ガレッジセール ゴリが作家デビュー!沖縄の本土復帰から50年~子どもたちへ贈る青春物語
10歳の少年ヤカラが向き合った、戦争、友情、夢、正義……。本土復帰の当時の沖縄を描いた児童小説『海ヤカラ』は4月28日に発売決定!
1972年5月15日、アメリカ統治下にあった沖縄が日本に返還されました。
今年の5月でちょうど、50年。大戦末期には住民を巻きこんだ地上戦の戦場となり、戦後27年も他国に支配され、日本でもアメリカでもない時期があった『沖縄』。その沖縄を生きた人たちを忘れてはなりません。
沖縄の本土復帰からちょうど 1週間後に誕生し、今年50歳になる『復帰っ子』、お笑い芸人ガレッジセール・ゴリこと、照屋年之さん。
照屋さんが、当時の沖縄を舞台に描いた児童小説『海ヤカラ』がついに完成しました!
これは、子どもたちへ願いをこめて贈る物語です。10歳の少年ヤカラの日常を通して、当時の沖縄の様子が、映画のシーンのようにいきいきと脳裏に浮かび、物語が繰り広げられます。
時代に翻弄されながらも、子どもたちは青春の中で友情を育んでゆく……愛とユーモアが溢れた作品です!
沖縄を生きる人たちの姿は、今、この瞬間にも戦争に巻きこまれ、困難な状況にある人たちの姿と重なります。
未来を作っていく子どもたちに、この作品を通して、『沖縄』の悲しみとたくましさを感じてもらい、一緒に世界で起きていることに思いをはせる機会にしてください。Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591173690
ゴリの初小説!4月28日発売決定!
『海ヤカラ』
著:照屋年之(ゴリ)
絵:とろっち
定価:1540円(税込)
ポプラ社刊
書誌情報>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4035088.html
Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591173690
今年の5月でちょうど、50年。大戦末期には住民を巻きこんだ地上戦の戦場となり、戦後27年も他国に支配され、日本でもアメリカでもない時期があった『沖縄』。その沖縄を生きた人たちを忘れてはなりません。
沖縄の本土復帰からちょうど 1週間後に誕生し、今年50歳になる『復帰っ子』、お笑い芸人ガレッジセール・ゴリこと、照屋年之さん。
照屋さんが、当時の沖縄を舞台に描いた児童小説『海ヤカラ』がついに完成しました!
これは、子どもたちへ願いをこめて贈る物語です。10歳の少年ヤカラの日常を通して、当時の沖縄の様子が、映画のシーンのようにいきいきと脳裏に浮かび、物語が繰り広げられます。
時代に翻弄されながらも、子どもたちは青春の中で友情を育んでゆく……愛とユーモアが溢れた作品です!
沖縄を生きる人たちの姿は、今、この瞬間にも戦争に巻きこまれ、困難な状況にある人たちの姿と重なります。
未来を作っていく子どもたちに、この作品を通して、『沖縄』の悲しみとたくましさを感じてもらい、一緒に世界で起きていることに思いをはせる機会にしてください。Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591173690
- 【ストーリー】1970年、沖縄県糸満。主人公の国吉ヤカラは、日に焼けた肌に、小柄だがたくましい体をした小学5年生。オトウのような立派なウミンチュになるため、毎朝、日の出とともに漁に出て、学校では1時間目から寝ていた。そんなある日、ヤカラはハーフの転校生マギイと出会う。だれとも打ちとけようとしないマギイを不思議に思うヤカラだったが、やがてマギイの本当の気持ちを知って……。
- 【あとがき】
みんなは思いどおりの人生を送れていますか?
それとも、まわりの誰かによって、息がつまる毎日を送っていますか?
沖縄の人たちは、戦争が終わったあと、二十七年という長い間、アメリカに統治されて、思いどおりの生活をさせてもらえませんでした。
僕は、沖縄が日本に復帰した一週間後に生まれました。その年に生まれた子どもは、みな「復帰っ子」とよばれます。
復帰っ子の僕は、アメリカ統治時代を経験していません。アメリカが作った都合のいいルールが、沖縄の人にとってどれほどくやしかったかも知りません。
この小説の話をいただいて、その時代を調べるうちに、支配される苦しみよりも、そんな状況の中でもたくましく生きようとする沖縄の人の美しさに惹かれました。
人間は苦しいときこそ助けあい、笑いあいながら生きていきます。そんな想いで書きはじめたのが『海ヤカラ』です。
【中略】
時代の勝手な変化で、人は苦しめらます。今も世界中で争いが起こっています。
幸せに暮らしたいだけなのに、まわりがそうさせてくれない。自分の力だけではどうすることもできない。
みんなも悩みや悲しいこと、いろいろあると思います。そんなときはヤカラやマギイ、モモトやジンブンのことを思い出してみてください。
人を不幸にするのも人ですが、助けてくれるのもまた人です。
困ったときは勇気を出して、近くの人にSOSを出し、逆に困っている人を見かけたら、手を差しのべてあげてください。
みんなの心の中にもヤカラやマギイ、モモトやジンブンがいるはずです。
「もう友だちさぁ!」と世界中がいえる日がくるといいですね。
最後まで読んでくれてありがとう。
照屋年之
- 【著者プロフィール】
照屋年之(てるや としゆき)
1972年5月22日、沖縄本土復帰の1週間後に那覇で生まれる。芸人、俳優、お笑いコンビ・ガレッジセールのボケ担当。日本大学藝術学部映画学科中退。2018年、監督・脚本を務めた映画『洗骨』が全国公開。第60回日本映画監督協会新人賞を受賞。また2014年には「おきなわ新喜劇」を旗揚げし、座長として脚本の監修や舞台演出を行うなど多彩に活躍。最近はゴリエが15年ぶりに復活したことでも話題に。
ゴリの初小説!4月28日発売決定!
『海ヤカラ』
著:照屋年之(ゴリ)
絵:とろっち
定価:1540円(税込)
ポプラ社刊
書誌情報>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4035088.html
Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591173690
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