世界の路線図・乗換案内サービス『NAVITIME Transit』世界の地下鉄データ、カバー率100％達成※1

株式会社ナビタイムジャパン

2024年12月4日 11時14分

株式会社ナビタイムジャパン（代表取締役社長：大西啓介、本社：東京都港区）は、2024年12月4日（水）より、世界の路線図・乗換案内サービス『NAVITIME Transit』において、世界中のすべての地下鉄情報に対応し、カバー率は100％※1となりますのでお知らせいたします。

　『NAVITIME Transit』は、2013年11月よりサービスを開始しており、世界の鉄道・バス・フェリーなど公共交通機関の乗換検索※2をオフライン※3で利用できる、乗換案内サービスです。エリアごとにナビタイムジャパンが独自に作成する路線図から駅を直接タップするだけで乗換検索でき、初めて利用する方でも直感的に操作できるのが特徴です。北アメリカ、南アメリカ、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカといった世界92の国・エリアに対応し、日本語のほか、英語、中国語（繁体字・簡体字）など計18言語で提供しています。日本人の海外旅行や海外出張をはじめ、現地の方の日常的な利用や海外の方の海外旅行でもお役立ていただけます。

　すべての地下鉄データに対応したことで、世界中の地下鉄を利用する乗換検索や時刻表検索、路線図上での駅や路線表示等を一つのサービス内で実現しています。そのため、海外に行く度にアプリをダウンロードする手間が省け、土地勘のないエリアや初めて訪れる国でも、使い慣れたUIで安心してご利用いただけます。

　ナビタイムジャパンではどなたでも安心して移動できる世界を目指し、地下鉄がある200の都市を交通需要が高いエリアと捉え、地下鉄データに100%対応することで旅行者や現地の方々の移動をサポートできると考え、世界中の地下鉄データの整備に努めてまいりました。鉄道事業者がホームページで公開している情報だけでなく、オープンデータやガイドブック等を活用し、正確な時刻や運賃情報を収集、データ化してサービスに反映しています。特に路線図では、エリアによって複数の事業者が運行する地下鉄も統合して表示し、またランドマークや観光スポットも追加しているので、視覚的に最寄り駅とスポットの位置を確認することもでき、旅行者にとって使いやすさを工夫しています。

　日本政府観光局（JNTO）の発表※4より、2024年10月の日本人出国者数（推計値）は約114万8400人で、2023年同月比では22.5％増、2024年1～10月の累計は約1064万4900人となっており、コロナ後で初めて年間1000万人を超えたことから、日本人による海外旅行の回復傾向が伺えます。また国連世界観光機構(UN Tourism)によると、2024年7月までの世界の観光客数が約7億9000万人に達し、2019年比で96%まで回復しているとの発表※5を受けて、世界的な海外旅行需要の高まりや、これからの年末年始の更なる旅行需要に向けて、海外旅行の計画時から現地での移動までをサポートできればと考えています。

　今後も地下鉄だけでなく空港鉄道など、様々な移動手段のデータ整備を検討しています。ナビタイムジャパンは、ナビゲーションサービスにおける世界のデファクトスタンダードを目指し、世界中の人々がどこにいても安心・安全な移動ができるよう、更なるサービスの向上に努めてまいります。

※12024年12月4日時点、ナビタイムジャパン調べ。一般社団法人日本地下鉄協会が編集する2020年発行『完全版世界の地下鉄』（http://www.jametro.or.jp/publication/world.html）に収録される169都市に加え、ナビタイムジャパンが独自調査した31都市の全200都市が対象。

※2時刻表が設定されていない交通機関の出発/到着時刻は、ナビタイムジャパンで推計し、表示しています。

※3日本はオンラインでの検索のみ対応しています。

※4　日本政府観光局（JNTO）の報道資料（https://www.jnto.go.jp/statistics/data/_files/20241120_1615-1.pdf）より。

※5　国連世界観光機構(UN Tourism)の報道資料（https://unwto-ap.org/cms/wp-content/uploads/2024/09/Barometer-Final-20240925.pdf）より。