デル・テクノロジーズ、AI環境・ID・インフラ全体にわたるサイバーセキュリティとレジリエンスを強化

新たなサービスと機能により、従来の多くのレジリエンス戦略では想定されていなかった新たな攻撃対象領域に対処

デル・テクノロジーズ株式会社

当資料は、2026年10月27日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

米国リリース原文:https://www.dell.com/en-us/dt/corporate/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2026~10~dell-technologies-strengthens-cybersecurity-and-resilience-across-ai-environments-identity-and-infrastructure.htm#/filter-on/Country:en-us

  • AI向けの新しいサービスおよび「Dell PowerProtect」機能により、AI環境の保護、業務継続性の維持、インシデント発生時の迅速な復旧を支援

  • IDレジリエンス機能とマネージド脅威検知により、重要なアクセス基盤を侵害から保護し、復旧を可能に

  • 「PowerProtect」と「Dell PowerScale」の連携強化、および量子時代に対応した機能とサービスにより、インフラのレジリエンスを強化

2026年10月27日、米テキサス州ラウンドロック発:

デル・テクノロジーズは、攻撃者に狙われるケースが増えており、かつ組織の運営に不可欠なAI環境、IDシステム、インフラ全体にわたって、サイバーセキュリティおよびレジリエンスのポートフォリオを拡充します。今回の発表には、新たなAI向けサービスとバックアップ ストレージの「Dell PowerProtect」機能、IDレジリエンスとマネージド脅威検知、さらに新しい耐量子暗号化を含むストレージ ポートフォリオ全体での連携強化を含みます。

重要性:

昨今のサイバー攻撃は、単にデータを破壊するだけではありません。企業が事業を継続するうえで依存しているシステムそのものを混乱させます。AI環境は、機密データが集中し、従来の多くのサイバーセキュリティ戦略では、対処を想定していなかった新たな攻撃対象領域を生み出しているため、高い価値を持つ標的となっています。IDプラットフォームはあらゆるものへのアクセスを制御していますが、多くの復旧計画では依然として後回しにされています。さらに脅威は拡大し続けています。今日盗まれたデータが保持され、量子コンピューティングによって現在の暗号方式が通用しなくなった時点で復号される可能性があります。組織には、脅威の進化に見合ったレジリエンス戦略が求められています。

AI環境のレジリエンスを強化:

デル・テクノロジーズは、AI環境のサイバーセキュリティ強化とサイバーレジリエンス運用の簡素化に向けて、サービスのポートフォリオとバックアップ ストレージの「PowerProtect」機能を拡充します。

  • 「Dell AI Factory」向けSecurity Hardeningサービスは、組織のITおよびセキュリティ基準に整合したセキュリティ コントロールを適用し、「Dell AI Factory」基盤を安全に導入できるよう支援します。デル・テクノロジーズの専門家が物理層、仮想層、アプリケーション層を評価し、AIワークロードに影響を及ぼしかねない設定リスクを特定し、リスク低減のための優先度付き推奨事項を提示します。

  • AI向けResilience Operationsサービスは、ビジネスにとって最も重要なものを出発点とします。デル・テクノロジーズの専門家が企業と連携し、最も重要なAI機能を特定したうえで、それらを保護するための復旧ポリシーと手順を策定します。デル・テクノロジーズは、保護すべきAIアプリケーションと、障害発生時の復旧方法をまとめた、優先順位付きの計画を提供します。

  • 「PowerProtect AI Assistant」機能は、資産、タスク、リストア、レポーティング全体にわたるサイバーレジリエンス管理のための、強化された対話型インターフェースを提供します。日次のプロアクティブなブリーフィングにより、リスクが深刻化する前に潜在的な問題を可視化し、人による確認を組み込んだ承認ワークフローによって、アクション実行前にチームが内容を確認・承認できます。これらの機能により、組織は問題をより早く発見し、対応速度が重要となる場面で迅速に行動できます。

IDが標的となった際に信頼できるアクセスを復元:

IDシステムは、インフラストラクチャー、データ、アプリケーションへのアクセスを制御します。その広範な影響範囲ゆえに、これらのシステムは価値の高い攻撃対象であると同時に、サイバーレジリエンス戦略の重要な構成要素でもあります。

新たな「PowerProtect」のIDレジリエンス機能により、組織はActive Directory、Microsoft Entra ID、Oktaを含むIDプラットフォームのクリーンで信頼できるコピーを復元できます。インシデント後にアクセス制御を手作業で再構築する代わりに、組織はIDプラットフォームとアクセス制御をクリーンで信頼できる状態に復元できます。

また、デル・テクノロジーズは、「Dell Managed Detection and Response(MDR)for Identity」を通じて、ID脅威検知も提供します。このサービスは、不審な認証アクティビティ、侵害されたアカウント、権限の不正利用を含むID脅威に対し、24時間365日の監視と対応を提供します。定義済みの攻撃パターンを検知した場合、デル・テクノロジーズの専門家が自動対応アクションを開始し、脅威の封じ込めを支援できます。

