転職希望者の52.8%が、AIの回答を確かめもせず「応募見送り」。ハルシネーションリスクを防ぐための一次情報とその内容とは?

株式会社GIG

株式会社GIG(所在地:東京都中央区、代表取締役:岩上貴洋)は、就職・転職活動における生成AIの活用実態を明らかにするため、直近半年以内に就職・転職活動をした新卒118名/中途118名を対象に「AI時代の採用コミュニケーション実態調査2026」を実施しました。

調査の結果、AIで企業を調べた中途求職者の52.8%(新卒22.7%)が「AIの回答をもとに応募を見送った」と回答し、AIが選考前の絞り込みツール(スクリーニング)として活用されている実態が浮き彫りとなりました。

さらに、AIで得た企業情報と実際の採用情報や面談内容について、中途の94.6%(新卒50.0%)が何らかの「ズレ・相違」を体験していることも判明しています。

AI情報の誤解による機会損失(応募前離脱)を防ぐためには、求職者が検証の場として訪れる自社サイト(一次情報)の充実が重要です。

本調査より、求職者のAI活用の実態や、AI情報と企業実態とのズレ、候補者に選ばれるための情報発信のあり方が明らかとなりました。

調査概要

  • 調査名:AI時代の採用コミュニケーション実態調査2026(GIG)

  • 調査期間:2026年7月〜8月

  • 調査対象:直近半年以内に就職・転職活動をした新卒 - 118名(27卒・28卒) / 中途 - 118名(~35歳)

  • 調査方法:インターネットオンライン調査

  • 有効回答数:236名

調査結果

中途の52.8%がAIで「応募見送り」。AIは選考前のスクリーニングに使用される

「AIの回答をもとに、応募しないと判断した」という回答に着目すると、新卒では22.7%にとどまるのに対し、中途では52.8%と半数を超えています。

中途採用においてAIツールは、選考前の効率的なスクリーニング(絞り込み)手段として機能している実態が浮かび上がりました。

中途の94.4%がAI情報との「ズレ」を経験。年収・給与や社風・雰囲気で乖離が目立つ

AIツールで得た企業情報と、実際の採用サイトや面談内容との間に乖離があったか尋ねたところ、新卒の50.0%が「違っていた経験はない」と答えたのに対し、中途では94.4%(何らかの相違があった人の割合)と大半がギャップを経験していることが判明しました。

具体的に違っていた項目としては、新卒・中途ともに「年収・給与(新卒22.7%/中途41.7%)」や「社風・雰囲気(新卒18.2%/中途41.7%)」、「福利厚生(中途44.4%)」が上位に挙がっています。

最新情報や定性的な組織風土に関するAI回答には不正確な情報が含まれるリスクがあり、自社サイト等での正確な情報発信の重要性がうかがえます。

新卒・中途の約8割が公式サイトや採用サイトを確認。応募意向を固める「一次情報」の重要性

応募を検討した企業の公式サイトや採用サイトを確認したか尋ねたところ、新卒の76.3%、中途の78.8%が「確認した」と回答し、双方ともに約8割にのぼる結果となりました。

多くの求職者が求人票やSNS、AIツール等で企業に興味を持った後、最終的に応募の判断を下す場として企業の採用サイト(一次情報)を重視しており、採用サイトの整備や情報発信が応募獲得において重要であると推測できます。

応募の判断材料は新卒で「仕事内容」、中途で「働き方の実態」が最多。抽象的な魅力よりリアリティを重視

どのような情報が採用サイト等にあれば応募の判断材料になるか尋ねたところ、新卒では「具体的な仕事内容・1日の流れ」が50.8%で最多となり、次いで「働き方の実態(残業・休日・リモート等)」が43.2%と続きました。

中途では「働き方の実態(残業・休日・リモート等)」が46.6%で最多となり、次いで「一緒に働く人・チームの様子(43.2%)」が高い割合を示しています。

新卒・中途ともに抽象的な企業の魅力やビジョン以上に、日々の具体的な業務内容や働く環境、職場メンバーといった「リアリティのある情報」を求める傾向が強く、これら解像度の高い情報発信が応募判断を左右していると推測できます。

まとめ

今回の調査を通じて、就職・転職活動におけるAIの活用の実態や、自社サイト(一次情報)の重要性が明らかとなりました。

特に中途求職者の52.8%がAI回答をもとに応募を見送り、94.4%がAI情報とのギャップを経験していることから、AIの誤情報(ハルシネーション)による「応募前離脱」のリスクは対策が求められると考えられます。

こうした機会損失を防ぐためには、企業の採用サイトを通じて正確かつ解像度の高い情報の発信が重要です。

  • 「ファクトチェックの場」として、正確な一次情報を提示する
     求職者が確認する自社サイトを整備することは、候補者の誤解を解くだけでなく、AI側に正しいデータ(正誤情報)を供給・学習させ、ハルシネーションの発生そのものを抑止する。

  • 「リアルな一次情報」を開示する
    具体的な仕事内容や1日の流れ、職場の雰囲気(社員写真・動画)に加え、組織の課題や客観的な数値データを隠さずオープンにすることで、求職者の応募意向を高める。

当社が実施した、AI時代の採用コミュニケーション実態調査の全容は、以下の記事よりご確認いただけます。

採用サイトの整備・情報発信に関するご相談|Workshipコンサルティング

採用担当者様から「どんな採用コンテンツを用意すれば求職者に響くのか分からない」「解像度の高いリアルな情報を発信したいが、自社内に制作や適正化のリソースがない」といったお悩みも多く寄せられています。

Workshipコンサルティングは、Workshipがこれまで培ってきたデジタルコミュニケーションと人材領域の知見を融合し、企業の人事課題を根本から解決します。

「応募前離脱」を防ぐための採用サイトのアップデートから、リアルな魅力を伝えるコンテンツ制作(インタビュー記事・動画・SNS運用)、採用戦略設計まで、課題に合わせてワンストップで支援しています。

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・Workshipコンサルティング公式サイト

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■ 株式会社GIGについて

ナショナルクライアントからスタートアップ、官公庁まで、Webコンサルティング、UI/UXデザイン、システム開発など、デジタルコミュニケーション支援をおこなう。62,000人以上/1,700社以上が登録するフリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』、IT・DX人材の転職支援『Workship CAREER』、デザイナー専門のエージェントサービス『クロスデザイナー』、インフラエンジニア専門のエージェントサービス『クロスネットワーク』、運用しやすさを第一に設計されたオールインワンCMS『LeadGrid』、コンテンツマーケティング総合パートナー『コンマルク』なども展開する。

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋浜町1-11-8 ザ・パークレックス日本橋浜町4F
電話番号
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代表者名
岩上貴洋
上場
未上場
資本金
1億1000万円
設立
2016年12月