旧古井家住宅の国宝(建造物)指定について
姫路市内に所在する旧古井家住宅(兵庫県姫路市安富町)が、箱木家住宅(兵庫県神戸市北区山田町)主屋と共に、民家として初の国宝(建造物)に指定されることになります。

概要
国の文化審議会(会長 日比野克彦)は、令和8年5月22日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、2件の建造物を国宝に、6件の建造物を重要文化財に新規に指定することを文部科学大臣に答申いたしました。
この結果、官報告示を経て、国宝・重要文化財(建造物)は、2,611件、5,612棟(うち国宝235件、305棟を含む。)となる予定です。
今回の答申により、姫路市内に所在する旧古井家住宅(兵庫県姫路市安富町)が、箱木家住宅(兵庫県神戸市北区山田町)主屋と共に、民家として初の国宝(建造物)に指定されることになります。
姫路市における国宝(建造物)の指定は、昭和26年6月9日の姫路城大天守など以来の6件目です。
名称及び員数
旧古井家住宅(兵庫県姫路市安富町)/1棟
所在地及び所有者
姫路市安富町皆河字行友233-1/姫路市
指定区分及び指定基準
国宝(建造物)/重要文化財のうち極めて優秀で、かつ、文化史的意義の深いもの
構造及び形式、建設年代
桁行13.9m、梁間8.3m、入母屋造、茅葺/15世紀
指定概要
旧古井家住宅は、姫路市北西部の安富町皆河にあり、山間部を南流する林田川西側の高台に建つ民家。15世紀(室町時代中後期)に建設された、我が国現存最古級の古民家で、顕著な古式を示しており、我が国の中世民家史を考える上で欠くことができない重要な遺構である。
中世の上層民家の生活を紐解くうえで貴重であり、中世の景観を伝える民家建築として深い文化史的意義を有する。
箱木家住宅(兵庫県神戸市北区山田町)とともに、民家として初の国宝となる。


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