インフラストラクチャーのレジリエンスをさらに強化:

デル・テクノロジーズは、サイバーレジリエンスとストレージのポートフォリオ全体にわたる連携をさらに深めることで、より迅速かつ柔軟な復旧オプションを提供するとともに、量子時代の新たなリスクへの備えを支援します。

「PowerProtect」と「Dell PowerScale」の連携強化により、保持ロックしたローカル スナップショットの作成・スケジューリング・管理が自動化され、迅速な復旧が可能になります。さらに、「PowerScale SmartSync」対応により、組織はスナップショットを「Dell ObjectScale」へ同期し、追加の復旧コピーおよび長期保持用のコピーとして活用できます。

デル・テクノロジーズはまた、量子時代のリスクに備えるための支援も行っています。

  • 「Dell PowerStore」ソフトウェアの最新バージョンでは、Fibre Channel接続上での耐量子データ転送時暗号化を導入します。対応する「Dell PowerEdge」サーバーおよび構成と組み合わせることで、組織は「今収集して後で復号する(harvest-now, decrypt-later)」攻撃からデータを保護できます。

  • 「Dell Post-Quantum Readiness Assessment」は、ITインフラストラクチャーとデバイス全体における暗号技術に起因するリスクの露出を特定し、移行アクションの優先順位を付け、インベントリと重要度別にランク付けされたリスク一覧を提供します。

コメント:

デル・テクノロジーズ サイバーレジリエンス担当バイス プレジデント サイモン ジェリー(Simon Jelley)は、次のようにコメントしています。「組織は、ほんの数カ月前と比べても、より大きな複雑性、より多くの露出、そしてより速いスピードで進化する脅威に直面しています。組織はAI環境、IDシステム、インフラを守ろうとしていますが、多くの場合、使っているツールや戦略は昨日の脅威を前提に設計されたものです。デル・テクノロジーズは、組織がサイバーレジリエンスを強化し、脅威の進化の方向性と、現在多くの戦略が置かれている地点とのギャップを埋めるために必要なポートフォリオ、サービス、運用上の専門知識を備えています」。

Xiong Xiong(Ascend Performance Materials IT担当バイスプレジデント)氏は、次のようにコメントしています。「製造業にとって、レジリエンス(事業継続性)は、業務を維持し、お客様へのサービス提供を途切れさせないために不可欠です。デル・テクノロジーズとの協業により、当社のバックアップおよびリカバリ機能が強化され、重要なデータを保護し、グローバルに展開する事業の継続性を支える能力に、これまで以上の確信を持てるようになりました」。

Dave Vellante (theCUBE Research共同創設者兼チーフアナリスト)氏は、次のように述べています。「自律型AI(エージェント型AI)の台頭は、サイバーリスクの発生スピードと影響範囲の双方を大きく変えつつあります。AIを活用した攻撃や企業内のAIエージェントはマシン スピードで動作するため、認証情報の侵害や過剰なアクセス権限、エラーによる影響が瞬時に増幅されます。また、現在窃取された暗号化データは、将来の量子コンピューターによって解読されるリスクもあります。デル・テクノロジーズが注力する、AI環境、アイデンティティ、インフラ全体を横断して防御・検知・復旧を連携させるアプローチは、被害の局所化、重要業務の継続、そして検証済みで信頼できる状態へのシステムとデータの復元という、企業が直面する喫緊のニーズに的確に応えるものと評価しています」。

提供時期:

  • Active Directory、Microsoft Entra ID、Okta向けの「PowerProtect」 IDレジリエンス機能は、すでに利用可能です。

  • 「Dell Managed Detection and Response for Identity」は、すでに利用可能です。

  • 「Dell Security Hardening for AI Factory」は、2026年10月中に提供開始予定です。

  • 「Dell Resilience Operations for AI」は、すでに利用可能です。

  • 「PowerProtect AI Assistant」の拡張機能は、すでに利用可能です。

  • 「PowerStore」の最新ソフトウェアは、2026年11月に提供開始予定です。

  • 「PowerProtect」と「PowerScale」のスナップショット オーケストレーション連携は、2026年12月提供開始予定です。

  • 「Dell Post-Quantum Readiness Assessment」は、2026年11月に提供開始予定です。

# # #

■デル・テクノロジーズについて

デル・テクノロジーズは、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活、エンターテイメントのあり方を変革することを支援します。AI時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

# # #

© Copyright 2026 Dell Inc.、その関連会社。All Rights Reserved.

Dell Technologiesが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。


会社概要

URL
https://www.dell.com/ja-jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー 17階
電話番号
-
代表者名
グレンジャー ウォリス
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1989年06月