【くふう総研】マイナ免許証の開始は約9割が「認知している」と回答するも、「保有したい」は約3割、「様子を見る」が約4割で最多

~マイナンバーカードで利用できたらいいと思う機能は、1位「選挙投票」、2位「健康診断結果・予防接種履歴の記録」~

株式会社くふうカンパニーHD

生活者と社会の生活満足度向上に資する研究・発信を行うくふう生活者総合研究所(以下、くふう総研)は、2025年3月24日に運用開始する「マイナ免許証」及び「マイナ保険証」「マイナンバーカード」についての調査を実施しました。

■調査結果サマリ

・【マイナ免許証】マイナンバーカードとの一体化開始は約9割が認知している

・【マイナ免許証】約3割が「所有したい」、約4割が「様子を見る」と回答

・【マイナ保険証】約6割が「利用している」。診察料や手続き面でのメリットを感じる一方でセキュリティ面での不安も

・【マイナンバーカード】望む機能の第1位は「選挙投票」

・【マイナンバーカード】カード、電子証明書の有効期限・更新は半数近くが「知らない」と回答

■調査概要

調査テーマ:「マイナ免許証」及び「マイナ保険証」「マイナンバーカード」について

調査エリア:全国

調査対象者:チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」ユーザー 6,479名、家計簿サービス「Zaim」ユーザー3,487名 合計9,966名

*年代内訳/10代0.2%、20代3.5%、30代9.7%、40代18.4%、50代31.4%、60代28.0%、70代以上8.8%

調査期間:2025年2月14日(金)〜2月16日(日)

調査方法:インターネットによる調査

【マイナ免許証】マイナンバーカードとの一体化開始は約9割が認知している

2025年3月24日に「マイナンバーカード」と「運転免許証」及び「運転経歴証明書」の一体化が開始されます。「マイナ免許証」の開始と、その開始時期や保有形態、「マイナ免許証」を保有するメリットなどの内容を知っているかをたずねたところ、「知っている。概ね内容も把握している」(46.8%)と回答した人が最も多く、僅差で「聞いたことはあるが、内容は知らない」(43.2%)が続き、9割が認知しているという結果となりました。


【マイナ免許証】約3割が「所有したい」、約4割が「様子を見る」と回答

マイナンバーカードと運転免許証の一体化は希望により行われます。「マイナ免許証」の所有希望については、「とても所有したい」(14.7%)、「やや所有したい」(15.6%)を合わせた約3割が「所有したい」と回答しました。

一方、最も多かったのは「どちらともいえない・様子を見たい」(42.2%)という回答で、「マイナンバーカードを持ち歩きたくないので、スマホに登録できるようになるのを待ちたい(60代男性)」という声もありました。

マイナ免許証を「とても所有したい」「やや所有したい」と回答した人に理由を聞いたところ、「身分証明書をまとめられるから」(63.6%)が最も多い結果に。

「運転免許証更新時の講習をオンライン受講できる」(57.5%)、「住所・氏名の変更があっても警察署への届け出が不要」(50.8%)といった従来の運転免許証の更新・変更の手間を省けること、「オンライン受講は講習手数料が安い」(54.1%)、保有形態によっては「免許更新費用が安い」(32.7%)という費用面での負担減も支持されています。

一方、マイナ免許証を「あまり所有したくない」「全く所有したくない」人の理由は「メリットを感じないから」(65.2%)が最多となりました。

【マイナ保険証】約6割が「利用している」。診察料や手続き面でのメリットを感じる一方でセキュリティ面での不安も

2024年12月2日には「マイナ保険証」を基本とする仕組みに移行し、従来の健康保険証の新たな発行は行われなくなりました。現在「マイナ保険証」を利用している人は58.5%と約6割であり、「利用登録したが従来の保険証を使っている」人も21.2%と一定数いることがわかります。

マイナ保険証を利用している人が便利だと感じていることとしては「初診料・再診料が安くなる」(30.7%)、「『高額療養費制度』の手続きが簡単」(30.6%)という回答が多く、気になることとしては「セキュリティ面での不安」(37.5%)、「マイナンバーカードを持ち歩くのが心配(紛失など)」(31.4%)という回答が多く挙がりました。

どちらも「とくにない」という回答の多さも目立ちます。

2025年12月2日以降は従来の健康保険証が利用できなくなります。マイナ保険証の利用登録をしていない人、マイナンバーカードを保有していない人にそれまでに利用登録をする予定であるかをたずねたところ、「利用登録をする予定」と回答した人は11.3%に留まりました。


【マイナンバーカード】望む機能の第1位は「選挙投票」

免許証、保険証のほかにマイナンバーカードで利用できたらいいと思う機能としては「選挙投票」(42.0%)が最も多く、「健康診断結果、予防接種履歴などの記録」(36.1%)、「社会保険関連の手続き」(33.8%)、「税務関連の手続き」(31.8%)が続きました。

【マイナンバーカード】カード、電子証明書の有効期限・更新は半数近くが「知らない」と回答

マイナンバーカードの有効期限は10年、マイナンバーカードに書き込まれた署名用電子証明書の有効期限は5年で、それぞれ更新が必要となります。2025年に署名用電子証明書の更新が必要となるマイナンバーカードは1500万枚を超えると言われています。

それぞれの有効期限と更新の必要性は53.9%が「知っている」と回答しましたが、半数近くが両方またはいずれかの有効期限・更新の必要性について「知らない」という結果に。電子証明書の有効期限が過ぎるとマイナンバーカードで利用できなくなる機能があるため、注意が必要です。


●「くふう生活者総合研究所」について

くふうカンパニーグループが提供する生活者向けサービスの運営を通じて蓄積される生活者の行動データやリアルな声を分析・理解することで、個人の生活満足度および社会全体の生活満足度の向上に資する情報発信を目指しています。

●家計簿サービス「Zaim」について https://zaim.net

1,100 万ダウンロードを超える家計簿サービス「Zaim」は、スマートフォンなどから簡単に家計簿を記録できるサービスです。紙のレシートを撮影して自動で読み取る機能に加え、銀行やクレジットカードとの連携機能によって支出や収入を自動的に記録できるため、手軽に家計を管理できます。

●チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」について https://tokubai.co.jp/

2013年にスタートした、食品スーパーマーケットをはじめ様々な業態の小売店のチラシ・買い物情報を掲載しているWebサービス・アプリです。パソコン・スマートフォンから無料で情報の閲覧が可能です。掲載店舗数は72,000店以上*、30〜50代の女性を中心に月間1,600万人以上*にご利用いただいています。 (*=2024年1月時点)

●会社概要 https://kufu.co.jp/company/kufucompany/

会社名

株式会社 くふうカンパニー

※ 2025年1月1日付で「株式会社くふうAIスタジオ」と「株式会社ロコガイド」が合併し、「株式会社くふうカンパニー」に社名変更しました。「Zaim」「トクバイ」をはじめとするサービスの運営体制やWEBサイトURL等については変更ございません。

本社所在地

東京都港区三田 1-4-28 三田国際ビル 23 階

事業内容

チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」、家計簿 アプリ「Zaim」および日常生活関連サービスの企画・開発・運営など

設立

2012年9月 

※株式会社Zaimとして設立

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会社概要

URL
https://kufu.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル 23階
電話番号
03-6435-1687
代表者名
穐田誉輝
上場
東証グロース
資本金
3000万円
設立
2021年10月