OKI、鳥取県の養護学校で初の遠隔職場実習を実施
障害のため通勤が困難な生徒が「テレワーク」を体験
OKIグループの特例子会社(注1)であるOKIワークウェル(https://www.okiworkwel.co.jp/)(社長:堀口 明子、本社:東京都港区、以下 OWW)は、10月28日から30日の3日間、鳥取県立皆生養護学校(https://cmsweb2.torikyo.ed.jp/kaikeyo-s/index.php)(校長:岩田 光冬、所在地:鳥取県米子市)において、高等部1年生1名を対象に「テレワーク」を体験する遠隔職場実習を実施しました。OWWは、国連が定めたSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の実現に向け、全国各地の養護学校(肢体不自由)に遠隔職場実習の場を提供しています。2004年からの継続的な取り組みにより、遠隔職場実習の参加者は延べ190名を超えています。
実習の講師を務めたのは、自身も重度障害があり、通勤が困難で在宅勤務をしているOWW社員です。自らの体験・経験を活かし、在宅勤務をする上で最も重要なコミュニケーションの取り方や、ビジネススキル、文書作成技術、デザイン技術などのITスキルについて、北海道の自宅からネットワーク経由で、実習を交えながら指導しました。参加した生徒は、企業に出向くことなく学校にいながら講師とコミュニケーションをとり、テレワークで働く体験をしました。
遠隔職場実習に参加した生徒からは「リモートでの働き方やパソコンを使ったデザインの仕事について知ることができました。顔が見えないので声のトーンを変えたり、具体的に伝えたりすることが大切だと感じました。今後は自分の思ったことを的確に伝えることや、話し始める前にワンクッションを置くなど、教わったことを心がけたいです。」との感想をいただきました。
OWWでは、全国20都道府県に55名の通勤困難な重度障害者が在宅勤務しています。障害者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒・保護者を対象とした出前授業(https://www.okiworkwel.co.jp/lectures/career.html)も実施しています。今後も、子どもたちの勤労観・職業観を育成するキャリア教育への支援活動を続けていきます。
用語解説
注1:特例子会社
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障害者の雇用に特別の配慮をした子会社。
- 沖電気工業株式会社は通称をOKI、株式会社沖ワークウェルは通称をOKIワークウェルとします。
- 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報部
e-mail:press@oki.com
お問い合わせフォーム
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=015j
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIワークウェル
電話:03-5445-6805
e-mail:oww-info@oki.com
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