政業務におけるDX推進に貢献してまいります。
<「復命書アプリ」テンプレートの概要>
提供対象:Platio利用ユーザー
Webサイト:https://plat.io/ja/features/plates/89414
提供の内容: 「公共」向けのテンプレートとして提供(追加費用無しで利用可能)
主な機能:
・自動入力 …日付・報告者などを自動で入力
・選択項目の設定(プルダウンメニュー等)…個別選択項目で報告の均一化を実現
・プッシュ通知 … 報告が登録されると管理者へ通知が送信
・一覧画面 … 未処理の絞り込みや並び替えが可能

【機能紹介記事】https://plat.io/ja/posts/report_app_for_municipal_dx
※ ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリなどの開発ができる仕組み。ノーコードで開発することができるPlatioは、プログラミング言語に関する専門的な知識がなくても、必要とする機能の実装や現場の運用に合わせたアプリ仕様の実装などが可能。
■「熊本県庁」について https://www.pref.kumamoto.jp/

熊本県の行政事務を行う地方自治体(官公庁)で、地域振興、福祉、教育、土木、農林水産業など幅広い行政サービスを提供し、県民の生活と安全を守る業務を行っている。
■「アステリア株式会社」について https://jp.asteria.com/

アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のデータ連携ツール「ASTERIA Warp」は、様々なシステムやサービスをノーコードでつなぐ製品として、1万社を超える企業が導入しています。また、デジタルコンテンツプラットフォーム「Handbook X」は資料や動画、Webサイトなどの多様な情報の共有、モバイルアプリ作成ツール「Platio」はノーコードで自社の業務に合ったモバイルアプリを作成・活用することが可能です。
さらに、AI/IoTプラットフォーム「Gravio」は現場データの収集・統合・活用までをワンストップで実現しフィジカルAI領域にも展開。AIネイティブ業務プラットフォーム「Bakusoku.AI」、企業向けJPYC入出金管理サービス「JPYC Gateway」、ロボットアプリケーション向け継続的シミュレーションプラットフォーム「Artefacts」など、自律・分散・協調時代に貢献するソフトウェア等の提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。
また、ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
■ 「Platio」について https://plat.io/

Platio(プラティオ) は現場に特化した業務用モバイルアプリをノーコードで作成・運用できるクラウドサービスです。100 種以上の豊富なテンプレートやAIを用いたアプリ生成機能を備えており、プログラミング未経験の現場担当者でもわずかな期間で自社の業務に適したアプリを構築できます。これにより、紙やExcelに依存したアナログ業務をスピーディーかつ低コストでアプリ化し、現場主導のDX推進を実現します。
さらに、アプリ作成からデータ連携までをノーコードで実現できる「Platio Connect」、作成したアプリを販売可能な「Platio One」、エンタープライズ向けに特化したノーコードアプリ開発プラットフォーム「Platio Canvas」など、製品ラインアップも拡充。現場業務の効率化からデータ活用、そして新たなビジネス機会の創出まで、Platioは多様な業種の企業・団体で採用され、現場のDXに貢献しています。
※アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
※本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
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