ブラザー、フォークリフト用フロンレススポットクーラー「PureDrive-FL」で「省エネ大賞」を初受賞
ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎 以下 ブラザー)は、一般財団法人 省エネルギーセンターが主催する「2021年度 省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門にて、省エネルギーセンター会長賞を、トヨタ自動車株式会社(社長:豊田章男 以下 トヨタ)と子会社のブラザーエンタープライズ(社長:喜多宏)と共同で受賞した。受賞対象となった製品はブラザーが開発したフォークリフト用フロンレススポットクーラー「PureDrive-FL」で、ブラザー製品の省エネ大賞の受賞は本製品が初となる。
省エネ大賞は、日本国内の産業、業務、運輸各部門における優れた省エネへの取り組みや、先進的で高効率な省エネ型製品などを表彰する制度である。
■ 受賞製品の特長と受賞の背景
PureDrive-FLは、暑さ対策と省エネの両立を実現したフロンレス・排熱レスのフォークリフト用スポットクーラー。熱交換器と冷却エレメントを用いたブラザー独自の2段階冷却方式により、気化冷却でありながら効果的な熱中症対策効果が期待できる。また、本製品導入により物流ラインの個別空調化が実現するため、トヨタにおける空調の省エネに大きく寄与することが期待されており、従来物流ライン比で92%のエネルギー消費量が削減できる。加えて、コンプレッサーを用いない冷却方式を採用したことで、消費電力60Wに抑えることができ、電動フォークリフトの稼働時間への影響をほとんど気にすることなく使うことができる高い省エネ性も実現した。こうした製品仕様の他、トヨタ内の現場での評価を通してユーザー目線で使用感を徹底的に改善したことなども高く評価され、今回の受賞に至った。
<PureDrive-FL製品ページ>https://www.brother-enterprise.co.jp/puredrive-fl/
<省エネ大賞ホームページ>https://www.eccj.or.jp/bigaward/item.html
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