ミライロIDとNECの顔認証を活用し、『ドリームデイ・アット・ザ・ズー2023 in アドベンチャーワールド』において、障害のあるお子さまとそのご家族が手間なくスムーズに入場するための実証を行います!
「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」とは、障害のあるお子さまとそのご家族を動物園・水族館に招待し、気兼ねなく楽しいひと時を過ごしてもらうための国際的なプログラムです。閉園後の動物園・⽔族館にご家族を招待することから、「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」という名称で世界中に広まりました。本イベントは、⽇中開催の為「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」と名称を変更して開催されます。
今回の実証は、ミライロのデジタル障害者手帳「ミライロID」とNECの顔認証サービスを連携し、障害者手帳の提示など障害のある方にとって手間と時間のかかる入場時の本人確認を顔認証のみで実現するものです。
参加者同意のもと、ミライロIDに登録された情報と事前に登録頂いた顔写真を紐づけることで、顔認証による手間なくスムーズな入場を実現し、アドベンチャーワールドでの快適な体験とより良い思い出づくりを支援します。
両社は本実証を踏まえ、今後も特性や属性に関わらず一人一人が社会の構成員としてともに助け合って生きていける社会の実現に向け取り組んでいきます。
【ミライロIDについて】
ミライロIDは、障害者手帳を所有している方を対象としたスマートフォン用アプリケーションです。ユーザーは、障害者手帳の情報、福祉機器の仕様、求めるサポートの内容などをミライロIDに登録できます。公共機関や商業施設など、ミライロIDを本人確認書類として認めている事業者において、障害者手帳の代わりに活用することで、割引などが受けられます。また、外部サービスとのAPI連携を積極的に行っています。
【NECの顔認証について】
NECの顔認証は、世界No.1の認証精度(注3)を有しており、テーマパークをはじめ、企業・教育機関・公共施設・商業施設・イベント会場等の人が集まる場所において入退管理や決済サービス等に活用されています。
NECは日常のさまざまな場面(タッチポイント)を生体認証による共通のIDでつなげ、複数の場所やサービスにおいて一貫した体験を提供するコンセプト「NEC I:Delight(アイディライト)(注4)」を掲げており、今回の実証を踏まえ障害の有無に関わらず全ての方が使いやすいサービスの創出を加速していきます。
なお、NECは2020年1月より、障害者の活躍推進に取り組む国際イニシアチブ「The Valuable 500」に加盟しており(注5)、障害ある方が豊かな社会生活を送ることができるよう、事業活動を通じた障害者支援に注力しています。
また、本イベントにおいては、NECグループの社員ボランティアも参加し、イベント運営を支援しています。
【和歌山ドリデイ2023実行委員会について】
2017年より前⾝となる「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」を アドベンチャーワールド(株式会社アワーズ)主催で開催していました。しかし、より多くの⽅々に関わって欲しい という思いから、⽩浜町をはじめ全国からイベント主旨にご賛同いただいた企業・団体の⽅と「和歌⼭ドリデイ2023実⾏委員会」を⽴ち上げ、活動しております。
【ドリームデイ・アット・ザ・ズー in アドベンチャーワールド 開催概要】
施設名:アドベンチャーワールド
住 所:和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地
日 時:2023年11月23日(木・祝) 10:00~17:00
対 象:全国の18歳以下の障害のあるお子さまたちとそのご家族
定 員:1,000組(4,000名)を無料招待 ※2023年度の応募受付は終了
ドリームデイ・アット・ザ・ズー in アドベンチャーワールド公式サイトはこちら
ドリームデイ・アット・ザ・ズー in アド ベンチャーワールド 公式Xはこちら
https://twitter.com/Dreamday_in_AWS
なお、今回の取組みについて、日本財団V500ご担当者様より下記コメントを頂戴しています。
「障害のある方が安全・安心・効率・公平の実現により豊かな社会生活を送ることができるよう、事業活動を通じた障害者支援を行います。」というNECのV500コミットメントの具現化として、株式会社ミライロと連携し世界No.1の技術である顔認証を活用したアドベンチャーワールドでの実証実験は、最先端の技術を活用した障害者包摂の前駆となると期待しております。
(注1)本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 垣内 俊哉
(注2)本社:東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO 森田 隆之
(注3) 米国国立標準技術研究所(NIST)による顔認証技術の性能評価で5回目の第1位を獲得
https://jpn.nec.com/press/201910/20191003_01.html
(注4)
「NEC I:Delight(アイディライト)」は、顔や虹彩を使った生体認証による共通のIDで、複数の場所やサービスにおいてお客様へ一貫した体験を提供するブランドです。
https://jpn.nec.com/delight/index.html
(注5) NEC、「The Valuable 500」に加盟 (2020年1月10日): プレスリリース | NEC
■「障害者」の表記について
「障がい者」と表記すると、視覚障害のある方が利用するスクリーン・リーダー(コンピュータの画面読み上げソフトウェア)では「さわりがいしゃ」と読み上げられてしまう場合があるため、本リリースでは「障害者」と表記しています。「障害は人ではなく環境にある」という考えのもと、漢字の表記のみにとらわれず、社会における「障害」と向き合っていくことを目指します。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
ミライロ 経営企画部
E-Mail:press@mirairo.co.jp
NEC Digital ID事業開発統括部 事業開発グループ
E-Mail:contact@digitalid.jp.nec.com
和歌山ドリデイ2023実行委員会
E-Mail:dreamday@aws-s.com
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