「LiPro(インターネット)」、「1円スマホ」に関するアンケート調査を実施 ~「1円スマホ」への関心・意向を徹底調査

イード

株式会社イード(本社:東京都中野区、代表取締役:宮川 洋)は、スマートフォンやデジタルライフについてユーザー目線で最新情報をお届けするメディア「LiPro(インターネット)」において、1円スマホに関心のあるユーザーを対象に「1円スマホ」に関する関心・意向についてアンケート調査を実施しました。

■調査サマリー

  • 「1円スマホ」という言葉を知っていて内容も理解している人は136名(27.2%)にとどまり、「聞いたことはあるが詳しく知らない」が279名(55.8%)で最多。認知度は8割超も、内容理解は3割未満という結果となった。

  • 「1円スマホ」に対する印象は、「多分1円では買えないと思う」が175名(35.0%)、「スマホがなぜそんな価格で買える?」が170名(34.0%)と、約7割が価格の仕組みに懐疑的な見方を示した。

  • 1円スマホの購入経験者は71名(14.2%)にとどまる一方、「機会があれば利用したい」が254名(50.8%)と半数が利用に前向きな姿勢を示した。

  • 1円スマホに興味を持つ理由は「端末代を安く購入したい」が314名(62.8%)で最多。コスト削減が主な動機となっていた。

  • 購入検討時に重視する点は「月額料金の安さ」が190名(38.0%)で最多。「契約条件や手続きのわかりやすさ」が129名(25.8%)で続き、料金と手続きの負担軽減を重視する傾向がみられた。

  • 1円スマホの仕組みや条件については「あまり理解していないので少し不安」が226名(45.2%)、「まったく理解していない」が128名(25.6%)と、約7割が理解不足による不安を抱えていた。

  • 購入時の不安点は「契約条件(期間・解約料など)が複雑そう」が192名(38.4%)で最多。契約の複雑さが購入ハードルとなっている実態が明らかになった。

  • 興味のある販売キャリアは「ドコモ」が132名(26.4%)で最多。「楽天モバイル」96名(19.2%)、「au」75名(15.0%)と続き、大手キャリアへの関心が高い結果となった。

  • 販売してほしい端末は「iPhoneシリーズ」が301名(60.2%)と6割超で圧倒的。Android端末は135名(27.0%)だった。

  • 1円スマホ購入をきっかけに格安SIMへの乗り換えを検討したい人は、「強く思う」82名(16.4%)、「少し思う」220名(44.0%)と、6割が前向きな姿勢を示した。

■調査概要

調査期間:2025年11月12日 

調査対象:1円スマホに関心のあるユーザー

回答数:500

調査方法:「LiPro」読者によるインターネット調査

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結果は以下の通りです。

■「1円スマホ」の認知度は高いものの、理解度には大きなばらつきあり

 <「1円スマホ」という言葉を知っていますか?>

1円スマホについて、「知っていて内容も理解している」と回答したのは136名(27.2%)でした。一方で、「聞いたことはあるが詳しく知らない」が279名(55.8%)で最も多い結果となりました。

また、「知らない・初めて聞いた」も85名(17.0%)おり、名称の認知度は8割を超えているものの、内容の理解度にはばらつきがあることがわかりました。

■1円スマホに対する印象として「1円では買えない」との懐疑的な声が最多、価格の仕組みへの疑問が上位に

<「1円スマホ」に対して、どのような印象をお持ちですか?>

1円スマホに対する印象として、「多分1円では買えないと思う(裏があると思う)」が175名(35.0%)で最も多く、次いで「スマホがなぜそんな価格で買える?」が170名(34.0%)と続きました。また「とてもお得な話だと思う・興味がある」が42名(8.4%)、「どこで買えるんだろう?」が40名(8.0%)、「旧機種の安売りのことだと思う」が32名(6.4%)でした。

 価格設定に対する懐疑的な見方が約7割を占め、肯定的な反応は1割程度にとどまる結果となりました。

■1円スマホ購入経験者は約1割、全体の半数が「機会があれば利用したい」と前向きな姿勢

<これまでに「1円スマホ」を購入または契約したことはありますか?>

「『1円スマホ』を購入または契約したことがある」が71名(14.2%)で、1割強にとどまりました。一方、「『1円スマホ』を購入または契約したことはないが、機会があれば利用したい」が254名(50.8%)で最も多く、半数以上が利用に前向きな姿勢を示す結果となりました。

