ディーバ、取締役会DXシステム「TRINITY BOARD」、財務指標ベンチマーキング機能を追加
~データの提供元としてバフェット・コードを採用、同業他社比較で取締役会の意思決定をさらに高度化~
アバントグループで、連結会計システムと決算業務のアウトソーシングサービスを提供する株式会社ディーバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:永田 玄、以下 当社)は、取締役会DXシステム「TRINITY BOARD」に、6月27日(金)より財務指標ベンチマーキング機能を追加しました。
本機能追加により、取締役会における意思決定の高度化と、企業価値向上に資する情報活用がさらに促進されます。
■機能開発の背景
「TRINITY BOARD」は単なる取締役会のデジタル化ツールではなく、取締役会による企業価値経営の推進を支援するツールと位置付けており、取締役や監査役が見るべき様々な情報を一元的に確認できるプラットフォームの機能も保持しています。
取締役会では、経営戦略や経営計画を議論するうえで、自社だけでなく、同業他社や先進企業との比較を通じた多角的な視座が求められます。近年では、社外役員を含む多様なメンバーで構成される中、こうした「比較に基づく共通理解」が、議論の質とスピードを高める鍵となっています。
一方で、同業他社との財務情報の比較を行うには、事前に取締役会事務局が準備した資料に頼らざるを得ない企業も多く、情報の網羅性や更新頻度、役員間での理解のばらつきが課題とされてきました。
このような背景を踏まえ、「TRINITY BOARD」では、ユーザー自身が比較・分析を行える「財務指標ベンチマーキング」機能を追加しました。取締役・監査役が共通の視点で自社の立ち位置を把握し、発展的な議論を展開できる環境を整備することで、企業価値向上の実現を後押しします。
なお、本機能は、アバントグループの中期経営計画「BE GLOBAL 2028」にて掲げる「ソフトウエアドリブン戦略」の一環として開発されたものです。
■機能詳細
「TRINITY BOARD」のメインメニューに「財務指標ベンチマーキング」が追加されます。ユーザーは、自社および任意の比較対象企業について、以下の財務情報をグラフと数値で簡単に比較できます。
-
事業内容/決算概要
-
企業価値・資本収益性
-
業績・株主還元 等

本機能により、取締役・監査役は、取締役会事務局等からの情報提供を待つことなく、「TRINITY BOARD」上で自ら情報を取得・分析し、取締役会での議論をより実効的に進められます。
なお、本機能の実装にあたり、企業分析ツール「バフェット・コード」を開発・販売するバフェットコード株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:福田 智宏)より、AI技術を用いた決算要約を含む財務情報の提供を受けています。バフェット・コードは経営者から個人投資家まで、企業分析を必要とする方に幅広いユーザーに高い評価を得ており、近年ではM&Aや新規事業創出、そしてガバナンス改善に取り組む企業の間でも利用が急拡大しております。
■今後の展開
今後は、財務指標のさらなる拡充、米国企業との比較機能、比較企業のグルーピング、事務局担当による比較企業のプリセット等のアップデートを順次予定しています。
■バフェット・コードについて
バフェット・コードは、日米の上場・非上場企業139万社を収録する、国内最大級の企業分析プラットフォームです。株価・財務・非財務・経営指標など、企業分析に必要なあらゆる情報を一元化。競合分析、M&A、新規事業検討、営業リスト作成など、ビジネスの意思決定を圧倒的に効率化します。従来の煩雑な情報収集から解放され、知りたい企業の本質に一気にアクセス。誰でも使いやすく、分析の質とスピードが劇的に向上します。
「バフェット・コード」:https://www.buffett-code.com/
■TRINITY BOARDについて
「TRINITY BOARD」は、取締役会に関するあらゆる情報を集約することにより、取締役会の議論や意思決定の高度化を図り、また、取締役会の運営担当部署の運営の大幅な負担減および効率性やセキュリティの向上を可能とします。
さらに、グループ会社の取締役会への適用も可能なため、主要な子会社や海外子会社に適用した場合には、その取締役会の開催状況や内容の透明化を図ることによるグループ・ガバナンスの強化にも役立てることができます。
「TRINITY BOARD」製品概要:https://www.diva.co.jp/products_services/trinity
■DivaSystem LCAについて
「DivaSystem LCA」は、株式会社ディーバが提供する連結会計システムです。大企業から中堅中小企業・IPO準備中の企業まで、幅広くお使いいただける機能・サービス・価格でご提供しており、約1,200社のお客様にご導入いただいております。
-
「標準的な業務プロセス」や「標準レポート」をはじめからご用意。連結決算初心者でも安心
-
小さく始められる「利用料モデル」、短期間で連結決算が始められる「短期導入モデル」
-
グループ会社や監査法人ともクラウドでつながり、効率的にリモート決算やリモート監査が可能
「DivaSystem LCA」製品概要:https://www.diva.co.jp/products_services/lca/
ディーバでは、今後も連結決算・開示を支えるソフトウエア/サービスを提供してまいります。
<上記に関するお問い合わせ先>
株式会社ディーバ 広報担当
diva_pr@diva.co.jp
【株式会社ディーバに関して】
株式会社ディーバは、連結会計システム「DivaSystem LCA」および関連製品の開発のほか、連結決算業務・単体決算業務などのアウトソーシング事業を手掛け、情報開示を通じた企業の価値創造プロセスを総合的に支援します。東証プライム市場上場の株式会社アバントグループの100%子会社です。
社 名 :株式会社ディーバ
設 立 :2017年8月7日
代表者 :代表取締役社長 永田玄
主要業務 :連結会計システムおよび関連製品の開発・販売、決算業務アウトソーシング事業 など
本社所在地:東京都新宿区西新宿六丁目5番1号 新宿アイランドタワー43階
【アバントグループに関して】
株式会社アバントグループ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川 徹治、東証プライム市場上場、証券コード:3836)を持株会社として展開するアバントグループは、財務情報・非財務情報を問わず様々な情報に基づき、お客様が適時・適切な経営判断を行い、経営改革を推進するためのソフトウエア開発・販売・保守や、ソフトウエアベースのコンサルティング・BPOサービスをご提供し、「経営のDX」に貢献しています。
コーポレートサイト:https://www.avantgroup.com/
主要なグループ事業子会社(いずれも100%所有)は以下の通りです。
<アバントグループ>
○株式会社ディーバ
○株式会社インターネットディスクロージャー
○株式会社ジール
○株式会社アバント
〇株式会社VISTA
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像