少数株ドットコム・山中裕が語る『Forbesジョージア富豪100人』第67弾、ギオルギ ・チェリゼ――負債ごと炭鉱を引き受けた、マンガン供給サクナフシリの単独オーナー
国際市況に価格を委ねるコモディティ事業と、賃金未払いや安全の負債ごと炭鉱を引き受けた買収から、資源・冶金材料事業の中長期的な企業価値を読み解く
非上場企業の株式流動化プラットフォームを運営する少数株ドットコム株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役会長:山中 裕、以下「当社」)は、当社の戦略的投資事業および中長期投資戦略の一環として、大反響を呼んでいるジョージア経済分析ウェビナー『山中裕が語るForbesジョージア富豪100人』の第67弾セッションを、2026年9月下旬に開催することをお知らせいたします。
当社は、短期的な売買益を目的とした投機的な投資ではなく、現地や産業に深く根ざした持続可能な価値創造を目的とした「中長期投資目的」を一貫して掲げております。
第67回となる今回は、ランキング第34位に位置し、マンガンや冶金原料を扱う「サクナフシリ」(Saknakhshiri)をスチール・インターナショナル・トレーディングを通じて100%保有する、ギオルギ・チェリゼ(Giorgi Chelidze)氏(47歳)をピックアップいたします。同社はイメレティ地方のトゥキブリ炭鉱を運営し、スチール・インターナショナルは売上高でジョージア企業15位に位置します。東大経済学部卒の投資家であり、同国で自ら実業(医療・教育・農業等)を展開する当社代表取締役会長の山中裕が、同氏の「国際市況に価格を委ねるコモディティ事業」と「負債ごと炭鉱を引き受けた買収」を独自の資本・経営ロジックから徹底解説いたします。

■1.ウェビナー開催の背景
サクナフシリの事業は、製鋼に不可欠なマンガンや冶金原料の供給です。転機は2019年9月、スチール・インターナショナルとウクライナのウクルスペツテフニカが、ジョージアン・インダストリアル・グループ(GIG)からサクナフシリを取得したことでした。これは賃金未払いをめぐる労働者のストライキを収束させるものであり、新たな運営者は、9月15日までの未払い補償の清算、死亡・負傷した労働者の家族への義務の引き受け、10月までの投資計画の提示、11月の操業再開、労働組合との協力を公に約束しました。
特筆すべきは、この買収が負債の引き受けを伴っていた点です。未払い債務、労使関係、そしてドイツのDMTグループが指摘した安全上の欠陥という重大な負の遺産を、新運営者は価格交渉の材料にするのではなく、公に引き受けました。取得価格を下げる梃子として使わなかったこの判断は、買収実務のなかで注目に値します。トゥキブリの経済は鉱業に全面的に依存し、代替産業がないため、操業の継続は地域の存続に直結しています。
事業の性格はコモディティそのものです。「マンガンも石炭も、国際的な市況で価格が決まる」ため、小売や製造業と異なり価格を自ら設定できません。世界の鉄鋼需要や中国・インドの製鋼所の稼働が収益を直接左右します。したがって成功は、採掘単価の削減と、不況期を耐える財務体力にかかっています。安全面では、トゥキブリ鉱山が事故を繰り返してきた歴史があり、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(2019年)は10年に及ぶ規制緩和と事故の相関を記録しています。安全投資は貸借対照表では費用に見えますが、実際には操業の前提条件であり、「事業者の善意ではなく、それを検証する仕組みが働いているかどうかが、事業の持続性を決める」のです。
私が日本での株主提案活動を通じて一貫して重視してきたのは、価格決定権を持たない事業の耐性と、安全を担保する検証の仕組みです。国際市況に価格を委ねるコモディティ事業の難しさ、負債ごと炭鉱を引き受けた買収の判断、そして約1,000人の雇用を抱える町の経済を支える持続性――本ウェビナーでは、これらの側面から、資源・冶金材料事業の中長期的な企業価値を紐解きます。
■2.本ウェビナーの主なトピック
本ウェビナーでは、主に以下の4つのトピックについて詳しく解説を行います。
(1)国際市況に価格を委ねるコモディティ事業
マンガンも石炭も国際市況で価格が決まり、採掘単価の削減と不況期を耐える財務体力が成否を分ける事業特性。
(2)負債ごと炭鉱を引き受けた買収
2019年、未払い債務・労使関係・安全欠陥という負の遺産を価格交渉の梃子にせず公に引き受けた買収判断。
(3)安全を担保する検証の仕組み
事故を繰り返した歴史を踏まえ、善意ではなく検証の仕組みが働くかどうかが持続性を決めるという視点。
(4)約1,000人の町の経済を支える持続性
代替産業のないトゥキブリで、鉱業の操業継続が地域の存続に直結するという事業の社会的重み。
■3.開催概要
日時: 2026年9月下旬
