【イベントレポート】Craif、大腸がんやすい臓がんの啓発イベント「がん対策の最前線」を佐藤内科クリニックと共同開催

〜国立病院機構大阪医療センターや医学研究所北野病院の専門医とCraif COOの水沼が登壇〜

Craif株式会社

 尿がんリスク検査「マイシグナル®︎」を提供するCraif株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、2026年7月11日(土)・12日(日)、コングレスクエアグラングリーン大阪にて、「がん対策の最前線」をテーマにした啓発イベントを佐藤内科クリニックと共同で開催いたしました。

左から、Craif COO 水沼未雅、グラングリーン大阪内科・消化器内視鏡検査クリニック 原 裕一先生

当日は、グラングリーン大阪内科・消化器内視鏡検査クリニック(佐藤内科クリニック 大阪駅院)総院長 原 裕一先生の司会の元、国立病院機構大阪医療センター がんセンターがん診療部長 下部消化管外科科長 加藤健志先生、医学研究所 北野病院 消化器内科 主任部長 八隈秀二郎先生より、それぞれご専門の大腸がんやすい臓がんの現状と最新トピックスについて詳しくご解説いただきました。またCraif株式会社COOの水沼より、最先端技術を用いたがん早期発見の可能性についてお伝えしました。

■ 大腸がん検診・治療の最前線

 国立病院機構大阪医療センター 加藤健志先生より、日本人にとって最も身近ながんの一つである「大腸がん」の検診の重要性や治療の最前線についてお話しいただきました。

国立病院機構大阪医療センター 加藤健志先生

※内容は一部抜粋です。

大腸がんは、早期発見が治療の鍵になる

「今や日本人の2人に1人、男性なら3人に2人ががんになる時代です。以前は不治の病と言われましたが、現在は適切な治療で6〜7割が助かります」

「大腸がんは、ポリープの段階から早期がん、進行がんへと進むことが多いですが、自覚症状が出るのはかなり進行してからです。早期がんやポリープの段階では症状がないため、無症状のうちに検診を受けることが重要です」

大腸がんのサイン、見落としやすい自覚症状

「大腸がんの主な自覚症状には、血便、便秘や下痢、お腹の痛み、便が細くなる、お腹が張るなどがありますが、日常的によくある不調と区別がつきにくいのが特徴です」

「『いつものことだから』と自己判断している間にも、がんが静かに進行する可能性があります。気になる症状が続いている方や、これまでになかった症状が現れた方は、様子を見続けるのではなく、医療機関を受診し、一度大腸内視鏡検査を受けてください」

「大腸がんは予防できません。だからこそ「がんになる前に治す」ことが重要です。 がん化する前のポリープや早期がんの段階であれば、内視鏡治療で治すことができます。進行がんになる前に見つけ、確実に治療につなげることが大切です」

大腸がんの早期発見・早期治療のために

「まずは、ご自身に気になる症状がないかを確認してください。一方で、自覚症状のない方にこそ、定期的に検診を受けていただくことが大切です」

「現在治療中の方は病気や治療について、わからないことや不安なことがあれば、遠慮なく担当医に尋ねてください。「先生が忙しそうだから申し訳ない」と気後れする必要はまったくありません。疑問を解消し、ご自身にとって最新の、最高の医療をしっかりと受けていただきたいと思います」

■すい臓がんの早期発見について

 医学研究所北野病院 八隅 秀二郎先生より、早期発見が極めて困難とされるすい臓がんの現状とリスクファクターの詳細、早期発見に向けた地域の医療機関での戦略的な取り組みについてお話しいただきました。

医学研究所北野病院 消化器内科 八隅秀二郎先生

※内容は一部抜粋です。

がん検診の重要性と受診率の現状

「大阪をはじめ京都や兵庫といった関西圏は、がん検診の受診率が低いのが現状です。まずは罹患頻度の高い「胃・大腸・肺」をしっかりチェックすることが大切です。発症する確率が高い部位だからこそ、検査で見つかる可能性も高くなります」

「行政が行っている「がん検診」を最低限受けておいていただきたい、というのが私からの一つ目のお願いです」

すい臓がんの初期症状とリスク因子

「すい臓がんのよくある症状としては、お腹の痛み、黄疸(おうだん)、そして背中の痛みなどが挙げられます」

「画像検査に進む前のファーストステップとなるのが、症状の確認やスクリーニング検査です。精度においては、画像検査に勝るものはありませんから、「何かおかしい」と感じたら、必ず画像でのチェックを受けてください」

「(すい臓がんの)リスク因子として、特に注意していただきたいのは「糖尿病」です。「大人になってから急に糖尿病になった」あるいは「落ち着いていた糖尿病が急激に悪化した」という方は、必ず画像検査を受けてください。慢性膵炎も非常にリスクが高いため、心当たりがある方は注意深くチェックを続けていくことが大切です」

早期発見のための地域のクリニック連携

「佐藤内科さんと当院(北野病院)は、地域での連携体制を整えています。まずは佐藤内科さんでお腹のエコー(腹部超音波検査)を受けていただき、さらに詳しく調べる必要がある場合には、当院でCTやMRIによる精密検査を行います」

