【プレスリリース】エボラ出血熱 オーランド・ブルーム親善大使、リベリア訪問

コミュニティや若者たちによるエボラ予防の取り組みを視察

診療所を訪問し、重度の急性栄養不良と診断された赤ちゃんを抱く母親の話を聞くブルーム大使。© UNICEF_NYHQ2015-0473_Jallanzo診療所を訪問し、重度の急性栄養不良と診断された赤ちゃんを抱く母親の話を聞くブルーム大使。© UNICEF_NYHQ2015-0473_Jallanzo

 


※本信は、ユニセフ本部の発信情報を元に、日本ユニセフ協会が作成・配信しています
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【2015年3月23日 モンロビア(リベリア)発】

ユニセフ(国連児童基金)の親善大使で英国俳優のオーランド・ブルーム氏は、
リベリアへの4日間の訪問を終え、エボラ出血熱が流行したコミュニティがこの
恐ろしい病気と闘うために取り組んださまざまな努力を称賛しました。

「私が出会った人々はみな、日常を取り戻すため、エボラに打ち勝つという強い決意
を持っていました」ブルーム親善大使は、首都モンロビアで宗教指導者や青少年
グループのリーダーたちを面会した後、こう語りました。「エボラとの闘いの中心は、
コミュニティです。エボラ発症ゼロを達成するために、コミュニティの果たす重要な
役割を支援し続けなくてはなりません」

 

若者間の教育活動もまた、エボラ対策に重要な役割を果たします。その一つが、
モンロビア近郊の貧民街ウエストポイントで若者たちが取り組む「A-Line」
プロジェクトです。グループの代表はブルーム親善大使に、ボランティアたちが
どのように2万5,000人以上の人々に対し、エボラの予防法やエボラの感染拡大を防ぐ
ための方法について伝えたのかを、説明しました。

シエラレオネとの国境に近く、エボラの流行に苦しんだコミュニティの小学校では、
7カ月にわたる閉鎖期間を経て学校が再開された際に導入された、エボラ感染を防ぎ、
安全に学校に通うことができるようにするための子どもたちの新しい習慣を視察
しました。これは、登校時の検温や教室に入る前の手洗いの励行など、感染リスク
を減らすためにユニセフの支援で導入されたものです。

「A-Line」プロジェクトのメンバーとエボラの予防法や知識を広める啓発活動に参加。予防法や症状が載ったポスターを持つブルーム大使。© UNICEF_NYHQ2015-0453_Jallanzo「A-Line」プロジェクトのメンバーとエボラの予防法や知識を広める啓発活動に参加。予防法や症状が載ったポスターを持つブルーム大使。© UNICEF_NYHQ2015-0453_Jallanzo

 

「エボラ出血熱の流行によって、リベリアの百万人もの子どもたちが半年も学校に
通うことができませんでした。子どもたちは、学校に戻ることができてとても
嬉しそうでした。しかし、一人ひとりの子どもが毎日注意して予防に取り組む姿は、
いまだ油断できない状況であることを思い出させてくれます」(ブルーム親善大使)

西アフリカでは、5,000人以上の子どもを含む2万4,000人以上がエボラ出血熱に
感染し、1万人近くが亡くなりました。

エボラの症例は減少しつつありますが、まだ終わったわけではありません。エボラ
との闘いを続けると同時に、保健、教育、社会的保護システムの再建に重点的に
取り組まなければなりません。


*オーランド・ブルーム親善大使*
映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの
ヒット作で知られるブルーム氏は、2009年10月にユニセフ親善大使に就任。昨年には、
シリア危機の影響を受ける子どもたちや家族を視察するため、ヨルダンを訪問している。


* * *

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本社所在地
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03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
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設立
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