タイトル: 少数株ドットコム代表 山中 裕「ジョージアについて語る」シリーズ:Forbesジョージア富豪100人 第67回『ギオルギ・チェリゼ――負債ごと炭鉱を引き受けた、マンガン供給サクナフシリの単独オーナー』
形式: オンライン配信(Zoomウェビナー)
参加費: 無料(事前登録制)
対象者: 資源・素材・冶金業界に関心のある経営者、コモディティ経営や買収時の負債継承・安全ガバナンスを学びたい投資家、ジョージアをはじめとする新興国市場に関心のあるビジネスパーソン
申込方法: info@shosukabu.com 宛に、件名へ『「富豪100人シリーズ第67回」ウェビナー参加希望』と明記のうえ、お申し込みください。
■4.今後の展望
『山中裕が語るForbesジョージア富豪100人』シリーズでは、表面的なブームや印象論に惑わされることなく、客観的な「データと構造」から新興国資本主義の地層を冷徹に紐解いてまいります。今後も少数株ドットコムでは、市場の歪みや未開拓の価値を見出す当社ならではの視点に基づき、持続可能な企業価値の最大化に貢献する独自のグローバルインテリジェンスを提供してまいります。
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【本件に関するお問い合わせ先】
少数株ドットコム株式会社
担当部署: 広報担当窓口 info@shosukabu.com
https://note.com/syousuukabu_koho
【関連リンク】
男女産み分けドットコム:https://danjo-umiwake.com
CapitalJusticeLab:https://capital-justice-lab.com/
投資ブラザーズ:https://m.youtube.com/watch?v=2MG5joxYNn8&ra=m
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■当社代表プロフィール
山中 裕(やまなか・ゆたか)
1976年東京都文京区生まれ、練馬区育ちの日本を代表する投資家。ADHDや難読症に苦しみながらも、独自の学習法を開発し、東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号取得、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。
保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとり、山中茂の孫。世界的にも「テクノロジーのわかるアクティビスト」と評される一方、地道な銘柄研究により、2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコムや、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を早期に発掘して、投資を実行し、極めて高いリターンをあげることに成功した。
日本国内では、株主提案実務を牽引し、2010年、HOYAに創業家株主として15議案の株主提案を提出。役員報酬の個別開示(45パーセント強の賛成)、社外取締役のみの経営会議設置、株主提案説明文字数の拡大(4,000字)など、ガバナンス改革を求める内容で、ISS・Glass Lewis・日本プロクシー・ガバナンス研究所の3社すべてから、複数の議案で、賛成推奨を受け、2011年にはハーバード大学法科大学院で講演し、その後も、みずほFG・MUFG・りそなHDなどでも40%台の支持を集める株主提案を実施した。
株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件で、2025年勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使でも実績を重ねる。現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。コーカサス地方のジョージア(トビリシ)では農業・病院・学校経営を展開し、代理出産などを含む医療サービスも手がけている。
投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長。世界の上場企業1,000社超、非上場企業200社超の株主。座右の銘は故・柴田保光投手の「チャンピオンに立ち向かって勝つことがプロの目標のひとつ」。30年来の日本ハムファイターズファンでもある。
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会社概要
少数株ドットコム株式会社
URL: https://www.shosukabu.com/
業種: サービス業
本社所在地: 東京都練馬区東大泉三丁目37番7号
電話番号: 03-3590-4667
代表者名: 山中 裕
上場: 未上場
資本金: 9000万円
設立: 2023年03月
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