ユーグレナ社とユーリアが共同研究を開始 栄養課題を広く解決する栄養分析技術の開発を推進
ユーグレナ社は、2017年10月にユーグレナ・グループに参画した一般消費者向け遺伝子解析サービスを手掛ける株式会社ジーンクエスト(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩田修)とともに、2018年3月に、ヘルスケア領域における新たな取り組みとして、「生命科学×IT」の統合プラットフォーム『ユーグレナ・マイヘルス』を開始しました。
『ユーグレナ・マイヘルス』は、「未来の自分を健康にする」というコンセプトで主に遺伝子解析などの郵送検査サービスを提供しており、これまで健康寿命の延伸に寄与するべく、疾患のリスクや体質に関する各個人の生まれつきの傾向を解析してきました。ユーリアは、即時尿検査サービスの測定に係る技術を研究開発しており、各種のビタミンやミネラルなど多くの栄養状態を簡便に可視化する技術や知見を有しています。
『ユーグレナ・マイヘルス』のサービスの更なる拡充を検討する中で、ユーリアの栄養状態を可視化する技術等をサービスに用い、現時点での栄養状態をより簡便により多くの種類の確認できれば、正確な体調把握へとつながり、また、生まれつきの体質傾向と組み合わせることで、さらなる健康改善への寄与につながる可能性に着目しました。
ユーグレナ社はこれまで実施してきた郵送検査サービスに関するノウハウや、遺伝子解析サービスを通して得た日本人の遺伝データベースを有しており、今回のユーリアとの共同研究を通して、将来的に遺伝子に加えて栄養状態の情報を加味していくことで、より個別化された疾患の予防につなげていきます。
今後ユーグレナ社とユーリアは、これまでに簡便な測定が難しいとされる栄養素を分析する技術について共同で開発し、郵送検査サービスへの応用を検討していくとともに、それらを健康寿命の延伸などの栄養に関する社会課題の解決に役立てることを目指していきます。
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp
<株式会社ユーリアについて>
「すぐわかるを、もっと身近に」をビジョンに掲げ、尿から体の状態を即時解析する事を目的とし、2021年に東京大学との共同研究で立ち上がったヘルスケアスタートアップです。
独自バイオマーカーの研究による解析・計測技術の開発、検出したデータを簡単にモニタリングできるスマートフォンアプリの開発、そして尿から解析した体の状態によって、日々のパフォーマンス改善サポート等の研究開発を行っています。https://yuurea.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- フィットネス・ヘルスケアダイエット・健康食品・サプリメント
- 関連リンク
- https://euglena.jp
- ダウンロード