松戸市立小金中学校、第四中学校、第五中学校の吹奏楽部が飛躍
苦難を乗り越えた部員たちの努力は伝統として受け継がれる
“自分たちの奏でる音楽を聴いた人に感動を与える”をモットーに小金中学校吹奏楽部が4年ぶりの全日本で銀賞を獲得!
音楽はスポーツのような勝負事ではない
10月21日に愛知県名古屋市で開催された「第71回全日本吹奏楽コンクール」に、千葉県代表として松戸市立小金中学校吹奏楽部が4年ぶりに出場し、銀賞を獲得しました。顧問の須藤卓眞(すどうたくま)先生は、松戸市立和名ケ谷中学校、松戸市立第四中学校でも吹奏楽部の顧問を務め、全国大会へと導いた名伯楽です。そんな須藤先生が小金中学校に異動した2021年は、現在の3年生が入学した年でした。自身と一緒に小金中学校に入学した生徒たちが最後の年に全日本出場を果たしたことについて、須藤先生は「そこを目指していたわけではないので、『出られた』ぐらいの感覚なんです」と答えてくれました。この答えの背景には、須藤先生が指導者として抱くひとつの想いがあります。「全国大会出場や金賞を獲ることを目標にすることは悪いことではありません。しかし、それらを目標にしてしまうと、結果が出なかったときの生徒たちを思うと残酷でならない。音楽に、スポーツのような勝ち負けを求めてはいけませんから。自分たちが納得のいく演奏をすることが一番なので」。
須藤先生の想いは、生徒たちにも伝わっています。今年部長を務めた南屋美香(みなみやみか)(3年)さんは、「先生からいつも『いろんな人に聴いてもらって感動してもらう音楽を創ろう』 と言われていたので、そこを大事にやってきました。昨年は全日本に出場することができずみんなで涙を流しましたが、東関東大会で悔いのない演奏ができた時には、やってきてよかったねと話をしたことをすごく覚えています」と笑顔で答えてくれました。それでも、今年の全日本で金賞を獲れずに銀賞になったときは、生徒たちみんなが涙を流して悔しがったそうです。そんな生徒たちに須藤先生は、「自分たちの演奏が劣っているわけじゃない。たまたまこういう結果になっただけで、恥じることはない。全国にはここに出たくても出られない学校がたくさんある。その場所に自分たちは出られているのだから、それだけで素晴らしい」と言葉をかけたと教えてくれました。
子どもたちは必ず成長してくれる
自分たちの音楽で人々に感動を与える。今回の全日本出場は、先生からの教えのもと頑張ってきた生徒たちへのプレゼントのようにも思えてきます。そんな中で南屋さんに、全日本出場までの苦労について聞いてみると次のような答えが返ってきました。「今年の夏休み期間がとても長かったなと思います。演奏以外の小さな問題が出てしまい、なかなか思うように練習時間を割くことができず、部長の私と、副部長、セクションリーダーの3人が集まって、どうすればうまくスケジュールどおりに進むかをたくさん話し合ったことがとても印象に残っています」。
全日本吹奏楽コンクールの翌週10月28日に出場した「第29回日本管楽合奏コンテスト全国大会」では、「全日本の時は、緊張やプレッシャーもあり100%の力が出せなかった(南屋さん)」「心に余裕がなかったかな(須藤先生)」と感じた悔しさと課題を短期間で見事に克服。「これまでの大会の中で一番気持ち良く演奏ができました。皆が悔いなく演奏できた最後で最高のコンクール」と声を揃えて話してくれた通り、最後の大会で最高の演奏を披露し、聴く人々に感動を与えた小金中吹奏楽部は最優秀賞・審査員特別賞を受賞し、有終の美を飾りました。
3つの“気”を忘れず人を大事にしてほしい
赴任と同時に入学してきた3年生について須藤先生はこのような話もしてくれました。「生徒には常に本音で伝えています。子どもたちには辛いものもあったと思いますが、それをわかっていても伝えないといけない場合もあるので、そこだけはブレないようにしてきました。私の言ったことに納得できない子もいるはずです。そんな中でも3年間、よくついてきてくれたなと、そう思うと、今の3年生が私のことを一番理解してくれているのかもしれませんね」。
さまざまな想いの中で過ごした3年間。南屋さんは「最後のコンクールが終わった後、これで終わりかと思うと、とても悲しくなり、もう少しやりたいなという気持ちになりました。いろんな困難があり、みんなで悩んだり、泣いたりしたときもたくさんありましたが、最終的にはみんなで乗り越えられたので、やってきて本当に良かったと思います」。
南屋さんは、後輩たちへ「個性派が多かった私たち3年生に比べて、今の2年生は真面目な子が多いですが、これから待ち受けている困難を乗り越えられる力は持っていると思う。だから、私たちの代と比べるのではなく、自分たちのカラーを打ち出して頑張ってほしいです」とエールを送ります。
