特急ロマンスカー・GSE(70000形)が「2018年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞
小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)は、2018年10月3日、特急ロマンスカー・GSE(70000形)が2018年度グッドデザイン・ベスト100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
ロマンスカー・GSEは、「箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカー」をコンセプトとして伝統を受け継ぎつつ、居住性、眺望性、機能性のみならず、安全面、環境面などさまざまな面で機能拡充を図りました。また、7両ボギー車固定編成として、展望先頭車と中間車に一体感を持たせたデザインとしています。審査では、流線型をカットした大胆なフロントデザイン、2座席1セットのシートデザイン、展望車における荷棚の撤去やピラー周りの調整による正面視野の拡張など様々な細やかな工夫を通じて、車内の快適性や眺望と開放性など「旅」のワクワク感が生み出される高質な仕上がりなどが高く評価されました。
本年3月に就役したロマンスカー・GSEは、薔薇の色を基調としたローズバーミリオンの車体が小田急沿線の風景に鮮やかに映え、優れた眺望性や快適性はご利用の皆さまからご好評をいただいています。
なお、当社車両がグッドデザイン賞を受賞したのは通算で5回目となります。当社はこれからも、伝統を受け継ぎつつも進取の発想をもって、車両開発に取り組んでまいります。
【共同受賞企業】
(デザイン)株式会社岡部憲明アーキテクチャーネットワーク 代表取締役 岡部 憲明
(車両製造)日本車輌製造株式会社 取締役社長 五十嵐 一弘
<グッドデザイン・ベスト100とは>
グッドデザイン・ベスト100は、その年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、審美性、提案性、可能性など総合的に優れているとして高い評価を受けた100点です。
今日におけるデザインの水準を高めるに相応しい、これからのモデルとなりうるデザインであり、今年度グッドデザイン大賞候補(ファイナリスト)をはじめとする特別賞各賞がグッドデザイン・ベスト100の中から決定し、10月31日に発表されます。
当社では、今回のグッドデザイン・ベスト100受賞を記念して、2018年10月10日(水)から10月31日(水)まで、特急ロマンスカー・GSEの各車両の側面に、グッドデザイン賞の「Gマーク」を掲出して運転します。
<特急ロマンスカー・GSE(70000形)の概要>
1 車両形式
70000形
2 愛称
GSE <Graceful Super Express>
3 編成
7両固定編成(ボギー車・編成長約142m)
4 編成定員
400名(全席指定)
5 製造両数
2編成14両
6 車両製造会社
日本車輌製造株式会社
7 デザイン設計
株式会社岡部憲明アーキテクチャーネットワーク
8 主な特徴等
特急ロマンスカー・GSE(70000形)の詳細は、当社ホームページにてご紹介しています。
URL : https://www.odakyu.jp/romancecar/features/line_up/70000/
以上
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