1日1パレットから使える冷凍保管サービス「COLD X NETWORK」が2026年度グッドデザイ ン賞を受賞
―冷凍物流の見える化と、1日1パレットから利用できる柔軟な仕組みが評価―
霞ヶ関キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河本幸士郎、以下「当社」)と、当社子会社であるX NETWORK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉本亮、以下「X NETWORK」)は、X NETWORKが2024年11月に提供を開始した、1日1パレットから使える冷凍保管サービス「COLD X NETWORK」において、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2026年度グッドデザイン賞」システム・サービス部門(受賞カテゴリー:業務用システム・サービス)を受賞したことをお知らせします。

物流業界では、これまで電話やFAX、手書き伝票などアナログな運用が多く用いられていました。「COLD X NETWORK」は、倉庫と荷物の情報を横断的につなぎ、空き情報をリアルタイムで把握しWEBで簡単に予約できる仕組みを提供することで、1日1パレットからの小口・短期利用を実現。物流業界の課題をとらえ、業界全体の最適化に取り組んだ点が評価されました。本サービスは、当社が冷凍自動倉庫を企画・開発し、X NETWORKが保管サービスを企画・運営する、グループ一体の体制から生まれました。自動化をはじめとする施設の強みを、1パレットから使える保管サービスとあわせて届けることで、施設をつくって終わりではなく「使われ方」まで手がける、デベロッパーの枠を超えた取り組みです。当社グループは今回の受賞を励みに、本サービスのさらなる普及・展開を目指してまいります。
■「必要なときに、必要な分だけ」冷凍倉庫を使えるサービス
冷凍食品の国内消費やEC市場の拡大を背景に、低温物流インフラの重要性は高まっています。一方で、冷凍冷蔵倉庫は長期・大口の利用を前提とした契約が主流であり、季節変動や突発的な需要があるにもかかわらず「短期だけ」「小口だけ」という柔軟な使い方が難しいという課題がありました。加えて、倉庫の空き状況の確認や入出庫の手配はアナログな運用が依然として多く、急な保管ニーズが生じた際には複数の倉庫へ個別に問い合わせる必要がありました。こうした倉庫ごとの情報の分断は、荷物の滞留や荷待ちを生み、物流ネットワーク全体の非効率へと波及していました。
「COLD X NETWORK」は、預けたい荷物と倉庫の空き状況の情報を横断的につなぎ、スペース予約・在庫管理・入出荷手配・請求までをWEB上で一元管理できる冷凍保管サービスです。複数拠点の空き状況をリアルタイムに可視化することで、1日1パレットからの小口・短期利用を実現。敷金・礼金といった初期費用も不要で、必要なときに必要な分だけ保管スペースを確保できる仕組みにより、荷主企業の固定費負担の軽減と、需給変動への即応性向上に貢献しています。
倉庫を単体の「点」ではなく、複数拠点・複数倉庫を横断的につなぐ「ネットワーク」として捉え直し、これまで分断されていた情報を可視化・共同利用することで、物流構造そのものを再設計したサービスです。2024年11月のサービス開始時から対応拠点を広げ、現在は所沢エリア、仙台、名古屋、川崎の4拠点で利用できます。
■評価ポイント(審査員による評価コメントより)
冷凍保存の在庫管理に特化したサービスである。必要な時に必要な分だけを保管できる仕組みを構築し、配送業者とのデータ連携も含めて、柔軟な運用を可能にしている点が特徴である。これまで構造的に柔軟なサービス提供が難しかった冷凍倉庫業界に対して、事業者を横断的につなぐネットワークとしてシステムを構築した点に評価が集まった。人材不足の影響による物流コストの高騰という課題に対し、作業の効率化を図りながら、物流全体を最適化するためのシステム構築とサービス設計がなされている。すでに登録企業が453社※にまで広がっているという実績も評価のポイントとなった。今後のさらなる展開に期待を寄せたい。
※エントリー時の登録企業数。現在は818社が登録(2026年10月時点)
■サービスデザインのポイント
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荷主・倉庫・配送事業者でデータを共有・可視化することで、需要に合わせた柔軟な小口・短期利用を実現
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複数拠点を横断した倉庫の空き状況や在庫情報の可視化によって、物流を迅速化
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オペレーションデータの可視化・活用によって、ネットワーク全体の最適化を継続的に実施可能へ
■受賞コメント
「COLD X NETWORK」ディレクター 宮越 孝
これまで冷凍・冷蔵物流には、長年変わらない“当たり前”がありました。倉庫は長期・大口で借りるもの、空きスペースがあっても必要としている事業者となかなか結び付かないもの。その常識を変えたい——そこからCOLD X NETWORKの構想は始まりました。
私たちが目指したのは、単に空きスペースを埋めることではありません。企業ごと、拠点ごとに分断されていた倉庫・在庫・物流機能をつなぎ、必要なときに、必要な分だけ使える新しい冷凍・冷蔵物流のかたちです。
今回の受賞をゴールではなく、新たなスタートと捉えています。
今後は保管にとどまらず、倉庫から先のプロセスまでをひとつにつなぎ、冷凍・冷蔵物流そのものを、もっと柔軟に、もっと持続可能に進化させていきたいと考えています。
■『グッドデザイン賞』とは

グッドデザイン賞は、1957年創設の、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。
GOOD DESIGN AWARD公式HP:https://www.g-mark.org/
受賞ギャラリーURL:https://www.g-mark.org/gallery/winners
■『COLD X NETWORK』について
『COLD X NETWORK*』は、X NETWORK社が展開する国内初の1日1パレットから利用できるWEB完結型の冷凍保管サービス*です。冷凍保管スペースの空き状況から入出荷予約、在庫管理までWEBで完結します。敷金・礼金といった初期費用が不要で、最短1日からご希望の期間、1ケースから大口のお荷物まで、さまざまなニーズにお応えできる冷凍保管サービスとなっています。サービス詳細については、HPをご確認ください。
*COLD X NETWORKは、X NETWORK(クロスネットワーク)社が提供する冷凍保管サービスの名称です。
*1日1パレット・1ケース単位かつWEB完結型の冷凍保管サービスとして日本初(日本初調査総研合同会社調べ)
■霞ヶ関キャピタルグループのインフラ事業について

霞ヶ関キャピタル株式会社は、物流施設ブランド「LOGI FLAG」において、冷凍・冷蔵倉庫や冷凍自動倉庫の企画・開発を推進しています。また、子会社のX NETWORK株式会社は現在、LOGI FLAGの施設を拠点に、1パレット単位・短期から利用可能な冷凍保管サービス「COLD X NETWORK」を展開しています。当社グループは、施設開発とサービス提供を一体で推進し、大口から小口まで多様な荷主の保管ニーズに対応することで、物流現場の課題解決に取り組んでおります。
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