そして須藤先生は、来年から新しい道へと進む3年生、そしてこれからも活動を続ける2年生・1年生へ向けてこんな話をしてくれました。「私が部活動の中で一番大事にしているのは、人とのつながり。同級生だけでなく、先輩、後輩、私たち教師も含めて。
吹奏楽部のように、人数が多ければ多いほど人との関わりはとても大事になる。自分のことを優先に考える人が多くなりましたが、それではいけない。集団の中で自分がいなくてもいいと思ったらそれで終わってしまう。だから『あなたが必要なんだ』と思える仲間意識はとても重要なんです。今の3年生はその部分がわかってくれたのかな。私から見ればまだまだ物足りませんが(笑)」
そして3年生には「人を大事することを絶対に忘れないでほしい。これは吹奏楽だけでなく、どんな道へ進んでも同じこと。これはずっと生徒たちに言っていますが、人に対して、“気が付き”、“気が利き”、“気を配り”ができるようになってもらいたいです」。勝ち負けではない音楽の世界で、たくさんの経験をした生徒たちは、それぞれの進む道で今後もこの言葉を胸に大きく成長してくれるに違いありません。
28人という少数精鋭で挑んだ第四中学校吹奏楽部が日本管楽合奏コンテストで文部科学大臣賞・最優秀グランプリ賞を受賞
全国へ行きたいという強い想い
2023年10月28日から11月5日まで東京都の文京シビックホールで開催された「第29回日本管楽合奏コンテスト全国大会」。松戸市立第四中学校の吹奏楽部は、中学校A部門で文部科学大臣賞・最優秀グランプリ賞を獲得しました。同校は昨年も同大会に出場し、中学校B部門で最優秀賞と審査員特別賞を受賞。小編成で出場した今大会でも見事グランプリに輝きました。この快挙の裏には、今年度の東関東吹奏楽コンクールで金賞を受賞しながらも、全日本への出場を逃したことで、部員たちがより「全国で演奏したい」という気持ちを高めていったことがあります。顧問の栢木幸宏(かやきゆきひろ)先生は、当時のことをこう振り返ります。
「かつて四中の吹奏楽部は100人近い部員数を誇っていました。しかし、現在は、コロナや拘束時間の長い部活動を敬遠する時流により部員が減少し、昨年は40人ほどいましたが、今年は28人となりました。そんな状況でも、生徒たちはひとつ上の先輩たちが出場した全日本吹奏楽コンクール出場への意欲を燃やし、練習に励んでいました。部員がA部門(主に人数の多い団体が出場する)で勝負したいという気持ちを見せてくれたので、挑戦してみようとなったんです」。栢木先生は「生徒自身に考えてもらうため、常に質問を投げかけるようにしている」と言います。また「道に迷った時は、辛い方、“茨の道”を選んでほしい」と伝えているそうです。
そんな“茨の道”を自ら選んだ部員たち。部長の羽生田千温(はにうだちはる)さんは、「昨年の全日本を経験していることもあり『全員で力を合わせて下級生の力を引き上げていけばできないことはない。やってみよう』と意見をまとめて挑むことにしました」と言います。
県大会を勝ち抜き迎えた東関東吹奏楽コンクール。今年の課題曲が難しく、1人が複数の楽器を担当するケースもある中、栢木先生は「いろいろと大変な部分は多くありましたが、生徒たちが頑張ってくれました」と話します。羽生田さんも、「自分自身の練習もしなければいけない中で、下級生の指導も不可欠になる。まずは自分が早くできるようになり、2年生、1年生を高いレベルに引っ張ってこなければいけないことがとても大変でした」と教えてくれました。
全日本出場を逃した悔しさをバネに
入部する生徒のほとんどが楽器初心者。そのため、基礎をしっかりと教える必要があります。かつては、入部した1年生がある程度楽器を扱えるようになったとき、保護者の前でソロ演奏会を実施。1~3位になったパートには先生がシュークリームをごちそうするという“お楽しみ”も行われていたそうです。しかし部員減少とともにこの“お楽しみ”もなくなり、今では、1年時からコンクール出場のため必死に個人がコツコツと練習を重ね、上級生がアドバイスするというスタイルになっています。
そんな厳しい練習環境の中で迎えた東関東吹奏楽コンクール。「ミスはありましたが、良くなったと思う」と羽生田さんが振り返れば、「細かい部分はさておき、しっかりと自分たちの演奏ができたのは良かった。今年7月に完成したばかりの美しいホールが会場だったので、それだけでも十分かと思いました」と栢木先生。結果は金賞受賞となったものの、全日本への切符は掴めませんでした。それでも「全国で演奏するという気持ちがすごく強かったので、とても悔しかったと思います。でも大会はこれだけではなかったので、生徒たちには次もあるからと気持ちを切り替えさせるようにしました」と栢木先生は話してくれました。羽生田さんも「とても悔しかったですが、ひとつのことに向かって皆で取り組めてきたことが、結果として実感できたのがとても嬉しく、その気持ちの方が大きかった」と教えてくれました。
