【節約に関する調査】効果があった節約術TOP3は「食費を減らす」「通信費の見直し」「家計簿をつける」(Appliv調べ)
10~60代男女649人の節約に関する調査レポート
ナイル株式会社(本社:東京都品川区、 代表取締役社長:高橋飛翔、 以下ナイル)が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」にて、10~60代の男女680人を対象に、2023年11月20日~29日の期間、節約に関するアンケート調査を実施しました。
■調査概要
節約する理由は「生活費が増えたため」が最多
節約で意識した項目TOP3は「食費」「水道・光熱費」「娯楽費」
年間で「10万円以上」節約できた人は14.3%、約半数が「5万円未満」
効果があった節約術TOP3は「食費を減らす」「自炊」「ポイ活」、約3割は「家計簿」を活用
節約できた総額TOP3は「食費を減らす」「通信費の見直し」「家計簿」
節約による生活の変化、「ストレスを感じる」が18.4%
■節約する理由は「生活費が増えたため」が最多
過去1年間に節約に取り組んだ経験がある680人に、節約する理由を聞いてみると、最も多かったのは「生活費が増えたため(23.8%)」、次いで「貯金のため(22.5%)」、「収入が減少したため(19.3%)」でした。
生活費が増えたり、収入が減少した背景には、物価上昇や、円安、低賃金など最近の経済状況が影響していることが考えられます。
「将来的な資産形成のため(14.1%)」を上回っていることからも、現状の生活維持や近い将来に対する不安に焦点が当てられていると考えられます。
■節約を意識した項目TOP3は「食費」「水道・光熱費」「娯楽費」
節約に取り組む上で意識していた費用を尋ねると、「食費(33.8%)」が最も多く、次いで「水道・光熱費(15.6%)」、「娯楽費(14.6%)」でした。
物価上昇による食費の割合増加、光熱費の値上げなどが家計に大きな影響を与えていることが分かります。
また、必要不可欠な支出に次いで娯楽費の削減も、節約の一環として重要な要素になっているようです。
■年間で「10万円以上」節約できた人は14.3%、約半数が「5万円未満」
2023年の1年間で節約できた金額を調査すると、「5万円未満」が最も多く46.4%、続いて「5万円以上10万円未満(12.8%)」、「10万円以上30万円未満(9.9%)」という結果でした。
年間で10万円以上節約できた人は全体の14.3%で、半数近くは5万円未満のようです。
また、26.4%は節約できた金額を把握していないと回答していることから、具体的な目標や支出管理などは行わず、節約に取り組んでいると考えられます。節約意識はあるものの、効果的な節約方法や計画が不足している可能性もありそうです。
■効果があった節約術TOP3は「食費を減らす」「自炊をする」「ポイ活」、約3割は「家計簿」を活用
実際に節約に効果があったことを聞いてみたところ、上位3つは「食費を減らす(251人)」、「外食を控え自炊する(233人)」、「ポイ活をする(288人)」でした。
4位以下を見ても、「昼食はできるだけお弁当にする(132人)」、「食品を買うお店を変えた(87人)」など食費に関する節約術が多く選ばれています。
「ポイ活」は、スキマ時間を有効活用して手軽に取り組むことができ、その方法も多種多様です。継続的に取り組むことで、効果が期待できる手段として選んだ人が多いのではないでしょうか。
また、全体の約3割が「家計簿をつけて収支を把握する」と回答。家計簿で日々のお金の動きを可視化して把握することで、無駄遣いや費用の見直しを行っていると考えられます。
■節約できた総額TOP3は「食費を減らす」「通信費の見直し」「家計簿」
効果があったと回答した節約術の中で、最も節約できた総額が高かったものを調べた結果、1位は「食費を減らす」、続いて「ネット回線・携帯料金の見直し」、「家計簿をつけて収支を把握する」となりました。
食費や通信費などは生活するうえで必ずかかる費用であることから、年間での節約効果が高いと考えられます。
3位の家計簿は、直接出費を減らす手段ではありませんが、収支を可視化して家計を把握することで無駄な出費を見つけることが可能です。家計簿をつけることで節約を意識しやすくなり、具体的な節約の方針も決めやすくなるでしょう。
■節約に取り組んだ結果、計画的に買い物をするようになった傾向あり
節約に取り組んでから感じた生活の変化を聞いてみると、最多は「計画的に買い物をするようになった(28.7%)」、続いて「物事の優先順位が変化した(19.9%)」、「お金に対するストレスが減少した(19.6%)」でした。
お金の使い方を意識するようになり、優先順位の変化、新しい趣味ができた、お金に対する不安やストレスが減ったなど全体の7割以上が変化を感じている事がわかりました。
約2割がお金に対するストレスが減少したと回答している一方、節約にストレスを感じるようになった人も2割近くいるようです。
節約がストレスに感じている125人に、どんなことがストレスになっているのかを聞いてみた結果、最も回答数が多かったのは「常に節約を意識しなければならないこと」でした。
続く2番目は「目標金額に届かない」、3番目は「娯楽やレジャーが制限される」となっています。
ストレスが大きすぎてしまうと、途中で挫折したり、我慢の反動によって無駄な出費が増えやすくなることから、無理なく手軽に取り組めるものを見つけて取り組むことが、日々継続するためのポイントです。
■編集長コメント
今回の調査の結果、物価高騰などの影響が家計に負担をかけ、節約に取り組んでいる人が多くいることがわかりました。さまざまな方法を実践するなか、中でも、食費や通信費の見直しが効果が高いようです。また、「家計簿」を利用して日々の収支の流れを把握すること自体が節約を実践するうえで有効な手段となっています。
費目を分ける、予算を決める、家計の状況を定期的に見直すことは重要なポイントです。何にいくら使っているのかをこまめにチェックして、無駄遣いをなくしていきましょう。
自分に適している家計簿アプリを見つけ、節約に役立ててください。
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■調査概要
調査対象:過去1年間に節約に取り組んだ経験がある全国の10~60代の男女695人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年11月20日~2023年11月29日
有効回答数:680人
◇性別
男性:344人
女性:351人
◇年齢
15~19歳:104人
20~29歳:126人
30~39歳:121人
40~49歳:114人
50~59歳:116人
60~69歳:114人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。
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伊藤隆史
アプリ紹介メディア「Appliv」編集長。これまでに使用したスマホアプリの数は25,000以上。アプリの知見を活かし、テレビ・Web・ラジオなどのメディアに出演。
【メディア出演歴】日本テレビ「午前0時の森」(人生効率化アプリの紹介)、J-WAVE「STEP ONE」(今話題のスマホアプリ)他
【ナイル株式会社について】
社名:ナイル株式会社
住所: 東京都品川区東五反田1丁目24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F
設立: 2007年1月15日
代表者: 代表取締役社長 高橋 飛翔
資本金:3,632,826,805円(資本準備金等含む)
事業内容: ホリゾンタルDX事業、自動車産業DX事業
URL: https://nyle.co.jp/
【本件に関する取材などのお問い合わせ先】
ナイル株式会社 ホリゾンタルDX事業本部 メディア&ソリューション事業部(担当:中村)
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