「『1円スマホ』を購入または契約したことはないし、これからも利用しないと思う」が175名(35.0%)と、消極的な層も3割以上みられました。

■興味の理由は「端末代を安くしたい」が6割超

<「1円スマホ」に興味を持つ一番の理由を教えてください>

「端末代をとにかく安く購入したい」が314名(62.8%)で最も多く、次いで「自身のサブ端末として使いたい」が78名(15.6%)、「家族・子ども用として欲しい」が48名(9.6%)と続きました。

価格面のメリットを理由とする回答が大きな割合を占めています。

■1円スマホ利用検討時のポイントは「月額料金の安さ」

<1円スマホを検討する際に重視する点は?>

検討時に最も重視するのは「月額料金の安さ」で190名(38.0%)でした。次いで「契約条件や手続きのわかりやすさ」が129名(25.8%)、「通信の安定性や速度」が43名(8.6%)、「端末の性能や使いやすさ」が41名(8.2%)と続きました。

さらに、「契約期間や支払いプランの柔軟さ」が37名(7.4%)、「解約や乗り換え時の手続きのしやすさ」が33名(6.6%)、「購入できるスマホの種類や機種の豊富さ」が21名(4.2%)となっており、料金の安さが最重視される一方、契約のわかりやすさや柔軟性も重要な判断材料となっていることがわかりました。

■1円スマホの仕組みについては「十分に理解していない」と感じるユーザー多数

<「1円スマホ」の仕組みや条件についてどう感じますか?>

「あまり理解していないので少し不安に感じる」が226名(45.2%)で最も多く、次いで「まったく理解しておらずよくわからない」が128名(25.6%)と続き、約7割が仕組みを十分に理解できていないことが明らかになりました。

一方、「だいたい理解しているが少し複雑だと感じる」が108名(21.6%)、「内容をよく理解していて納得している」は38名(7.6%)にとどまり、仕組みの理解促進が今後の課題であることがわかりました。

■1円スマホに対する不安点は「契約条件の複雑さ」が中心

<購入時に不安に感じる点は何ですか?>

購入時に不安に感じる点は「契約条件(期間・解約料など)が複雑そう」が192名(38.4%)で最も多く、次いで「キャンペーン終了後に料金が高くなりそう」が83名(16.6%)、「実際に1円で買えるのか不安」が81名(16.2%)で続き、契約条件や料金変動への懸念が上位を占める結果となりました。

また、「端末性能が低いのではないか」が62名(12.4%)、「通信速度や回線品質が悪いのではないか」が43名(8.6%)、「サポートや保証が十分でない気がする」が20名(4.0%)、「在庫や入手条件に制限がありそう」が19名(3.8%)など、端末や通信の品質面に対する不安も一定数みられました。

■興味のある1円スマホ販売キャリアは「ドコモ」が最多

<最も興味のある販売キャリアを教えてください>

最も興味のある1円スマホ販売キャリアとしては、「ドコモ」が132名(26.4%)で最も多く、続いて「楽天モバイル」が96名(19.2%)、「au」が75名(15.0%)、「ソフトバンク」が56名(11.2%)と、大手キャリアが上位を占める結果となりました。

また、「UQモバイル」が53名(10.6%)、「ワイモバイル」が48名(9.6%)などのサブブランドにも一定の関心が集まり、「IIJmio」「LIBMO」などのMVNOへの回答もみられました。

■販売してほしい端末は「iPhone」が圧倒的

<1円スマホとして販売してほしい端末は?>

販売してほしい端末は「iPhoneシリーズ」が301名(60.2%)と6割を超え、Apple製品への高いニーズが示されました。

一方、「Android」は135名(27.0%)、「特にこだわりはない」は64名(12.8%)でした。

■1円スマホ購入をきっかけに格安SIMへの乗り換えに前向きな層が6割

<「1円スマホ」購入をきっかけに格安SIMへの乗り換えを検討したいですか?>

1円スマホ購入をきっかけに格安SIMへ乗り換え検討してみたいかについては、「少し思う」が220名(44.0%)で最も多く、「強く思う」が82名(16.4%)と続き、合わせて6割が前向きな姿勢を示しました。

一方、「あまり思わない」が152名(30.4%)、「全く思わない」が46名(9.2%)と、現状維持を望む層も4割存在することがわかりました。

※本アンケート結果を引用する際には下記URLを出典元として記載してください。

https://www.iid.co.jp/contents-Internet/1yen-smartphone/

■「LiPro」について

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