【武蔵野大学】株式会社安藤・間とウェルビーイング研究および実証試験に関する連携・協力に係る協定書を締結
ウェルビーイングを軸とした持続可能な地域づくりを研究・実証し、全国地域(過疎地域を含めた)への展開を目指す
武蔵野大学(東京都江東区、学長:小西 聖子)は、株式会社安藤・間(東京都港区、代表取締役社長:国谷 一彦氏)とウェルビーイング研究および実証試験に関する連携・協力に係る協定を締結しました。
本協定は、少子高齢化や人口減少が進む中、地域社会のウェルビーイング向上に寄与する研究・実証と手法の開発を通じて、持続可能な地方創生に貢献することを目的としています。
現在、両者は本協定に基づき共同研究および実証実験を進めており、ウェルビーイングを軸とした地域づくりの手法を確立し、全国への展開を目指します。
【本協定の概要】
本協定では、地域社会のウェルビーイング向上に寄与する共同研究、実証試験および技術・手法の開発を両者が連携して推進します。地域住民や地域を訪れる人々を対象として、幸福度や暮らしに関する調査・分析を行うとともに、自然環境、文化、生活習慣、人とのつながりなどがウェルビーイングに与える影響を研究します。また、調査・研究によって得られた知見を地域づくりに生かし、ウェルビーイングを軸とした持続可能な地域創生につながる施策や事業の検討を進めます。
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連携事項 |
(1)共同研究及び研修会、研究会の実施 (2)共同技術開発の推進 (3)教員及び研究者、技術者、学生の交流 (4)講演会及びシンポジウムの実施 (5)学術上の情報交換 (6)国際的な連携活動 (7)その他両者が合意した事項 |
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有効期間 |
令和8年8月21日~令和9年3月31日 |
【背景】
少子高齢化や人口減少が進む中、持続可能な地域社会を形成していくためには、経済的な豊かさだけではなく、健康、人とのつながり、自然環境、地域への愛着などを含めた「Well-being(ウェルビーイング)」の視点が重要視されています。
本学は2016年に「しあわせ研究所」を開設して世界のしあわせをカタチにするための学際的な研究を推進してきました。その後、2024年4月には、ウェルビーイングを専門的に学ぶ「ウェルビーイング学部」を、2026年4月には「ウェルビーイング研究科」を開設し、幸福や健康、社会、環境などを学際的に捉え、個人から地域・社会全体に至るまで、幅広い視点でウェルビーイングを創造するための教育・研究を進めています。一方、株式会社安藤・間は建設事業を通じて地域社会や社会基盤に関わってきた知見を生かし、建物やインフラといったハード面にとどまらず、人が集い、暮らし、地域に愛着を持てる場づくりを通じて、地域が抱える社会課題の解決に取り組んでいます。
こうした両者の強みを掛け合わせ、本学が有するウェルビーイングに関する専門的な研究・教育の知見と、株式会社安藤・間が有する地域・まちづくりに関する知見を融合することで、研究から実証、さらに社会実装までを一体的に進めることを目指し、本協定を締結しました。
【現在の取り組み】
両者は2024年から沖縄県北部のやんばる地域においてウェルビーイングに関する調査・研究に取り組んでおり、現在は同地域を本協定の最初の実証フィールドとして、地域住民との対話会の開催や活動拠点の確保など、地域に根差した実証実験を進めています。また、これまでの調査・研究成果は両者で取りまとめ、毎年論文として発表してきました。2026年度も論文発表を予定しています。
■沖縄県やんばる地域での現地調査


■「ウェルビーイング学会学術集会」における研究発表
【武蔵野大学しあわせ研究所 発表テーマ】
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2024年度 |
「設計者の感性とウェルビーイング- - 沖縄北部の自然環境と対話体験に着目して-」 |
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2025年度 |
「ワーケーションにおけるワークエンゲージメントとストレス反応の短期変動-生産性との関連に着目して-」 |
【株式会社安藤・間 発表テーマ】
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2024年度 |
「沖縄県北部の幸福度に関するアンケート調査および研究」 |
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2025年度 |
「沖縄県北部におけるWell-being と共同売店の関係性に関する研究調査」 |


【今後の展望】
今後は、やんばる地域での実証実験で得られた研究成果を整理し、ウェルビーイングを軸とした地域づくりの手法として確立します。そのうえで、その手法を人口減少や高齢化など共通の課題を抱える全国の地域へ展開していきます。展開にあたっては、一律のモデルを適用するのではなく、それぞれの地域が持つ自然、文化、産業、生活環境、コミュニティなどの特性を踏まえ、地域ごとのウェルビーイングのあり方を検討します。
株式会社安藤・間は、本協定に基づく調査・研究により得られた知見を、まちづくりや建築・インフラの企画・設計に生かし、地域住民のウェルビーイング向上につながる場づくりを提案していきます。本学は、研究成果の学術的な検証と発信に加え、ウェルビーイングを担う人材の育成を通じて、ウェルビーイングを軸とした地域づくりに向けた取り組みを社会に広げていきます。
引き続き両者の知見を融合し、「研究・実証」から「地域での実践・社会実装」へ向けた産学連携モデルの構築を進め、地域社会のウェルビーイング向上と持続可能な地方創生に貢献していきます。
【武蔵野大学について】

1924年に仏教精神を根幹とした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し13学部21学科、14大学院研究科、通信教育部など学生数14,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科を開設。2024年に創立100周年を迎え、世界初のウェルビーイング学部を開設。2026年には通信教育の新たな学びの形を提案する通信教育部国際データサイエンス学部を開設した。2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。
武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/
【関連リンク】
■ ウェルビーイング学部ウェルビーイング学科:
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/well-being/well-being/
■ ウェルビーイング学部 特設サイト:https://wb.musashino-u.ac.jp/
■ 株式会社安藤・間:https://www.ad-hzm.co.jp/
■ 武蔵野大学しあわせ研究所:
https://www.musashino-u.ac.jp/research/laboratory/happiness_incubation.html
■地球大学 やんばるキャンパス:https://www.yambaru-campus.org/
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