豊富な顧客基盤を活かし、製薬開発の構造変化に対応 2026年4月ヘルスケア領域のサービスを拡大
~新たにFSPを活用、ニーズ高まる薬事等の高度専門領域の人材不足解消に貢献~
総合人材サービスのパーソルグループで人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 木村 和成、以下パーソルテンプスタッフ)の研究開発事業本部では、2026年4月よりヘルスケア領域のサービスを拡大することをお知らせします。
当社はヘルスケアの派遣領域における豊富な顧客基盤を活かし、製薬開発の構造変化によるプロフェッショナル人材のニーズの高まりに対応します。高度な専門性が求められる薬事部門のレギュラトリーアフェアーズ*1を中心に、2026年度前期には既存の人材派遣・チーム派遣に、海外では主流のFSP(Functional Service Provider)*2を組み合わせた新たな『FSPサービス』の提供を開始、2026年度内にオフサイトでの全国展開を目指します。

■背景:新規モダリティへのシフトやデジタル化に伴い、新たに高度な専門性を有する人材確保が喫緊の課題
IMARC Groupによると日本の医薬品市場は、2025年に844億ドル、2034年までに1,049億米ドルに達し、2026年から2034年にかけての年平均成長率は2.45%を示すと予測されています*3。内閣府でも製薬産業を我が国の基幹産業として戦略的に成長させることを目指すと発表しています*4。
また現在、製薬開発は、生物学的製剤などの新規モダリティ*5へのシフトやデジタル化により、かつてないほど高度化・細分化しています。これに伴い、特定の高度専門人材のすべてを正社員として抱えることは財務・採用の両面で難しくなっており、外部の専門機能を機動的に活用する“持たざる経営”への転換が急務となっています。
このような中、グローバル市場で主流となっているのが、大規模業務を包括的に担うFSO(Full Service Outsourcing〔CRO [Contract Research Organization 医薬品開発業務受託機関]〕)の活用と併せて、高度な専門知見を必要なタイミングでアジャイルに組み込む「FSP(Functional Service Provider)」を掛け合わせたハイブリッド型の開発モデルです。
これらを受けて、当社では強固な顧客基盤である製薬メーカーやCROに向けて、これまで培ってきた機動力の高い「人材派遣」に加え、新たに薬事等の高度専門領域における『FSPサービス』の提供を開始します。これによりリソースの最適化を図り、ヘルスケア業界の人材不足の解消やイノベーションを支援してまいります。
*1: レギュラトリーアフェアーズ(Regulatory Affairs)は、ヘルスケア領域への事業含め、医薬品などの販売で起業・開業する際に必要な薬事申請業務を行う。パーソルキャリア HiPro Biz https://biz.hipro-job.jp/column/corporation/pharmaceutical-approval/#i-4
*2: FSP(Functional Service Provider)は、業務委託の契約の一つ。臨床開発や承認後の活動に熟練した労働力を提供することで、バイオ医薬品・バイオテクノロジー企業に重要なサポートを提供する。株式会社グローバルインフォメーション FSPの世界市場規模調査 https://www.gii.co.jp/report/bzc1525316-global-functional-service-providers-market-size.html
*3: IMARC Group「日本の医薬品市場概要 2026~2034」https://www.imarcgroup.com/report/ja/japan-pharmaceutical-market
*4: 厚生労働省「創薬力強化に向けた総合経済対策における対応(令和7年度補正予算)」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66526.html https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001602553.pdf
*5: モダリティ(modality)とは、低分子薬、抗体医薬、核酸医薬、細胞治療、遺伝子細胞治療、遺伝子治療といった治療手段の種別のこと。https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/011900001/17/03/23/00095/
■概要:従来の派遣・チーム派遣×FSPの活用で、特定領域の高度専門機能に対応可能な新サービスを提供
パーソルテンプスタッフでは、製薬開発の構造変化に対応していくために、世界市場では2024年から2032年の年平均成長率8.49%と予測されているFSPを活用します。具体的には、既存の人材派遣・チーム派遣にFSPを組み合わせることで、新たなサービスの価値創出と体制構築を行います。またパーソルグループや外部パートナーとの業務提携によりプロフェッショナル人材を確保するとともに、グローバルパートナー企業によるFSP導入支援などに積極的に取り組むことで、迅速に市場競争力の高いサービスパッケージを提供します。
また、本サービスのメインターゲットは、医薬品開発から市販後の高度な専門性が求められる領域となっています。具体的には、申請書類を作成する薬事のレギュラトリーアフェアーズ(Regulatory Affairs)、医薬品の品質に関する申請書類を作成するCMC(Chemistry, Manufacturing and Control)ライティングを中心に、品質保証のQA(Quality Assurance)/GQP(Good Quality Practice)、市販後の安全性を監視する安全管理のPV(Pharmacovigilance)/GVP(Good Vigilance practice)関連業務、さらにはメディカルアフェアーズ(Medical Affairs)など、専門機能の独立性が高く、成果物の品質が明確に問われる業務において、FSPサービスを展開してまいります。

(導入ロードマップ)
2026年度上期: 市場ニーズの把握・分析、顧客キーマンとのリレーションを構築
既存の人材派遣・チーム派遣とFSPの価値を融合・再構築を行い、パッケージ完成へ
2026年度下期: パッケージ化したサービスのパイロット運用~オフサイトでの全国展開を目指す
これらに加えて、人材育成にも注力し優秀なプロフェッショナル人材が集まるプラットフォームを目指します。バイオベンチャーへの支援体制の強化にも取り組み、ヘルスケア業界全体の持続的な発展に貢献してまいります。
■担当者のコメント

パーソルテンプスタッフ株式会社
研究開発事業本部 メディカル事業部 メディカル梅田オフィス
マネージャー 板橋 瞭
私たちは、これまでヘルスケア領域において強固な顧客基盤を築き、最前線で実績を積み上げてきた確かな自信があります。現在、製薬業界は業界全体の構造変化の真っ只中にありますが、この劇的な変化に、私自身は大きな期待を抱いています。理由は、私たちの培ってきた“派遣の機動力”に、新たに導入する“FSPの高度な専門性と自律性”を融合させることで、これまでにない最適な開発支援体制を実現して行けると考えているためです。今回の取り組みで、薬事領域などの高度な専門性が求められる現場へ、単なるリソース提供から、透明性の高いプロフェッショナルな”成果”を届けて行きます。そして、この製薬業界の大きな変革期をメンバーと共に楽しみながら挑戦し、変化を恐れず、チーム一丸となって日本の創薬力の飛躍的な成長の一助を担ってまいります。
<サービスに関するお問い合わせ先>
パーソルテンプスタッフ株式会社 研究開発事業本部 メディカル事業部
メディカル梅田 (担当: 板橋)
メール: ryo.itahashi@tempstaff.co.jp TEL: 06-7176-9978(平日9:00~18:00)
メディカル新宿 (担当: 大山)
メール: yuuichiooy@tempstaff.co.jp TEL: 03-4221-3538(平日9:00~18:00)
■パーソルテンプスタッフ株式会社について< https://www.tempstaff.co.jp/ >
パーソルテンプスタッフ株式会社は、人材派遣、紹介予定派遣、アウトソーシングなどの人材サービスを提供しています。2017年7月より、テンプスタッフ株式会社からパーソルテンプスタッフ株式会社へ社名変更。パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、グループの総力をあげて、労働・雇用の課題解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
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