アトランタにおいて物流不動産開発事業に参画 ~アメリカにおける物流不動産事業の第1号案件~
阪急阪神不動産株式会社は、今般、当社の100%子会社である現地法人“Hankyu Hanshin Properties USA LLC”(以下、「HHPUSA」)を通じて、アメリカで初めて物流不動産開発事業に参画することとしました。具体的には、アトランタ都市圏においてTrammell Crow Company、シービーアールイー株式会社等と共同で物流不動産開発を行うものです。なお、同事業にはHHPUSAのほか、京阪神ビルディング株式会社、日鉄興和不動産株式会社の2社が出資します。
アトランタ都市圏※は、人口増加率やGDP成長率が全米の平均を上回る伸びを示しているなど、成長性が高く、また、世界最多の発着回数を誇るハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港をはじめとした交通インフラが集積し、全米4位の物流マーケットが形成されています。
本事業の所在地は、アトランタ市の中心部から北東に約70kmのところに位置しており、州間高速道路985号線及び85号線へのアクセスが良好なことから、ネット通販や生活消費財などの保管倉庫や配送センターとしての物流ニーズに適した立地であり、物流不動産の需要は十分にあると見込まれます。
※アトランタ市を中心とする地域全体が経済的関連をもつエリアのことで、行政によって定義されています。
当社では、2022年にHHPUSAを設立し、5案件の賃貸住宅事業を進めておりますが、今後も引き続きアメリカにおける不動産事業の拡大を目指してまいります。
■本事業の概要
外観(イメージ)

名称 Buford Creek Business Center
所在地 3228 Whidby Road, Buford GA
敷地面積 約233,500平方メートル
延床面積 約63,800平方メートル
竣工 2026年(予定)
■本事業の物流不動産物件所在地

■Hankyu Hanshin Properties USA LLC の概要
名称 Hankyu Hanshin Properties USA LLC
資本構成 阪急阪神不動産株式会社 100%
設立日 2022年4月5日
主な業務内容
アメリカにおける不動産事業(賃貸・売買・開発ほか)、
現地プロジェクトの進捗管理、市場調査、新規案件の探索、
現地企業との関係強化、新たなパートナーの探索
■阪急阪神不動産株式会社の概要
名称 阪急阪神不動産株式会社
所在地 大阪市北区芝田一丁目1番4号 阪急ターミナルビル内
代表者 福井 康樹
資本金 124億円
売上高 1,363億円(2024年3月期)
事業内容
オフィス・商業施設の賃貸、不動産開発、エリアマネジメント、不動産ファンド、マンションの分譲・賃貸、戸建住宅・宅地の分譲、仲介、リフォーム、賃貸管理、土地活用など
従業員数 1,008名(2025年3月現在)
■Trammell Crow Company の概要
名称 Trammell Crow Company
資本構成 CBRE, Inc 100%
設立日 1948年
主な業務内容
アメリカにおける不動産事業(オフィスビル、物流施設、ライフサイエンス施設、集合住宅、医療施設などの開発に加え、複合用途施設の企画・建設)
■シービーアールイー株式会社の概要
名称 シービーアールイー株式会社
設立日 1970年2月21日
主な業務内容
法人向け不動産サービス(賃貸・売買仲介、アセットマネジメント、プロパティマネジメント、不動産鑑定評価などの17の幅広いサービスライン)を展開
■京阪神ビルディング株式会社の概要
名称 京阪神ビルディング株式会社
設立日 1948年12月24日
主な業務内容
データセンタービルやオフィスビル、商業施設などの賃貸事業を展開
■日鉄興和不動産株式会社の概要
名称 日鉄興和不動産株式会社
設立日 1997年3月24日
主な業務内容
オフィスビルや外国人向け高級賃貸マンションを開発・賃貸する不動産賃貸事業と、マンション分譲事業・物流施設事業を展開
阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/8de684efe0c47d09875f3c0ea3deed026b8da168.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
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