オラクル、Oracle AI Agent Studio for Fusion Applicationsを拡張し、Agentic Applications Builderとワークフロー・ツールを提供

Oracle AI Agent Studio for Fusion Applicationsの最新機能により、成果主導型AIの大規模導入と価値の可視化を実現

日本オラクル株式会社

Oracle AI World、ロンドン - 2026年4月14日

 

(本資料は、米国2026年3月24日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)

オラクルは本日、AI自動化やエージェント型アプリケーションの構築・連携・運用を包括的に支援する開発プラットフォーム「Oracle AI Agent Studio for Fusion Applications」の最新アップデートを発表しました。今回の「Oracle AI Agent Studio」のアップデートには、新たに追加された「Agentic Applications Builder」に加え、ワークフロー・オーケストレーション、コンテンツ・インテリジェンス、コンテキスト・メモリ、ROI測定を支援する新機能が含まれています。

オラクルのアプリケーション開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるクリス・レオーネ(Chris Leone)は次のように述べています。「企業が実証実験の段階を超え、AIの全社展開を本格化させる中で、自社固有のワークフローや専門分野、運用上の優先事項に合わせてAIを最適化できることが重要となります。『Oracle AI Agent Studio for Fusion Applications』を通じて、お客様およびパートナーが、より自律的なエンタープライズに向けた基盤を構築できるよう支援します。開発者は自然言語を使って、エンタープライズAIエージェントを活用したAI自動化やエージェント型アプリケーションを簡単に作成できます。これらのアプリケーションは、推論やさまざまな業務システムでのアクション実行、プロセスの継続的な運用を可能にします。これにより、ダッシュボードやコパイロットの枠を超え、ガバナンス・信頼性・セキュリティといった企業に求められる要件を満たしつつ、業務を能動的に推進するAI搭載アプリケーションへと進化できます。」

「Oracle AI Agent Studio」の最新アップデートは、新しい「Oracle Fusion Agentic Applications」と、急速に拡大する「Oracle Fusion Cloud Applications」のAIエコシステムを支援します。「Oracle AI Agent Studio」を使うことで、組織は従来のアプリケーション開発なしに、オラクルやパートナー、外部のエージェントを再利用しながら、AIによる自動化やエージェント型アプリケーションを簡単に構築し、連携・実行できます。さらに、組み込みの可観測性、ROI測定、セキュリティ、監査可能性、ガバナンスにより、エージェントは価値を定量的に提供し、責任ある形で大規模に運用できます。最新アップデートには以下が含まれます。

  • Agentic Applications Builder: オラクルやパートナー、外部のエージェントを活用して、結果重視のエージェント型アプリケーションを構築できるよう支援します。AIを活用した自然言語ベースの環境により、コーディングやアプリケーション開発の知識がなくても、ユーザーはエージェントの選択、ワークフローの構成、エンタープライズデータの接続が可能です。 

  • ワークフロー・オーケストレーション: 複雑な業務プロセス全体にわたり、信頼性の高いエンタープライズクラスの実行を大規模かつ確実に行えるよう、組織を支援します。新しいオーケストレーション機能により、各ステップ間の作業の流れを制御するルールや組み込みロジック、人による監視を活用して、数ステップ・複数エージェントによるタスク実行を調整できます。 

  • コンテンツ・インテリジェンス: 社内外の非構造化データ(自社データやサードパーティデータ)をトランザクションデータと統合することで、自動化の範囲を拡大し、意思決定の質を向上させ、エンタープライズデータの価値を最大化できるよう支援します。これにより、非構造化コンテンツを、エージェントが理解してアクションにつなげられる実用的な文脈シグナルへと変換できます。 

  • コンテキスト・メモリ: エージェントがやり取りやワークフロー、他のエージェントとの連携などを通じて文脈を記憶し、さらにユーザーの行動から学習することで、単発のタスクだけでなく業務全体の自動化を支援し、繰り返しや手間を減らします。エージェントは、そのタスクに関連するメモリだけを取り出します。また、エージェント同士が文脈を共有することで、タスク間の連携や成果を向上させます。 

  • LLMのマルチモーダル機能: エージェントが画像、音声、動画などの非テキスト形式を含む入力および出力を処理・生成できるようにすることで、あらゆる形式の企業データから洞察を引き出し、意思決定の自動化を支援します。 

  • モニタリング、可観測性、プロンプトデモ環境: エージェントの挙動やパフォーマンスをリアルタイムで可視化し、テストやデバッグを行うことで、組織がエージェント運用への信頼性を高め、迅速な改善やプロンプトの調整を可能にし、本番環境にエージェントを確実に展開できるよう支援します。 

  • エージェントROIダッシュボード: エージェントによって得られる成果や価値を可視化することで、組織がAI施策のビジネスへの影響を把握できるよう支援します。たとえば、各エージェントがワークフローやチーム、各ビジネス部門にもたらした時間短縮やコスト削減、生産性向上の効果を把握できるようにします。 

     

拡大するオラクル認定エキスパートネットワークが、お客様のAI最適化を支援
「Oracle AI Agent Studio」のトレーニングを修了した6万3,000人以上の認定エキスパートと連携することで、お客様は豊富な経験を持つパートナーの支援のもと、高付加価値のユースケースの特定や導入の加速、さらには全社規模でのAIのパフォーマンスおよびガバナンスの最適化を実現できます。

