ジンジャー勤怠、情報漏洩対策＋IT資産管理・MDMサービス「MaLionCloud」と連携開始

ー隠れ残業の「実態」を見える化し、IPO審査対策を支援ー

jinjer株式会社

2025年12月3日 11時00分

統合型人事労務システム「ジンジャー」を提供するjinjer株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長CEO：冨永健、以下 jinjer）は、クラウド型勤怠管理システム「ジンジャー勤怠」と、株式会社インターコム（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 COO：須藤美奈子、以下インターコム）が提供する情報漏洩対策＋IT資産管理・MDMサービス「MaLionCloud」が連携を開始したことをお知らせします。

取り組みの背景

近年、IPO（新規株式公開）審査や社会的な要請を背景に、企業にはこれまで以上に厳格な労務管理が求められています。しかし、テレワークの普及など働き方が多様化する中で、打刻時間と実際の労働時間が乖離する「隠れ残業」は、多くの企業にとって把握が難しい課題となっています。従業員の申告だけでは実態が見えにくく、コンプライアンス違反のリスクを抱えるケースも少なくありません。

こうした課題を解決し、企業がより安心して働ける環境づくりをサポートするため、この度の連携に至りました。

実現できること

今回の連携により、「ジンジャー勤怠」で管理されている従業員の出退勤情報を、「MaLionCloud」に取り込むことが可能になります。「MaLionCloud」は、PCの操作ログ（初回ログ時刻、最終ログ時刻など）を詳細に記録しています。このPCログと「ジンジャー勤怠」の打刻データを突合することで、勤務時間外のPC利用状況（＝隠れ残業）を⼀目で確認できるようになります。

打刻と実働の乖離を可視化

出勤打刻前のPC利用や、退勤打刻後のPC利用を正確に把握し、サービス残業の実態を明らかにします。

客観的なデータで適正な指導へ

勤務実態を客観的なデータで示すことで、従業員への適切な勤怠管理や指導が円滑に実施することが可能になります。

IPO準備や労務監査の対策

厳格な労務管理が求められるIPO審査や監査において、信頼できる客観的な証拠として活用できます。

▼「ジンジャー勤怠」と「MaLionCloud」の連携イメージ

「MaLionCloud」での乖離チェック画面イメージ

「ジンジャー勤怠」を通して取得した出退勤情報と、「MaLionCloud」で取得したPCの操作ログを突合し、乖離があれば、警告を表示することが可能です。

「MaLionCloud」について

「MaLion」（読み：マリオン）シリーズは、組織の情報漏洩対策や IT 資産管理を総合的に支援するソフトウェアです。オンプレミス型の「MaLion 7」（読み：マリオンセブン）と、クラウド型の「MaLionCloud」（読み：マリオンクラウド）をラインアップしています。

Windows と Mac の両端末の一元管理に対応し、外部デバイス（USB メモリ、スマホなど）接続監視、送受信メール監視、Web アクセス監視など、様々な PC 操作監視機能を標準搭載しています。また、勤怠管理システムと連携し、従業員の労働状況や残業状況を見える化できます。従来の情報漏洩対策や IT 資産管理に加え、働き方改革を支援する機能の実装にも力を入れています。

※「ジンジャー勤怠」のほかに、AKASHI、KING OF TIME、CLOUZA、クロノスPerformance（オンプレミス版／クラウド版）、就業大臣NX、ジョブカン勤怠管理、タイムログ DX、チムスピ勤怠、奉行 Edge 勤怠管理クラウド、Manage 勤怠（オンプレミス版／クラウド版）、マネーフォワードクラウド勤怠、RocoTime との連携に対応しています。

「MaLion シリーズ」Web サイト：https://www.intercom.co.jp/malion/

統合型人事システム「ジンジャー」について

ジンジャーは、人事労務、勤怠管理、給与計算、人事評価、サーベイ、データ分析といった幅広い人事業務を、一つのデータベースで管理する統合型人事システムです。これにより、企業は「正しい人事データ」を収集・管理・活用し、単なる記録ではなく組織の成長を支える資産として活用できます。ジンジャーは、人事業務の効率化と、組織の意思決定の質・スピード向上を支援します。

正しい人事データで、組織の"勘"を"確信"に変える。

統合型人事システム「ジンジャー」

https://hcm-jinjer.com/

ジンジャー CM「バラバラ事件」篇 30秒

https://youtu.be/Em_JDZ1Bfuc