グランプリよりも来年への不安が……
次の大会は、昨年最優秀賞・審査員特別賞を受賞した日本管楽合奏コンテスト。予選は音源審査となるため、栢木先生は東関東吹奏楽コンクールでの演奏をそのまま送付したと言います。そして見事全国への切符を掴み取り、本番へ向けた練習がスタートしました。「日本管楽合奏コンテストは自由曲のみなので、吹奏楽コンクールで演奏した『メトロポリス1927』にしました。微妙に音がずれる部分など、細かい部分を修正する形で練習に励みました(栢木先生)」。部員たちは、一度逃した全国での演奏を悔いなく終えるため、必死の努力を積み重ね、本番では素晴らしい演奏を見せてくれました。
結果発表の時、先にスコアを手にした栢木先生は「これは、やばい」と思ったそうです。「満点が複数あって、もしかしたらグランプリかもと。グランプリになると来年の同大会で招待演奏をするんです。28人中3年生が12人なので、もし新入部員が入らなければ16人になります。グランプリを獲ったら、来年の演奏ができるかの不安が大きくなりました」。
そんな栢木先生の不安をよそに、見事文部科学大臣賞・最優秀グランプリ賞を受賞。ステージ上でその発表を聞いた羽生田さんは「学校の名前が呼ばれたときは本当に嬉しかった。全員で必死に努力してきたことが報われたので良かった」と振り返りました。
栢木先生も、来年の心配はありながらも「この人数での演奏がしっかり認めてもらえたことはすごく嬉しかった」と最後は笑顔で話してくれました。
絶対に諦めずに皆で取り組んでほしい
悔しさも喜びも味わった3年生12人。栢木先生が第四中学校赴任と同時に入学したこともあり、その成長はよくわかると言います。「今年の3年生はやる気がある生徒が多く、横のつながりも強くまとまりがあった。そういった団結力の部分も演奏に良い影響を与えたと思います」。
中学3年間を振り返って羽生田さんは「吹奏楽は団体での活動ですが、個人の努力もとても大事です。勉強との両立がすごく難しかったですが、努力した分、その結果はしっかり返ってくるとわかったことで3年間の成長につながりました」とコメントしてくれました。そして、1・2年生に向けて「自分たちでやらなければいけないことが多いですが、本気でやればいい結果が出ることを体験できたことは財産になると思います。みんなでまとまれば納得できる演奏は絶対にできるので、諦めないで取り組んでほしい」とエールを送りました。
部員減少という課題がある中でも、今回の経験を後輩たちが引き継ぎ、これからも四中吹奏楽部の素晴らしい音楽を響かせてくれるでしょう。
第五中学校吹奏楽部が有言実行で新たな道を切り開く。東関東大会の壁を破り、創部後初の東日本学校吹奏楽大会に出場!
代替わりの際に宣言した東日本出場!
松戸市立第五中学校吹奏楽部は、これまで数回東関東吹奏楽コンクール(B部門)に出場するも、最上位大会である「東日本学校吹奏楽大会」での演奏にはたどり着けませんでした。昨年度も東関東大会で銀賞。当時3年生が5人だったこともあり、部員の多くは17人いる2年生。その悔しさを知る部長の伊藤彩瑛(いとうさえ)さんは、昨年の東関東終了直後に同級生たちとある話し合いをしたと言います。「とにかく銀賞という結果が悔しかった。その気持ちが残っているうちに、私たちの代での目標を決めたほうがいいと思って話し合いの場を持ったんです。そこで、ひとつ上の『金賞』という案も出ましたが、金賞を獲るだけじゃなく、東日本出場を目標にしようと決めました」。
部活指導員の芝﨑康和(しばざきやすたか)先生は「代替わりの際に目標を聞いたら、迷わず『東日本出場』と答えが返ってきて、音楽室にも『東日本出場』と書かれた紙が既に貼られていたんです(笑)。常に『先輩より一歩進んでもらいたい』という想いがあるので、私は金賞を目標にと思っていたのですが、熱意に負けた感じで、それならそこを目指そうとなりました」。芝﨑先生は、フリーの音楽家として活動する傍ら、市内外の学校で外部講師を務めてきた実績の持ち主。15年ほど前に友人が第五中学校で講師をしており、金管楽器の指導をしてくれないかと依頼され引き受けたことがきっかけで、現在も第五中学校で指導を続けているそうです。また、昨年は、当時の顧問が産休に入ったことから、特別に指揮(中学校のコンクールでは、外部講師が指揮を務めることを認められていない)をすることに。