追加費用なしで利用できる「Oracle AI Agent Studio」は、オーケストレーション、高度なテスト、堅牢な検証、組み込みのセキュリティといった使いやすいツールを提供します。これにより、「Oracle Fusion Cloud Applications」のお客様やパートナーは、AIエージェントやエージェント型アプリケーションの作成・管理を容易に行うことができます。

「Oracle AI Agent Studio」は、オラクルがAIエージェントの作成に使用しているのと同じテクノロジーを利用して、ユーザーがあらかじめパッケージ化されたエージェントやアプリケーションを拡張したり、新たに作成したり、それらを企業全体に導入・管理することを容易にします。「Oracle AI Agent Studio」で設計されたAIエージェントやエージェント型アプリケーションは、「Oracle Fusion Cloud Applications」とシームレスに統合され、複雑で複数のステップからなるプロセスを完了するために、サードパーティのエージェントと連携することができます。

Oracle PartnerNetworkによるサポート
アクセンチュアの最高AI・データ責任者であるLan Guan氏は次のように述べています。「画一的(ワンサイズ・フィッツ・オール)」なAIでは十分でないことを認識し始めています。ユースケースごとに最適な大規模言語モデルを選択できる柔軟性や、自社のビジネス要件に合わせてソリューションをカスタマイズできることが、より一層重要になっています。『Oracle AI Agent Studio』の最新アップデートにより、クライアントが利用できる選択肢がさらに広がり、カスタマイズされたエージェント型アプリケーションを構築できるようになります。」

デロイトのOracle Business担当グローバル最高商務責任者であるMauro Schiavon氏は次のように述べています。「エンタープライズAIは、タスクベースの支援から成果主導の自動化へと急速に進化しています。デロイトのクライアントは、こうした変化が、自社のビジネスに必要な統制と説明責任を確保した形で実現されることを求めています。オラクルとデロイトは協業し、組織が『Oracle AI Agent Studio』と新しい『Agentic Applications Builder』を活用して、データ、ワークフロー、ガバナンスを連携させ、エージェント型アプリケーションを大規模に構築・運用できるよう支援しています。」

KPMG Internationalのアドバイザリー担当グローバル責任者であるRob Fisher氏は次のように述べています。「真の価値を提供するためには、AIは企業が日々の業務運営のためにすでに利用しているシステムに組み込まれる必要があります。オラクルは、信頼できるAIエージェントを日常のワークフローへ直接統合することで、組織がAIを大規模に実務へ展開し、ビジネス全体にわたって意義ある変革を促進できるよう支援しています。」

PwCのオラクル担当グローバル・アライアンス・リーダーであるKevin Sullivan氏は次のように述べています。「顧客が孤立したAIユースケースから、全社横断で成果に焦点を当てたAIへと移行する中で、ワークフローを連携させ、コンテキストを管理し、効果を測定できる開発プラットフォームが必要になります。新しい『Agentic Applications Builder』を含む拡張された『Oracle AI Agent Studio』により、お客様がPwCのAgent Powered Performanceエンジンを迅速に活用できるようになることを期待しています。これによって、お客様は既存のアセットやアクセラレーターを素早く有効化し、導入を効率化できるだけでなく、『Oracle Fusion Applications』を基盤としたワークフロー全体で、大規模に価値を測定できるようになります。」

Oracle Fusion Cloud Applicationsについて

Oracle Fusion Cloud Applicationsは、組織が業務を迅速に実行し、より賢明な意思決定を行い、コストを削減できるようにする、AI機能が組み込まれた統合クラウド・アプリケーション・スイートを提供します。Oracle Fusion Cloud Applicationsには、次の製品が含まれます。

  • Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP): AIを活用した財務・オペレーション向けアプリケーションの包括的なスイートを提供し、生産性の向上、コスト削減、インサイトの拡充、意思決定の改善、内部統制の強化を支援します。

  • Oracle Fusion Cloud Human Capital Management (HCM): AIを活用した包括的な人事プラットフォームを提供し、人事プロセスとデータを統合することで、従業員ライフサイクル全体のタスク自動化、従業員エクスペリエンスの向上、人事リーダーへの実行可能なインサイトの提供を実現します。

  • Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing (SCM): AIを活用した包括的なプラットフォームを提供し、サプライチェーンとオペレーションのプロセスを統合することで、レジリエンスの強化と市場変化への迅速な適応を支援します。

  • Oracle Fusion Cloud Customer Experience (CX): AIを活用したアプリケーション・スイートを提供し、マーケティング・営業・サービスのプロセスを統合・管理することで、新規獲得、より強固な顧客関係の構築、カスタマー・エクスペリエンスの向上を支援します。

オラクルについて
オラクルは、統合されたアプリケーション・スイートと安全な自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudで提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)について詳しくは、oracle.comをご覧ください。

商標

Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。


会社概要

日本オラクル株式会社

36フォロワー

RSS
URL
https://www.oracle.com/jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
電話番号
03-6834-6666
代表者名
三澤 智光
上場
東証スタンダード
資本金
250億3300万円
設立
1985年10月