料理女子コンテストから1年—ライバー3名の"今"を追う

〜配信を通じて広がった料理の可能性〜

株式会社KIRINZ

2025年12月8日 15時55分

2024年10月に開催された「料理女子発掘コンテスト」。グランプリと入賞者に選ばれた3名のライバーは、あれから約1年、どのような日々を送ってきたのでしょうか。

配信を通じて料理の楽しさを伝え続け、視聴者とのつながりの中で成長してきた彼女たち。ライブ配信という場で、食と表現の新しい可能性に挑み続ける3人の"現在地"を追います。

「料理女子発掘コンテスト」とは

「料理女子発掘コンテスト」は、料理を愛するライバーを応援すべく、2024年10月に開催されたイベントです。協賛にはホットプレートブランド「PRINCESS」が名を連ね、グランプリ1名、入賞者2名の計3名が選出されました。

単なる順位を競うだけでなく、"料理×ライブ配信"という新しい表現領域で活躍する女性たちの魅力を発掘し、その活動を支援することを目的とした取り組みです。選ばれた3名には、活動支援として商品提供が行われました。

今回の反響を受け、次回開催に向けた準備も進行中です。

中野かなさん：「脳科学×パン作り×配信」—多彩な顔を持つライバー

大学院で脳科学を研究する傍ら、パン作りと配信活動に打ち込んできた中野かなさん。コンテストではグランプリを受賞し、一時期はPRINCESSアンバサダーとしても活動するなど、多方面で注目を集めました。

「料理女子のイベントが終わったら配信を辞めようと思っていました」と振り返る中野さん。しかし、当時出会ったリスナーから「少しでもいいから配信を続けてほしい」と言われたことで配信を継続。その結果、別のイベントでも1位を獲得し、飲食店の1日店長やアクセサリーショップのモデルなど、新しい活動の機会が広がりました。

また、趣味で続けていたパン作りも発展を見せています。「パン作りが好きなのでイベント後も趣味で続けていたら、今はパン教室の講師としても働いています」と語る中野さん。「料理、特にパン作りの良さを広めていきたいです」と、研究者・ライバー・講師という3つの顔を持ちながら、食の可能性を広げています。

momoさん：「晩酌おつまみが得意技」—働きながら配信するライバー

コンテスト当時は営業職として働きながら、得意のおつまみレシピを軸に配信活動を行っていたmomoさん。料理とお酒が大好きな彼女は、「好きなものを作ってたくさん食べること」がストレス発散の方法だといいます。

この1年で最も大きな変化は、入籍したこと。「10月に宮古島でウェディングフォトの撮影があったため、それに向けてダイエットを頑張りました」と語ります。毎日の晩酌を週1回に減らし、しらたきや鶏むね肉を使ったヘルシーなレシピで無理なくダイエットに成功しました。

現在は本業に加えてカフェのアルバイトも始め、多忙な日々を送っています。今後は「ヘルシーご飯のレシピも共有していきたい。ただ、相変わらずお酒は好きなので、おつまみレシピも共有します（笑）」と、新たな挑戦への想いを語りました。

もちながさきさん：「アレルギーをきっかけに料理の道へ」—食の楽しさを伝えるライバー

生まれつきの重度の卵アレルギーをきっかけに、料理と深く向き合ってきたもちながさきさん。母の工夫したレシピに影響を受け、高校生の頃から料理やお菓子作りを始めました。

現在は管理栄養士を目指して大学で栄養学を学ぶかたわら、「配信とともにSNSの発信にも力を入れるようになりました」と活動の幅を広げています。「大学ではさらに栄養学を極めて、個人では動画編集などを勉強しています。考えたレシピを形にして発信し、フォロワーの方々と交流する楽しさを感じています」

今後の展望について、もちながさきさんは熱い想いを語ります。「いつも応援してくださっている皆様、ありがとうございます！配信でもSNSのコメントでもいつも元気をもらっています。これからもたくさんの方が食べることや料理・お菓子作りを楽しめるきっかけになることができるように、もっともっと成長します！」

PRINCESSのホットプレートと過ごした1年

「料理女子発掘コンテスト」の協賛ブランドとして、3名の活動を支えてきたPRINCESSのホットプレート。この1年、それぞれのライフスタイルに寄り添い、料理の楽しさを広げる"相棒"として活躍しました。

中野かなさんは、「均等に焼けて鉄板焼き屋さんのようなステーキができた」と満足の様子。momoさんは「おつまみ作りに大活躍、おしゃれで後片付けも簡単」と語ります。もちながさきさんは「揚げない春巻きなど、アレンジレシピの幅が広がった」と、自由な発想で活用しています。

単なる調理器具ではなく、3名の挑戦をそばで支える大切なパートナーとなっていました。