「すい臓がんに限らず、消化器の疾患でお困りのことがあれば、いつでも遠慮なくお声がけいただければ、お役に立てるかなと思います」


■ 最先端のがん早期発見技術のご紹介

 Craif COOの水沼より、尿がんリスク検査「マイシグナル」の特徴や早期発見の重要性についてお話しいたしました。

Craif COO 水沼未雅

※内容は一部抜粋です。

がんを早期に見つけて治療することが当たり前の社会へ

「早期発見ができれば、がんは決して恐ろしい病気ではありません。がんの早期発見・早期治療が当たり前の社会を実現することが、私たちCraifの考えるミッションです。人生の質を守るためにも、まずはがん検診を受けてほしいとお伝えしたいです」

「周りの方に「検査を受けてみて」と伝えることが、その方の生活や人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。ぜひ今日を機に、大切なご家族やご友人にも「がん検診を受けよう」と声をかけていただければと思います」

10種類のがんを、一度の検査でがん種別に判定

「マイシグナル・スキャンは、尿だけで大腸がんやすい臓がんを含む10種類のがんを、同時にがん種ごとにリスクを評価することができます。どの部位にリスクがあるのかを個別にしっかりと判定できるところが、この検査の大きな特徴であり、他との違いです」

検査を受けた後のフォローアップの重要性

「マイシグナルを受け、もしリスク判定が出た場合には、その後に医療機関できちんと該当する部位の検査を受けていただくことが大切です。私たちは、そうした受診をサポートする医療連携を大阪を含めた全国各地で着々と進めています」

「(本イベント主催の)佐藤内科クリニック様と、同グループのグラングリーン大阪内科・消化器内視鏡検査クリニック様にご協力をいただき、リスク判定後の精密検査としてエコーや内視鏡など、必要な検査についてご相談いただける体制を整えています」

■ がん予防・早期発見啓発の背景と目的

 日本では「2人に1人ががんに罹患する」時代を迎え、がんの予防と早期発見は、医療費や生活の質にも直結する社会全体の重要課題です。一方で、がん検診受診率は全国で約40%(※1)にとどまっています。受診しない理由として、「時間がない」「必要性を感じない」「そもそもどんな検査があるかわからない」といった心理的なハードルが挙げられており、検診を避けがちな人が多いのが現状です。

また、多くのがん種の中でも特にすい臓がんは5年生存率がわずか8%(※2)と非常に厳しい現状にあります。2023年にはがん種別死亡者数で胃がんを抜いて全国3位となりました(※3)。すい臓がんは初期症状が乏しく、腫瘍マーカーの変動も見られにくいため、従来の検査では早期発見が極めて困難とされています。しかし、腫瘍が1cm以下の段階で発見できれば、5年生存率を80%以上に向上できることが分かっており(※4)、早期発見こそが最も重要な対策です。それにもかかわらず、こうした重要な情報は一般に十分知られていないのが現状です。Craifは、「がんが当たり前に早期発見される社会をつくる」というビジョンのもと、医療機関・薬局チェーン・企業と共に啓発に取り組んでいます。

※1.都道府県別がん検診受診率(2022年国民生活基礎調査)

肺がん:44.4%(42位)、大腸がん:42.1%(39位)、胃がん:46.5%(37位)、乳がん:44.7%(34位)、子宮(頸)がん:42.6%(28位)

※2.国立がん研究センターがん対策情報センター 「全国がん罹患モニタリング集計 2009-11年生存率報告」

※3.厚生労働省「人口動態統計2023」

※4.Egawa S, et al : Japan pancreatic cancer registry;30th year anniversary. Pancreas 2012;41 : 985-992

■ 「マイシグナル・スキャン」について

「マイシグナル・スキャン」は、尿中のマイクロRNAを抽出しAIで解析することで、すい臓がんを含む10種のがんリスク*を、がんの種類別に、ステージ1から評価する検査です。尿を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。

詳細はWebサイトをご覧ください。

https://misignal.jp/

「マイシグナル・スキャン」は医療機器ではありません。解析した情報を統計的に計算することによりリスクを判定するものであり、医療行為としてがんに罹患しているかどうかの「診断」に変わるものではなく、リスクが低いと判定された場合でもがんが無いまたは将来がんにかからないとは限りません。

※ 卵巣がん・乳がんは女性のみ、前立腺がんは男性のみ検査対象となります。

■ Craifについて

 Craif(クライフ)は がん早期発見に取り組む2018年創業のバイオAIスタートアップです。尿をはじめとする体液から、DNAやマイクロRNAなど多様なバイオマーカーを高精度に検出する独自の解析技術基盤「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」とAI技術を融合し、がんの超早期発見・早期治療・早期復帰を可能にする革新的な検査を開発しています。バイオテクノロジーとAIの力を社会に広く届けることで、当社のビジョンである「人々が天寿を全うする社会の実現」を推進します。

【会社概要】

社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)

代表者:代表取締役 小野瀨 隆一

設立:2018年5月

資本金:1億円(2025年4月1日現在)

事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、尿がんリスク検査「マイシグナル®」の提供

本社:東京都新宿区新小川町8-30 THE PORTAL iidabashi B1F

URL:https://craif.com/

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都新宿区新小川町8-30 THE PORTAL iidabashi B1F
電話番号
-
代表者名
小野瀬隆一
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2018年05月