OKI、肢体不自由特別支援学校主催のプレゼンカップ全国大会をサポート
OKIグループの特例子会社(注1)であるOKIワークウェル(https://www.okiworkwel.co.jp/)(社長:堀口 明子、本社:東京都港区、以下OWW)は、12月16日に東京都立光明学園(統括校長:田村 康二朗、所在地:東京都世田谷区)で開催された「ミラコン2020 ~未来を見通すコンテスト~ 第3回プレゼンカップ全国大会」(主催:全国特別支援学校肢体不自由教育校長会、以下ミラコン)を、技術面と運営面からサポートしました。これは、肢体不自由で外出が難しい生徒が、プレゼンテーションを競う大会です。
ミラコンは、①全国の肢体不自由特別支援学校に通う生徒の言語能力の向上、②生涯にわたり学び続ける力の育成、③社会的自立に向けた成長、④ICTを活用した社会経験を広げる機運を全国の肢体不自由特別支援学校に醸成すること を目的に、毎年実施されています。今回は、全国7ブロック(北海道・東北、関東・甲越、東京、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄)において、応募総数40校105作品の中から予選を勝ち抜いてきた7校の生徒が、「視点を価値に、経験を未来へ」をコンセプトに、自己が描く未来像や、社会・地域などへの提案を、各学校からオンラインでプレゼンしました。その様子はメイン会場の光明学園と参加7校にオンラインで同時配信され、発表した生徒への質疑応答もリアルタイムで行われました。
OWWは動画や音声配信の技術的なシステム構成や運用中の支援について提案・実行し、スムーズな大会の運営に寄与しました。
審査員7名による厳正な審査の結果、最優秀賞として今年度新設された文部科学大臣賞には、「寝たきりだからこそ出会えたもの」と題して発表した九州・沖縄ブロック代表、福岡県立直方特別支援学校の中島 寧音(なかしま ねね)さんが選出されました。表彰を受けた中島さんは「すごくうれしいです。これからも自分ができることは何かを考え、行動していきたいです。」との喜びの声を、オンラインで伝えました。
OWWは、全国21都道府県で56名の通勤困難な重度障害者が在宅勤務しています。多様性を尊重し、それぞれが持つ能力を最大限に活かして楽しくイキイキと仕事をすることで、個人も企業も成長できる働きやすい企業を目指して働く環境を整備するとともに、障害者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みも推進しています。ミラコンの支援は、その一環として実施しているものです。
用語解説
注1:特例子会社
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障害者の雇用に特別の配慮をした子会社。
- 沖電気工業株式会社は通称をOKI、株式会社沖ワークウェルは通称をOKIワークウェルとします。
- 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報部
e-mail:press@oki.com
お問い合わせフォーム
https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=015j
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIワークウェル
電話:03-5445-6805
e-mail:oww-info@oki.com
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