日経イノベーション・ラボ、世界最大規模のメディアアートの祭典で3D没入型の未来新聞を展示

日本経済新聞社

日本経済新聞社の研究開発部門である日経イノベーション・ラボは、オーストリア・リンツで今月開催される世界最大規模のメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2022」(2022年9月7日〜11日)に参加し、体感的で没入感のある未来の新聞「DATASPACE」を展示します。
同作品は、アルスエレクトロニカの研究開発部門であるアルスエレクトロニカ・フューチャーラボと共同制作したものです。今年2月のロシアによるウクライナ侵攻の影響を、資源価格や株価、難民の数といったデータを基にした3Dのビジュアル表現で、幅16m、高さ9mの大空間に投影します。「DATASPACE」のプレゼンテーションでは、一般の参加者が感じたことを一緒に語り、未来を考える場も提供します。

 

「DATASPACE」のプレゼンテーションのイメージはこちらでご覧いただます。
https://youtu.be/eNj7XvWyHpA 

日経イノベーション・ラボはアルスエレクトロニカ・フューチャーラボと「アート思考」による発想法を活用して未来の新聞を構想するとともに、欧州はもとより世界に大きな衝撃と影響を与えたウクライナ侵攻という危機に向き合い「アートとジャーナリズムはどのような貢献ができるのか」についてディスカッションを重ねました。
「DATASPACE」は、データのみで作られた禅の庭のような情報の世界に参加者を誘うものです。データに基づいたアート表現でニュースを伝え、「感じ」「考え」「問い」「対話する」という一連の行為を促します。こうした手法を、私たちは「アーティスティク・ジャーナリズム」と呼び、新しいメディア表現の一つとして提示しました。

本年のアルスエレクトロニカ・フェスティバルついての詳細は公式サイトを参照ください。「DATASPACE」は9月7日、8日に現地でプレゼンテーションする予定です。
https://ars.electronica.art/planetb/en/

アルスエレクトロニカについて
メディアアートの国際的祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」、文化教育施設「アルスエレクトロニカ・センター」、研究開発部門「アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ」などの総称です。オーストリア第3の都市、リンツ市が出資する公社が「アート・テクノロジー・社会」をテーマに未来を構想する機関として運営しています。リンツ市で毎年9月に開催されるフェスティバルは、アートとテクノロジー、サイエンスの横断的な表現を探究したメディアアートの祭典です。またメディアアートに革新をもたらした人物や作品・プロジェクトを毎年表彰し、その最高賞である「ゴールデン・ニカ賞」は「コンピューター界のオスカー」とも呼ばれています。

日経イノベーション・ラボについて
調査・研究・開発を行う日本経済新聞社の研究開発部門です。最新技術に関する様々な知見とクリエイティブなアイデアで日経グループを未来へ導くとともに、広く社会に貢献するイノベーションを創出することを目的としています。今後も最新の学術理論を応用した人工知能の研究や、V Rやメタバース領域など幅広い分野で研究開発していきます。

 

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-3-7
電話番号
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代表者名
長谷部剛
上場
未上場
資本金
25億円
設立
1876年12月