長崎電気軌道×リージョナルクリエーション長崎長崎スタジアムシティにおける公共交通機関利用促進に向けたパートナーシップ締結のお知らせ

～10月1日から路面電車に「スタジアムシティサウス」「スタジアムシティノース」電停が登場！～

株式会社　ジャパネットホールディングス

2024年7月10日 11時00分

長崎電気軌道株式会社（本社：長崎県長崎市／代表取締役社長：中島典明）と株式会社リージョナルクリエーション長崎（本社：長崎県長崎市／代表取締役社長：岩下英樹）は、長崎スタジアムシティにおける公共交通機関利用促進への取り組みを行うパートナーシップを締結したことをお知らせいたします。

長崎スタジアムシティの開業後、サッカーやバスケットボールの試合、音楽コンサート等のイベントで多くの来場者が見込まれており、周辺の混雑や交通渋滞を抑制していくために連携を図ってまいります。移動手段の分散だけでなく、公共交通機関を使って長崎スタジアムシティに来場いただく楽しみをつくり、文化を醸成していきます。

■パートナーシップについて

今後、以下のような取り組みを進めてまいります。

1．宝町電停および銭座町電停のネーミングライツを取得。電停名を「スタジアムシティサウス」、「スタジアムシティノース」に。

リージョナルクリエーション長崎は、公共交通機関利用促進に向けたパートナーシップの取り組みの一つとして、宝町電停および銭座町電停のネーミングライツを取得しました。長崎スタジアムシティを地元の皆様だけでなく、長崎を訪れた方の目的地にしていただきたく、「スタジアムシティ」という施設名を電停名に入れ、宝町電停の名称を「スタジアムシティサウス」、銭座町電停の名称を「スタジアムシティノース」に2024年10月1日から変更いたします。

2．長崎駅前～スタジアムシティ各電停間で、混雑状況に応じて折り返し運行が可能に！

日常的にも路面電車をご利用の方や、イベント時にお使いただく方の移動時の混雑を少しでも緩和すべく、「スタジアムシティサウス」電停と「スタジアムシティノース」電停との間に渡り線を新設することで、混雑状況に応じた臨時便の増設がスムーズに行える他、長崎駅前電停との折り返し運行が可能となります。

3．つい乗りたくなるワクワク電車、長崎県民やお子様向けイベントも計画中。

渋滞・駐車場問題の緩和や、地域の皆様への利便性向上を目指し、あらゆる計画を進めております。

自動車などをお持ちでない高齢者や学生などの移動支援として、路面電車の全線乗り放題企画を検討しております。他にも、路面電車に乗る楽しみやワクワク感を生み出すため、試合開催日に選手がアナウンスをしたり、運転士がユニフォームを着用するなどの、日常では感じられない楽しみ方ができる企画をしていきます。また、長崎県民や未来を担う子どもたちに向けたイベントの共催等、共に長崎を盛り上げてまいります。

＜長崎電気軌道代表取締役社長中島典明コメント＞

長崎スタジアムシティが開業するにあたり、これまでリージョナルクリエーション長崎様とさまざまな協議を行ってまいりました。

地域の公共交通機関として弊社の果たす役割を考える中で、長崎の活性化や交通問題など共通の課題解決に向け、パートナーシップ契約を締結させていただくことになりました。

本取り組みにより、県内外から来場される多くのお客様に路面電車をご利用いただき、安心して長崎スタジアムシティに足を運んでいただけるよう、また、未来を担う子供たちに楽しんでもらえるよう、継続的に取り組んでまいります。

＜リージョナルクリエーション長崎代表取締役社長岩下英樹コメント＞

長崎スタジアムシティが開業することで、多くの来場者が見込まれ、長崎の街に活気が溢れる反面、地元の皆様は周辺の渋滞や駐車場問題に対するご心配もあるかと思います。開業まで100日を切り、弊社といたしましてもこれらの解消に取り組んでいきたいと考えており、公共交通機関を利用する文化を育んでいくためにも各交通事業者様と協議を重ねております。

今回、長崎電気軌道様と話し合いを重ねる中で、そういった想いに共感いただき長崎の交通問題の緩和に連携して取り組んでいくこととなりました。

パートナーシップ締結を通して、交通問題の解消と持続可能な街づくりを目指し、地元の皆様と長崎にお越しいただく皆様の、双方にとって快適で魅力的な街へと発展していくことを期待しています。