今年は、松戸市の部活指導員という立場になり、指導時間が増えたことで部員たちとも綿密な練習ができたそうです。「五中以外の学校でも指導してきた経験があるので、東日本出場を目指す学校がどれだけきつい練習をしているかを知っている私としては、難しいのではと考えていました。時には涙を流しながら練習するケースがあるほど、本当に厳しい環境に身を置かなければ出場できない大会です。私としては、可能な限り楽しく演奏してもらいたいという想いがありましたが、部員たちの熱意が伝わってきたので、ある程度厳しくしても耐える覚悟はあるんだと思ったんです」。
個性派揃いも精神的な弱さが……
部長の伊藤さんいわく、3年生は自己主張が強いメンバーが多く、一見バラバラなようにも見えると言います。しかし、それぞれが目標に向かって取り組むことで、一定の団結力を見せると言います。「私も含めてですが、メンタル的に浮き沈みの差が大きい子ばかりなんです(苦笑)。でも気持ちが盛り上がっているときは、とにかく一生懸命で良い雰囲気になれる。それに、本番に自分たちの気持ちを頂点に持っていく力がすごい。だから、頑張れば結果は出るかもという予感はありました」。
それでも部員の気持ちがひとつになりきらない時期が多くあったそうです。「5月頃は、東日本に行けないんじゃないかって思う子も増えてきて……。そういう状況でも部員たちをまとめるのが部長としての役目だったので、そこが一番大変だったかもしれません(伊藤さん)」。
気持ちの乱高下はあったものの、最初の県大会で金賞を獲得し、本選大会(県代表選考会)を突破、東関東大会へ出場しました。昨年の悔しさを晴らすかのように東関東大会でもすばらしい演奏を披露して金賞を受賞し、悲願の東日本学校吹奏楽大会出場の切符を掴んでみせました。「東関東出場を決めた時、本番でも楽しく演奏ができれば、東日本へ行けるかもという思いは強くなりました。だから結果発表で五中の名前を呼ばれたときは、本当に嬉しかったです(伊藤さん)」。目標を達成した部員たちを見て、芝﨑先生は「もともと自主性がある3年生が中心でしたが、自分たちの掲げた目標にたどり着くには、かなり厳しいと感じていました。でも、演奏を聴いていると、私の知らないところで努力を重ね、たくさん練習していたのだとも感じました。学校名が呼ばれたときは、この子たちは本当にすごいなって感心しましたね」と話してくれました。
部員の少ない2年生への想い
内部の指導員の立場になったとはいえ、芝﨑先生の契約期間は1年。来年も同じように指導できるかは、まだわからない状況だと言います。「去年の今頃も新しい顧問へしっかりと引き継げるように、コンクールの曲はしっかりとできる状態にしておこうと思っていました。これは今の2年生、1年生に対しても同じです」。立場が不確定な状況であっても、楽しい演奏と、次の世代への引き継ぎをしっかりと考える芝﨑先生。“有言実行”を成し遂げた3年生に対しては、次のようなメッセージを送ってくれました。
「部活での経験が社会で生きることは多いと思う。自分たちで目標を立てて、結果を掴み取った経験は、必ず糧となると思います。これから辛いことがあったり壁にぶつかったりするときは、東日本大会の演奏を聴いて、『あの時は頑張ったよね』と思い出してくれたらいいですね」。また、現在の1・2年生に対しても「9人の2年生は、1年生19人にアドバイスをする立場になるから大変だと思います。それでも、3年生が1年間秘めていた思いを受け継ぎ、1年生にどれだけ伝えられるか。2年生がそれをやってくれれば、五中の吹奏楽部はもっと成長すると思います」。
最後に、伊藤さんは、中学校での部活動を経験しての思い、そして2年生に対するメッセージも残してくれました。「1年生のとき3年生の先輩が、『本当に一瞬だよ』って言っていたのを聞いて、当時は『まだあと2年もある』って思ってました。でも、今になると本当に一瞬だったっなって思います。特にこの1年は思い入れも強かった分一日一日も本当に早かった。そんな中で私たちは最後に良い思い出がつくれました。だから今の2年生にも、最後の大会で悔いが残らないように頑張ってもらいたです。人数は少ないですが、個性的な私たちについてきてくれた世代ですし、1年生も意欲を持っている子が多いので、きっとうまくやっていけると思います」。
“有言実行”を成し遂げた3年生が築いた新たな部の伝統。これからも第五中学校吹奏楽部に受け継がれていくはずです。
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